鶏ひき肉を混ぜてみよう

離乳食を始めたのが7ヶ月目。 まずは、離乳食の作り方を本で勉強。 すると、離乳食で使う食材は冷凍しておくといいことがわかりました。 早速、離乳食を冷凍させるために必要な製氷器、裏ごし器、おろし器、フリーザーバッグなどを揃えました。

まずはお粥や茹でて柔らかくした野菜を冷凍することにしました。 お粥や野菜は問題なく冷凍、解凍できたので、次は豆腐です。 豆腐は加熱してから裏ごししたものを冷凍しました。

ただ、冷凍した豆腐については問題発生。 冷凍した豆腐を解凍してみると、豆腐は食感がよくないだけでなく、パサパサ。 「これは食べてくれないかも?」と思い、冷凍するのは断念。 ただ、豆腐は離乳食の食材として頻繁に使っていたので、どうにか冷凍できないか考えていました。

そんなとき、「豆腐に鶏ひき肉を混ぜて団子にしてから冷凍するとパサパサしないよ」というのを教えてもらって、早速作ってみました。

↓レンジで2分30秒温める↓

材料は絹ごし豆腐半丁(約170g)と鶏ひき肉は100gと片栗粉(小さじ1)だけ。 尚、離乳食の場合は味付けは特にする必要はありません。

作り方はボウルに絹ごし豆腐と鶏ひき肉と片栗粉を入れてよく混ぜます。 その後、粘りが出てきたら、小さじスプーンですくって団子を作ります。 団子が作れたら、沸騰したお湯の中に入れます。 ゆで時間は約2分。 茹でたらお湯から出して、お皿に盛り、粗熱を取ります。 粗熱が取れたらフリーザーバッグに入れて冷凍します。

冷凍した鶏ひき肉入り豆腐団子はレンジで解凍すればOK。 食感はなめらかで味もおいしい。 これならおいしくいただけます。

ちなみに我が家ではカップに「製氷器に冷凍させた出汁」と「冷凍の鶏ひき肉入り豆腐団子」を一緒に入れてレンジで温めています。 これならレンジだけで作れるので本当便利です。

目次

食べさせるタイミング

豆腐は離乳食初期から食べさせることができます。消化が良く柔らかいだけでなく、良質な植物性タンパク質が豊富に含まれていますので離乳食の食材としてはもってこいです。 ただ、豆腐の原料である大豆は「特定原材料に準ずるもの20品目(赤ちゃんがアレルギーを起こしやすい食材のこと)」のうちの1つなので、慎重に与えなければなりません。

まずは10倍粥から始め、ノド越しの良い野菜に進み、その野菜に慣れた頃に豆腐をスタートさせましょう。 具体的には離乳食開始から1ヵ月が経過したころからスタートするのがいいです。

離乳食で使う豆腐の選び方

スーパーには様々な種類の豆腐が所狭しと並んでいます。木綿豆腐・絹ごし豆腐・寄せ豆腐・焼き豆腐などがありますが、初期は舌触りが滑らかな絹ごし豆腐がいいです。尚、木綿豆腐や焼き豆腐も原材料はほとんど同じなので初期から食べさせることはできますが、絹ごし豆腐に比べると固いので飲み込みが上達にできるようになってからトライするのがいいです。

あと、豆腐を選ぶ際に忘れずに確認してほしいのがパッケージに書かれている原材料名。 原材料を確認すると、原材料名の横に「遺伝子組み換えでない」と書かれているものがあります。これは原材料が「遺伝子組み換え作物ではない」ことを意味しています。

遺伝子組み換え作物を使って作られている「遺伝子組み換え食品」はアレルギーやガンなどの健康被害を引き起こす場合もあると言われていますので、避けたいです 少なくとも原材料名に「遺伝子組み換えの心配がない国産丸大豆」や「大豆(遺伝子組み換えでない)」と記載されているものを選びましょう。

最初の量

最初は「小さじ1杯」からスタートします。 赤ちゃんの内臓はまだまだ未熟でたくさんのタンパク質を消化することができませんから、必ず「小さじ1杯」を守って与えましょう。

初めて豆腐を食べさせた後は赤ちゃんの様子をしっかりと観察します。豆腐は「アレルギーを起こしやすい食べ物」と言われているので、蕁麻疹が出ていないか、粘膜が腫れたり赤くなったりしていないか、嘔吐や下痢の症状はないか、咳やくしゃみをしていないかなどをしっかりと観察しましょう。

離乳食の豆腐の調理法

暑い夏などは冷ややっこで食べさせたくなるところですが、離乳食で与える場合は加熱が必須となります。 なぜ加熱する必要があるのかと言うと、主な理由は「殺菌」。

豆腐は大豆を加熱して作るので加熱済みの食品と言えますが、問題となるのはそのあと。出来上がった豆腐は水にさらされることになりますので、雑菌が付いてしまうこともあります。 そこで確実に雑菌を殺菌するために、加熱処理が必要になるのです。 尚、加熱は初期だけでなく、離乳食が完了するまで必要なのでお忘れなく!

加熱は鍋で湯通しするのも良いですが、電子レンジで加熱すると簡単です。 電子レンジを使うときは、豆腐を耐熱皿に載せて、ラップをかけずに温めます。温める時間の目安は60g(1/5丁)につき1分30秒。加熱すると水分が出るので、軽く水を切ってから調理しましょう。

初期はすり潰して、慣れてきたら細かく切ってから与えましょう。 調理法としては米粥と混ぜ合わせた「豆腐のお粥」、ホットケーキミックスに混ぜた「豆腐パンケーキ」、鶏のひき肉と混ぜた「豆腐ハンバーグ」がおすすめです。

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