運動なしで10キロ痩せたい

結婚・出産を機に仕事を辞め、専業主婦として毎日を送っていた私。

子供が小さいときは、1日の生活が子育てを中心で回っているので、自分の容姿などを気にする時間もなくなってくるものです。 そして、子育て中にちょっと暇なときができると、自分のご褒美としてお菓子などの甘い物を食べていました。 その結果、私の体重は10キロ増え、服のサイズはLからLL、さらに3Lにまでになってしまったのです。

そんな私が10キロ痩せようと思ったキッカケは当時6歳、幼稚園の年長クラスにいた息子の何気ない一言でした。

息子「あのさ、ママ。 悪いんだけど、ほんと～に悪いんだけど、もう、おばあちゃんみたいだね。」
私 「何を突然。おばあちゃんって、ちょっと失礼すぎない？いったいどういう感覚でその言葉が出てくるのよ。（怒）」
息子「だから、ほんと～に悪いんだけどって断ったじゃんか!!!」
私「どの辺が、おばあちゃんなのよ！（怒×2）」
息子 「だって、髪も服装もグチャグチャだし、太ってるじゃん。ちょっと？」

このとき、息子の顔には「やばい。予想外にもかなり怒らせてしまった。言わなければ良かった。失敗した」という微妙な表情が浮かんでいましたが、そんな事より私は、息子の言葉が、グサッっと心に突き刺さりました。息子にとっての「おばあちゃん」のイメージがどんなものなのかは分りません。

でも、6歳の息子の何気ない一言は嘘偽りのない真実！ このときは精神的にもガックリしてしまいましたが、数日経つと「ガックリばかりもしていられない」という気持ちにもなり、これがきっかけで私のダイエットのやる気指数は100％になったのです。

もくじ

• ダイエット開始時の体型を公開します
• 運動なしのカロリーコントロール法を実践したが失敗
• ダイエット食品を使って再チャレンジ
• 防風通聖散を飲んでさらに痩せる
• 2ヶ月目までの体重や体脂肪率の変化
• ダイエットの停滞期に突入
• 4ヶ月目で10キロ痩せることに成功
• まとめ

さっそくですが、私のダイエット開始時のデータです。 データの値は「オムロンの体重体組成計 カラダスキャン」で測定した値です。

ちなみに体年齢は46歳とありますが、実年齢は35歳。 体重にもショックを受けましたが、体年齢の46歳にはかなりのショックを受けました。 でも、最近、階段の上り下りも息切れするようになっていたので、体年齢を46歳と測定されたのも仕方がないかもしれません。

息子のキツイ一言でダイエットを決意した私ですが、ひとことでダイエットといってもその種類は様々。 サプリメント、カロリーコントロール、運動など･･･。

「どれを選んだら痩せるのかな？」

出産してからは運動はまったくしていません。 なので、できれば運動なしで痩せられる方法がいいと思いました。 そこで、私が選んだのが「カロリーをコントロールして痩せる方法」です。

「カロリーをコントロールして痩せる」では、まず、食べる量（摂取カロリー）をチェックします。 次に、「1日の運動量 ＋基礎代謝量」（消費カロリー）をチェックします。

ここで「摂取カロリー」＞「消費カロリー」となってしまうと、余ったエネルギーが脂肪になって太る原因になります。 なので「摂取カロリー」＜「消費カロリー」となるように考えながら食事をする必要があります。

上の測定結果より、「1日の運動量 ＋基礎代謝量」（消費カロリー）を2000kcalに設定しました。 つまり、1日の摂取カロリーは2000kcal以下に設定しました。 （ちなみに、この設定が後になってかなり間違っていることがわかりました）

そして、食事の摂取カロリーの計算方法は、ネットなどで見かける「ご飯茶わん1杯が約180kcal」と書かれたものをプリントアウトし、それを基に「摂取カロリー」を計算しました。

「カロリーをコントロールして痩せる方法」を1週間続けた結果は次の通りです。

正直、泣けました。 1週間、痩せるためにいろいろしていたはずなのに、なぜ、1ｇも減らず1.5キロも体重が増えなければならなかったのでしょうか？

今回、ダイエットに失敗した理由をいろいろ考えた結果、原因は以下の2つだと確信しました。

まずは「1日の摂取カロリーを2000kcalに抑える」という設定がダメ。 運動なしで痩せたい場合、1日に2000kcalというのは食べ過ぎだったのです。

次が「大まかな摂取カロリーの計算」がダメ。 やはり、きちんと計算すべきだったとしか言えません。

今度はダイエットに失敗しないように上記の設定を見直すことにしました。 まず、「1日の摂取カロリーは1500kcal以内に抑える」ことにしました。 また、摂取カロリーの計算は最初からカロリー表示があり、栄養バランスのことも考えてダイエット食品（私はオルビスプチシェイクを選びました）を購入し、朝食と夕食はオルビスプチシェイクとおかず1品にしました。

そして、昼食はお弁当を手作りすることにしました。 なぜ、お弁当にしたかというと、お弁当ならお弁当箱の容量でカロリーを調整できるからです。今回は500mlのお弁当箱を使いました。 500mlのお弁当箱なら、「揚げ物を入れない」「ご飯はお茶碗半分」にすれば500kcalに抑えることができます。

まず、家族に「今週1週間は、ダイエット強化週間ということで頑張るよ」と宣言。有言実行で頑張る事にしました。 すぐに誘惑に負けてしまうので、私がダイエットをする時はいつも周りの人に話をしてから始めることにしています。

それでは、1日目の食事内容と摂取カロリーを掲載します。 それ以降については昼食のお弁当と夕食のおかずが変わる以外は1日目と同様の食事を続けました。

1日目

朝食
オルビスプチシェイク（フレッシュストロベリー）（牛乳を含む）　150kcal
ジンジャーティー（紅茶＋0シュガー＋生姜）　5kcal

オルビスプチシェイクにはフレッシュストロベリー味、ホワイトピーチ味、フルーティーベリー味などの味があります。どの味でも、90kcal未満。 そして、オルビスプチシェイクは通常、牛乳に混ぜていただきます。

牛乳は100mlで70～80kcalです。 オルビスプチシェイクには鉄分や食物繊維、11種類のビタミンも入っているので、ダイエット中でも栄養が偏る心配はありません。

ジンジャーティーは、普通の紅茶にすった生姜と0カロリーの砂糖を入れたものです。 生姜は体を温めて代謝を良くしてくれると聞いていたので、飲んで損なしという事ですね。

昼食
弁当　500kcal

夕食
オルビスプチシェイク（フレッシュストロベリー）　150kcal
月見そば　480kcal
納豆　200kcal

1日目の食事の摂取カロリー合計
1485kcal

上記のオルビスプチシェイクを中心とした食事は1週間続けました。 そして、2週目からはオルビスプチシェイクを中心とした食事に加えて防風通聖散という漢方薬も飲むことにしました。

今まで漢方はダイエットに関係のないものだと思い気にも止めていなかったのですが、友達に「漢方なら余分な脂肪を便と共に出してくれるだけでなく、体質も改善できるよ」って教えてもらい、漢方に興味を持ちました。 早速、ネットで調べてみると種類の多さにもビックリ。いったいどれを購入して良いものなのか、ずいぶん悩みました。

痩せることを目的とした漢方の代表は、防風通聖散（ぼうふうつうしょうさん）、加味逍遥散（かみしょうようさん）、大柴胡湯（だいさいことう）など、ふりがながなければ絶対に読めないようなものばかりです。

それぞれの説明分には、「お酒が好きで皮下脂肪より内臓脂肪のほうが多い人」「なぜだか下半身だけに脂肪がついてしまった人」「脂肪というより水分のとりすぎでいわゆる水太りになってしまった人」などが書かれていました。

そして、私が選んだ漢方は「生漢煎　防風通聖散」です。 この「生漢煎　防風通聖散」を食前（食事の約30分前）にぬるま湯で飲んでから食事をするようにしました。 ちなみに、漢方というと「まずいんじゃないの？」「ニオイを嗅いだだけで飲めないってことはないの？」という方もいるかもしれません。

私が飲むことにした「生漢煎　防風通聖散」はハッキリ言っておいしいとはいえないかもしれませんが、ニオイはあまり気にならなかったので飲めないほどの味ではありませんでした。 そして、生漢煎　防風通聖散を飲み始めて4日目からお通じがよくなり、なんだかお腹周りがすっきりしたように感じました。

それでは、ダイエット開始から2ヶ月目までの体重、体脂肪率、BMI、基礎代謝、体年齢の変化をご紹介します。

ダイエットを開始して1週間で失敗したときは、どうなるか心配でしたら、その後、１日の摂取カロリーを1500kcal以内に抑え、「生漢煎　防風通聖散」を飲み始めた結果、2ヶ月で体重は7.2キロ落ちました。 結果が見え出すとうれしいものです。

上で「2ヶ月で体重が7.2キロ落ちた」とご報告しました。 ここまでは順調に体重が落ちたといっていいでしょう。 でも開始から3ヶ月目から体重が全然、減らなくなってしまったのです。

3ヶ月目は、どんなに食事のカロリーを1500kcal以内にしても体重が減るどころか、増えている日もあり、イライラする日が増えました。 こんな状態であったため、カロリー計算をしている自分が馬鹿らしくなったときもあります。こちろん、「これはダイエットの停滞期！この時期を乗り切らないとダイエットに成功しない」ということは分っていました。

通常、ダイエットの停滞期は短い人で1週間、平均3週間程度と言われています。 なので、このときは心の中で「停滞期は3週間で終わる」と呪文のように言い聞かせていました。でも、3週間過ぎても停滞期は終わりません。

このときは「もうダイエットは辞めよう」と何度思ったか分りません。そして、自分の心の中で、いろんな声が飛び交います（笑）。

「もう、十分痩せたから、普通の生活に戻りなよ」
「いや、ここで辞めたら、絶対リバウンド確実。いままでの3ヶ月を無駄にする気か？」
「実は、もう停滞期が終わってるかもしれない。だって体重が減らなくなってから3週間も経っているんだから、停滞期だって思わないで、いいんじゃないの？」
「息子に、もう一度おばあちゃんみたいと言われたいか～」

このように自分の心の中で天使と悪魔の戦いが始まっていました。 そんなとき、私がダイエットをしている事を知っているお友達のママさんからある事を言われました。

お友達「ねえ、このままいけば、○○くん（息子の名前）の卒園の時には、9号のスーツ着れるんじゃないの？」
私「9号？ まさか、そこまでは無理なんじゃないの？ 9号のスーツなんて着てみようと思ったこともないよ。でも、待てよ。もしかして、もしかしたら・・・」

忘れかけていたダイエットのやる気に追い風が吹いて来ました。この時、息子の卒園が約1ヶ月後に迫っていました。そして、私のダイエット停滞期は1ヶ月で終わりました。

失いかけていたダイエットのやる気が戻ったと同時に私は停滞期を抜け出すことが出来ました。 お友達の一言が無かったら、もしかしたらダイエットはやめていたかもしれません。 お友達には本当に感謝です。

さて、停滞期を過ぎてからは1日の摂取カロリーを1500kcalから1800kcalにして、食前には「生漢煎　防風通聖散」を飲む生活を続けました。そして、停滞期を過ぎてから1ヶ月後（ダイエット開始から4ヶ月）に今回のダイエットを終了させることにしました。

ダイエット開始から4ヶ月で終了させようと思った理由は以下の通りです。

停滞期を乗り越えたから
標準体重よりも体重を軽くする事が出来たから
周りの人から「病気なの？」と聞かれるぐらい痩せることができたから
子供の卒園前の個人面談で、先生が「すみません。面談とは全然関係ないんですけど、お母さんはどうやって痩せたか教えていただけますか？」と言われたから。（これ、ホントです）
なにより、息子の卒園式で9号のスーツを着て出席することができたから

ダイエット4ヶ月目の結果は以下の通りになりました。

とうとう10キロ痩せることができたので、今回のダイエットのきっかけを作ってくれた息子に報告。

私 「10キロ痩せたよ。これでもう、おばあちゃんじゃないでしょ」
息子「え?なんの話？オレそんな事言ってないよ」

息子にこんなことを言われるなんて予想していませんでした。 もうガックリです。 まあ、子供ってそんなもんですかね（苦笑）

「オルビスプチシェイク」と「生漢煎　防風通聖散」どちらがよかった?

今回、1日の摂取カロリーの計算が面倒だったので「オルビスプチシェイク」を利用しましたが、自分で1日の摂取カロリーを計算できる人は「オルビスプチシェイク」を使う必要はないです。 大切なことは、「痩せるためには自分で決めた1日の摂取カロリーを守るということです。

なので、「オルビスプチシェイク」と「生漢煎　防風通聖散」のどちらを使おうか迷ったら、「生漢煎　防風通聖散」を飲んでみるといいでしょう。 上でも書きましたが、「生漢煎　防風通聖散」を飲み始めたら、痩せることができただけでなく、便秘、冷え性の改善もでき、体調がよくなりました。 味は漢方なのであまりおしいとは言えないですが、毎日、私は「今日もダイエット頑張るぞ」と言って「生漢煎　防風通聖散」を飲んでました（笑）

他の防風通聖散はどう？

「生漢煎」以外で有名な防風通聖散といえば「ロート製薬の防風通聖散」、「ツムラの防風通聖散」、「小林製薬のナイシトール」があります。 まず、この3つの防風通聖散の味は、「生漢煎」と同じであまりおいしいとは言えません。 次にニオイについては、3つの防風通聖散は「生漢煎」に比べてニオイがキツイと感じました。 「ニオイを嗅いだだけで こんなの飲めない」と思われる人が多いんじゃないかと思います。

また、それぞれに含まれている防風通聖散エキス（1日当たりに摂取できる量）については、「生漢煎」と「ロート製薬」が一番多くて4.5g、次が「小林製薬のナイシトール」で2.5g、最後が「ツムラ」で2.25gとなります。

そして、価格（1日当たり）については、「生漢煎」が約190円で一番安く、次が「ツムラ」「ロート製薬」で約200円、最後が「小林製薬のナイシトール」が約220円となります。

ということで、飲みやすさ、防風通聖散エキスの含有量、コストパフォーマンスで比較すると、やはり「生漢煎　防風通聖散」が一番です。

「生漢煎　防風通聖散」の公式サイトはこちら

生漢煎　防風通聖散