先輩ママに教えてもらった方法

大人になってから、ほとんど風邪をひいたことがなかった私。 友人・知人の間では「いつも元気な人」として思われていたのですが、産後から、なぜか病弱キャラになってしまいました。

長男が1歳を過ぎたあたりから、2週間に1度のペースで小児科に通うほど頻繁に風邪を引くようになり、あっという間にお薬手帳がいっぱいになってしまいました。 子どもが風邪を引くということは、その風邪をもらってしまう恐れがあるということ。

日々子どもと密着した生活を送っているため、手洗いうがいをしていても、3ヶ月に1回程度のペースでばっちり感染。小児科で長男の診察をしてもらうついでに私も一緒に診てもらうようになりました。 しかも、次男までも風邪をよくひくようになり、感染源が2倍に。

風邪を兄弟間で何度かうつし合い、次になぜか子どもとのかかわりが少ないはずの夫が風邪になります。 そして、私が感染します。しかも、家族全員が落ち着いた頃に、子どもが次の風邪をもらってくるという繰り返しで、気の休まるタイミングがほとんどありません。 産後から3年、これまでの人生で考えられないほど風邪をひいています。

ただ、ママですから、風邪をひいてもゆっくりと休むことができません。実母や義母が近くに住んでいればお手伝いをお願いすることができますが、実家は遠く頼むことができせん。 ちなみに周りの先輩ママに聞いてみると「産後から風邪をひきやすい、治らない」というママが多くてびっくり。

続けて、どんな対策をしているか聞いてみると、あるママは「子どもが小学校に入ると体が強くなるのか、あまり風邪を引かなくなるよ。」とのこと。確かに、子どもが風邪をひかなければ家庭内に蔓延することもなくなるはず。ただ、子どもが小学生になるのはかなり先。できれば、それまでに風邪をひかない体になりたい。

さらに、他の先輩ママに聞いたら、「免疫力を高める努力をしたら、子どもが風邪をひいても、私はひかなくなったよ」とのこと。 さらに、どんなことをして免疫力を高めているのか聞いてみると、「冷え性対策」と「腸内環境を整えるようにしている」とのこと。

免疫力が低下する原因はいろいろあるけど、特に産後は冷えと腸内環境の乱れが原因で風邪をひきやすくなります。 産後はホルモンバランスの乱れやすく、その結果、自律神経が乱れ、冷え性になりやすくなります。さらに、腸の働きも悪くなるので、悪玉菌が増え、腸内環境が乱れてきます。

そこで、私もその先輩ママさんが実践していたことを試してみることにしました。

冷え性対策をしよう

まず、冷え性対策では入浴後のツボ押しとマッサージをします。 具体的には、入浴後30分以内にツボ押しとマッサージをします。 具体的にどのツボを押すのかというと「手のひらの真ん中」と「手の甲の親指と人差し指の間」をそれぞれ1分間ずつ押します。

左手で2分、右手で2分、合計で4分間のツボ押しです。 ちなみに、正確にツボを押さなくても効果はあります。 手のひらの真ん中あたりと親指と人差し指の間あたりをマッサージするように押せばいいです。

次に、左足の指の間を開けながら、指先を1分間マッサージします。 終わったら右足も同様にマッサージしてください。 両足で合計2分間のマッサージです。

ポイントは入浴後に実践すること。 また、少し強めにツボ押し、マッサージをするとより効果があります。 1回でたった6分程度ですが、終わったあと、体がポカポカするのを実感できるはずです。

腸内環境を整えよう

次は腸内環境の改善です。こちらは腸内に善玉菌を増やすために乳酸菌やオリゴ糖を摂るというもの。 実は、妊娠中に便秘がひどくて、オリゴ糖を摂っていたことがあります。 そのときはオリゴ糖にたいへんお世話になりました。 ただ、便秘が治ったので、産後はオリゴ糖を摂るのは止めてしまいました。

産後もオリゴ糖を摂り続ければよかったと反省。 そこで、同じオリゴ糖を摂ろうと思ったのですが、今回は免疫力を高める方法を教えてくれた先輩ママが飲んでいる乳酸菌サプリを試すことにしました。

実は、その先輩ママはヨーグルトを食べると下痢を起こすようで、ヨーグルト以外で乳酸菌が摂れるものを探しているときに見つけたそうです。 それが「ビフィーナS」です。 「ビフィーナS」はビフィズス菌、乳酸菌(アシドフィルス菌・ガセリ菌)、オリゴ糖が入っています。

なんとオリゴ糖も入っているではありませんか。 また、ガセリ菌は、免疫力を高める働きがあると言われ、インフルエンザや風邪の予防に最適な乳酸菌です。

「ビフィーナS」は顆粒なので水と一緒に飲みます。 1日1袋でいいのですが、1袋の量が多いので、2~3回に分かて飲んだほうがいいです。 味はレモン味のラムネのような感じでおいしいです。 「ビフィーナS」を飲むと、子供の頃に駄菓子屋さんで食べた昔なつかしいラムネを思いだすことでしょう。

上記の冷え性対策と腸内環境を整えるために「ビフィーナS」を飲み始めたのが子供の運動会があった9月25日。 現在、翌年の1月なのですが、この時点で長男が1回、次男が2回、風邪をひいてしまいました。 いつもなら私も風邪をひくのですが、いまのところ風邪をひいてません。

もちろん、マスクやうがいもしています。 ただ、去年までもマスクやうがいはしっかりしていたのに風邪をひいていたので、やはり冷え性対策と腸内環境を整えたおかげで、産後に風邪をひかなくなったのだと思います。

ちなみに、私に産後の風邪対策を教えてくれた先輩ママも今年は風邪をひいていないと言っていたので、子供が大きくなるまで待てないというママは一度試してください。

尚、ヨーグルトで腸内環境を整えたいと思っている母乳育児中のママさんは注意してください。 ヨーグルトなどの乳製品は母乳の出や質に影響を与えることもあります。 なので、母乳育児中は、上で紹介した乳酸菌サプリやオリゴ糖(妊婦の便秘解消でオリゴ糖)を飲むようにしてください。

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