乳腺炎予防にも最適
母乳育児が推奨されている今、母乳で悩むママが度々話題になります。 実際、私が出産した産院では、「母乳で育てたい」という希望を伝えると、赤ちゃんの体重が減りすぎてしまった場合のみミルクを足すという方針。 一方、「混合で育てたい」という希望を伝えると初めからミルクを足していく方針でした。
第一子を出産した翌日、同じ日に出産した産婦が集まって授乳指導を受けることになり、まず初めに指導を担当する助産師さんから「母乳で育てたいと思っているのかどうか」の確認がありました。 1人ずつ順に聞かれ、大半の人が「できれば完母」と目を輝かせながら答えていました。
私はというと「母乳で育てられたらいいかもなー」と思っている程度で、そこまで熱心に「完母」とは考えていなかったのですが、周りの産婦さんの熱気に押され、私も思わず「はい!できれば完母で!」と答えてしまいました。
結局、完母で育てることになったのですが、産後3日目からようやく母乳の量が増え始め、退院するころには母乳パッドが必須になるほどしっかり出るようになりました。 それ以降、しばらくは順調でした。
しかし、産後2ヶ月あたりから乳腺がパンパンに張って痛くなるようになりました。 しかも、夕方に母乳の出が悪くなることも多々起こるようになりました。 実は、たんぽぽ茶は妊娠中から飲んでいました。 妊娠中はコーヒーの代わりになる飲み物としてたんぽぽ茶を飲んでいたのですが、出産後もたんぽぽ茶は継続して飲んでいました。
ただ、たんぽぽ茶を飲んでいても、母乳の出が悪くなることもあったので、先輩ママに相談してみると、母乳に良いハーブティーがあることを教えてもらいました。 早速、教えてもらったハーブティーを注文して飲むことにしました。 すると、独特な香りと味にびっくり(香りと味については以下で詳しく書きます)。 ただ、このときは母乳トラブルを解決したかったので、我慢して飲むことにしました。
すると5日程度で乳腺のトラブルや夕方に母乳の出が悪くなることがなくなりました。 さすが、先輩ママのおすすめだけあって効果はすごいと思いました。 ただ、このハーブティーは私の好みの香り、味ではなかったので、毎日飲むのは大変だった思い出があります。
なので、まずは「完母」とお考えのママはたんぽぽ茶を飲むといいです。 私が飲んでいるたんぽぽ茶なら嫌いな人は少ないんじゃないかと思うほどおいしいです。 それでも母乳が出にくいなどのトラブルが起こった場合にはハーブティーを飲むといいでしょう。
それでは、先輩ママから教えてもらったハーブティー(AMOMA ミルクアップブレンド)について詳しくレポートしたいと思います。 尚、上で紹介した「たんぽぽ茶」の詳細なレポートはたんぽぽ茶ってどんな味をご覧ください。
「AMOMA」のミルクアップブレンド
AMOMA ミルクアップブレンドを注文する
先輩ママに教えてもらったハーブティー(AMOMA ミルクアップブレンド)なのですが、実は紅茶やフレーバーティーが苦手な私。かろうじてジャスミンティーは飲むことができます。 果たして、そんな私でも飲むことができるのでしょうか? 少々不安を持ちながら注文してみました。
ミルクアップブレンドは「通常お届け」「定期お届け便」のどちらかを選ぶことができます。 定期お届け便だと初回は半額で、「母乳育児読本」をプレゼントしてもらえます。 1ヶ月に1袋のお届けで2回目以降はずっと10%OFF。全国どこでも送料無料。さらに解約はお届け回数に関わらずいつでもOKとのことなので、定期購入を選ばない理由が見つかりません。 「1ヶ月定期に申し込む」をクリックし、注文画面に移りましょう。
初めて購入する場合は会員登録が必要とのことなので情報を入力していきましょう。 氏名、郵便番号、住所、電話番号、メールアドレス、パスワードをそれぞれ入力、そして「AMOMA」を知ったきっかけを選択肢からチョイスします。 これで登録は終了、続いて注文です。
配送会社は選べず「メール便」のみとなっていますが、この場合お届けまで1週間程度かかるようです。いち早く手に入れたい時は200円追加することで宅配便に変更することができるとのこと。私は特に急いでいないので「メール便」のまま次へ。 支払方法をクレジットカード・NP後払い(コンビニ支払い・銀行振込、郵便振替)のから選びます。 今回はNP後払いを選択。これで注文完了です。
注文が確定すると確認メールが届きました。 お届けの目安は発送後3~7日。ポスト投函ということ。いつ届くか、楽しみです。
同封の母乳育児読本は役立ちました
注文から3日後に発送完了メールが届きました。「ゆうメールにて3~7日後にポストに到着する」ということなのでもう少し時間がかかりそうです。 結局届いたのは5日後。
植物のイラストが描かれたA4サイズよりも大き目の白い封筒には「AMOMA」という会社名と住所が書かれているくらいで、その以外に中身を推察できるような文字は一切書かれていません。 ドキドキしながら紙袋を開けると、中から出てきたのはB5サイズでエメラルドグリーンのジップ付きパッケージ。
それにしてもティーバッグが30個入っているということで、思ったよりもズッシリしています。 市販されている紅茶のティーバッグと比べるとちょっと重いような気がして調べてみると、一般的な紅茶のティーバッグが1個2.0gのところミルクアップブレンドは1個が2.5g。 様々なハーブがたっぷりと入っているのでしょうね。
ミルクアップブレンドのパッケージの他には、お買い上げ明細書、請求書、担当者のメッセージと商品の紹介が表裏に書かれた用紙、「母乳育児読本」という小冊子、「ミルクアップブレンド」の飲み方が分かりやすく書かれている手書き漫画。
この中で最も気になったのが、助産師さんが監修している「母乳育児読本」。授乳期にママが摂るべき栄養や乳腺炎のことなどが写真やイラスト付きで分かりやすく書かれています。しかも「卒乳」のことまでも記載されています。 小冊子なので、「母乳育児のいろは」がすべて網羅されている訳ではありませんが、巻末のQ&Aには母乳育児中のママにとって役立つ情報がたくさん載っていました。
こういった「ちょっとした疑問」はどこに相談すべきか悩むので、初めての育児に奮闘しているママにはありがたいですね。 実際、私も母乳育児中に疑問を感じていたことが幾つか載っていたので、ホント助かりました。
そして、もう1つ気になったのが手書き漫画。タイトルに「楽しく分かる!~ミルクアップブレンドの飲み方~」とあり、母乳育児に悩むママが主人公。 ミルクアップブレンドの特徴や飲み方、味の紹介だけでなく、母乳量アップの秘訣まで書かれていました。 全てが手書きなので、より優しさが伝わってきます。
この漫画の最後には、「スタッフは皆出産を経験している子育て中のママです。母乳のことなどお悩みがあればお気軽にご相談下さい」と書かれていました。 育児は孤独になりがち。 そんなときに、話を聞いてもらえる人がいるというのは心強いです。
カレーの香り?
さて、「ミルクアップブレンド」の入ったエメラルドグリーンのパッケージを開けてみましょう。 切り口を破り袋を広げると…、あれ?カレー? 凄まじいカレーようなの香りが部屋中に広がりました。しかもレトルトカレーではなく本格的なカレーの香り。我が家の近くにカレーパウダーの工場があるのですが、まさしくその工場の近くと通ったときの香りと同じ。 何じゃこりゃ?慌てて原材料を確認しました。
「ミルクアップブレンド」の原材料はフェンネル・フェヌグリーク・たんぽぽ(根)・レモングラス・ネトル・クリーバーズ・レモンバーベナー・ジンジャー。 カレーの香りの原因はどうやら「フェヌグリーク」のようです。 この「フェヌグリーク」は世界各地で使われているスパイスとのこと。 「フェヌグリーク」の効果は母乳の分泌を促進してくれるとのこと。
また、「フェンネル」「たんぽぽ(根)」「レモングラス」も女性ホルモンを活発化させることで母乳の出を良くする効果があるとのこと。 さらに、「クリーバーズ」は母乳のつまりを予防してくれる効果があるとのこと。 最後に、「ジンジャー」は血行を促進し体を温める効果があるとのこと。
このように「ミルクアップブレンドには母乳に良いと言われる成分がたくさん入っているので、ママに評判がいいのも納得です。
どんな味なのか?
ミルクアップブレンドの美味しい飲み方は、ティーポットまたは大き目のマグカップにティーバッグを入れ、200~500mlの熱湯を注ぎ、そのまま数分置いておけばいいとのこと。 早速、パッケージから取り出しますが、カレーの香りが辺りに漂い、何だかすでに満腹気分です。 熱湯を注いでもカレーの香りは同じで、「この香りのままの味だったら飲めないかも…」という不安でいっぱいになりました。
数分経過。思ったよりも色が出ていません。さらに数分待ちましたが、これ以上は色が出ないよう。さて、カップに注ぎましょう。 「きっとカレーという香りだろうな」と思いつつ、覚悟を決めてカップを鼻に近づけると、「あれ?そこまでカレーじゃない!」カレーの中にわずかに爽やかさが混じったような複雑な香りです。
ドキドキしつつ口に含むと、うん。カレー味ではありません。 これだけカレーが香ったにも関わらず、一切カレーの味を感じません。以前飲んだことがあるレモングラスのバーブティーに近い味です。 飲み終わり、カップを遠ざけると、再びカレーの香り。うーん、不思議。
バーブティーというともっと爽やかな香りと味をイメージしていましたが、それとは随分かけ離れた香りと味でした。 この香りと味は、飲む人によって好みが分かれるでしょうね。 でも、母乳の出で悩んでいた時には助けてもらった飲み物なので複雑な気分です。
最後に
上でも書きましたが、母乳で悩んでいるママには飲んでもらいたいのですが、味は決して飲みやすいとは言えないのが本音。 そこで、おいしく飲む方法はないのかいろいろ考えてみました。 具体的には牛乳、はちみつ、砂糖、豆乳を加えてみました。
ただ、それぞれ単独で加えたときはあまり飲みやすくなりませんでした。 それから、牛乳、はちみつ、砂糖、豆乳を組み合わせて加えてみた結果、一番おいしく飲む方法がわかりました。 それが、「カップ1杯(180ml)のミルクアップブレンド+牛乳大さじ2+はちみつ小さじ1」の組み合わせでした。 もし、ミルクアップブレンドが飲みにくいと感じたときは是非試してください。
AMOMAの公式情報です
母乳神話について
「完母で育った子どもの方が体が強いとか頭が良くなる」など、様々な「母乳神話」があり、「可愛い我が子の将来のことを考えると絶対に完母で育てたい」と追い込まれてしまうものです。 なので、母乳で育てることができるかどうかはママにとっては大きな問題となります。
私は運良く2人の子どもを完母で育てることができ、現在、長男は現在6歳、次男は4歳ですが、いわゆる「母乳神話」に対しては日々「?」と思っています。 我が家の長男は赤ちゃんのころこそ大きな病気をしませんでしたが、幼稚園に入園すると2週間に1度のペースで風邪を引き、その風邪を漏れなく次男がもらい、それが回復した頃に長男が次の風邪を引く…ということの繰り返し。先が見えない病院通いに嫌気がさすこともしばしばありました。
実はこの状態、今でも変わっておらず、頻繁に体調を崩すので、2人とも決して体が強い方ではないようです。 ミルクで育てていたらどうなっていたのか、気になるところですが、今となっては検証もできません。
あくまで私個人の意見ですが、母乳神話のような効果を期待して「絶対に母乳!」というのはどうなのかな?と思います。 もちろん、母乳育児なら哺乳瓶を消毒する必要が無く、粉ミルクも買わなくて良いなどのメリットは確かにあります。また、「私が育てている」という意識が自然と高まりました。
ただ、母乳育児中はすぐに空腹になってしまうため食事の量や間食が増えがち。 その結果、エンゲル係数は右肩上がり。母乳育児をすると赤ちゃんではなくママの食事代が高くなります。 しかも、卒乳後に同じ食生活をしていると当然のことながら太ってしまうので、注意しなければなりません。
このようにメリットばかりとは言えない母乳育児。 しかし、「できることなら母乳で育てたい」と思うのがママ心。 なので、完母がスムーズにできるように上で紹介したたんぽぽ茶やハーブティーや不妊改善や授乳中の水分補給に最適な飲み物で紹介しているルイボスティーを準備しておくといいです。