妊婦の7割が悩んでいます

妊娠線は軽度まで含めると、妊婦の7割が悩まされると言われています。 お腹の中で赤ちゃんが成長していくのは嬉しいですが、妊娠線は絶対、作りたくないもの。 今まで2人の子供を産みましたが、どちらの妊娠中も妊娠線を作らないための対策をしっかりしました。 そのおかげで、妊娠線はできませんでした。

尚、できてしまった妊娠線は完全に消すことが難しいので、妊娠線を作らないようにする予防がとても大切になります。 それでは実際に私が行っていた妊娠線の予防法をご紹介します。

目次

妊娠線ができる原因と予防法

妊娠線ができる原因が2つあります。

1つ目の原因が、皮膚がお腹の急激な伸びに対応できずに、裂けやすくなるから。 妊娠するとお腹は急激に大きくなるため、そのスピードに皮膚が追い付かないのです。

2つ目の原因が、肌の弾力がなくなり、裂けやすくなるから。 妊娠すると肌のターンオーバーを抑制させるホルモンの分泌が増えて、新陳代謝が低下します。 すると、肌の弾力も低下するので、裂けやすくなってしまうのです。

そして、妊娠線ができる2つの原因を未然に防ぐために一番大切なのが保湿。 妊娠線はお腹が大きくなり始める5ヶ月~7ヶ月頃からできやすくなるので、お腹の巨大化が進む前の4~5ヵ月頃から毎日、保湿をするように心がけます。

具体的な保湿ケアは妊娠線予防のクリームを使います。 尚、妊娠線予防のクリームはお腹だけでなく全身に塗り込むような気持ちでケアしましょう。

さらに保湿は外からだけでなく、内側からもする必要があります。 妊娠中はお腹の赤ちゃんの水分補給も必要になるため、水分不足になりがちです。 体の中がカラカラになれば、当然、皮膚の潤いも無くなってしまうため、しっかりと水分を摂ることが大切です。

尚、妊娠線予防のための水分補給として一番最適なのが白湯です。 白湯は肌への浸透率がいいので、皮膚の潤いを長時間キープしてくれます。 1回200mlの白湯を朝と夜の2回飲むといいです。

妊娠線ができる場所

「妊娠線ができる場所は?」と言われて最初に思いつくのは「お腹」。最も大きくなるのは当然ながらお腹です。 しかし、気を付けるべき場所はお腹だけではないのです。妊娠することで大きくなるのはお腹だけではないからです。

妊娠するとママの体はお腹の子どもを守るために皮下脂肪が付きやすくなり、気が付かない間に体のあちらこちらが妊娠前と比べて大きくなります。しかし、鏡で自分の体を確認したとしても、どうしても一番出ているお腹に目がいってしまうため、体全体の巨大化にはなかなか気が付かなかったりもします。

「太ったかな?」と思って夫に聞いてみても、妊婦への思いやりからか明確な答えが返ってきません。 また、1ヶ月目から骨盤が開き始め、その影響で骨盤周囲の血流が低下することで下半身にも脂肪が付きやすくなります。

ふと気が付くと、いつの間にか二重顎、背中も二の腕も以前よりたくましくなり、Mサイズのズボンが太ももから上に上がらない、わずか数ヶ月で体型はすごく変化します。極端に体重管理しているわけでなければ確実に全身に皮下脂肪が付いてしまいます。

というわけで、日々少しづつ巨大化していく過程の中で、妊娠線はお腹だけにとどまらず、お尻や太もも、出産までに2カップ程度大きくなると言われているバストや二の腕、ひざの裏にもできることがあります。

さらに後期になると足がむくみやすくなり、ふくらはぎにできることもあります。 妊娠線のでき方は人それぞれで、2~3本程度で済むこともあれば、10本以上できてしまう方もいます。

尚、冒頭でも言いましたように妊娠線は一度できてしまうと完全に消すことが難しいので、皮膚に変化がないかを毎日しっかり観察しましょう。特に、お腹が大きくなってくると見落としがちなのが下腹部はしっかり確認しましょう。もし、自分で確認できないなら、旦那さんに見てもらったり、お風呂に入る時などに鏡で見て確認するようにしましょう。

妊娠線ができやすい人の特徴

まず、妊娠中、急激に体重が増加した場合は要注意。同じ10㎏増だとしても、ゆっくり時間をかけて増えていった場合と、急激にドンと増えた場合とでは皮膚にかかる負担の大きさが違います。

スーパーの野菜詰め放題のビニール袋を想像してみて下さい。たくさん詰めるために、前もってビニールを伸ばす作戦が主流?ですが、その袋を勢いよく伸ばすとプチっと破れてしまいますよね。

一方、ゆっくり、じっくり、時間をかけて少しずつ伸ばせば、破ることなく大きな袋にすることができます。妊娠線ができるかどうかの違いもそれと同じで、体重増加によって急激に脂肪が付いた場合、できやすくなります。

ゆっくり、じっくり、時間をかけてお腹の皮が伸ばされていくのと、短時間で伸ばされるのでは、肌にかかる力の大きさが違いますからね。 お腹を覆っている肌を破れたビニール袋のようにしないためにも、重要なのは体重管理。

次に、元々小柄・痩せ型だった人もできやすいと言われます。ママがどんな体型だとしても、生まれてくる赤ちゃんの体重は3000g前後。小柄なママの場合は皮膚の表面積も赤ちゃんの収まる場所の容積も狭いため、お腹が大きくなった時に皮膚にかかる負担が大きくなってしまいます。

また、小柄なママは骨盤が狭く、お腹が前に突き出るように大きくなることが多いため、皮膚にかかる負担も大きくなります。 そして、太り気味の人もできやすいと言われます。「太り気味=皮下脂肪が厚い」ということ。皮下脂肪には弾力性がないため、引っ張られることで裂けやすく、妊娠線ができやすいのです。

さらに、多胎の場合もできやすいです。通常の妊娠と比べ、ハイスピードでお腹が大きくなり、できやすくなります。 何を隠そう私は双子として生まれました。そのため、臨月のときのお腹の大きさはすさまじかったと言っていました。母のお腹には今でも白くなった妊娠線が残っています。

最後に、経産婦は初産婦と比べるとできやすいと言われています。 確かに2人目の時は、つわりの段階で、すでにお腹が出始めていました。「この調子で大きくなったら臨月までお腹の皮がもたないかも」と不安に思ったものです。

また、肌の弾力が失われ始める35歳以上に妊娠した女性もできやすいと言われています。 特に上記に該当する女性は、3ヶ月ごろから妊娠線予防のクリームを塗るようにしてください。

体重管理の方法

上で妊娠線を作らないためには体重管理が大切だと書きました。 それなのに、私は1人目の妊娠時、9ヶ月前半ですでに体重が妊娠前と比べて15㎏も増加していました。 振り返ってみると、失敗の原因は中期に体重を増やし過ぎたことです。

中期以降はどうしても食欲が増してしまうもので、たくさん食べてしまいました。 さらに、摂ったカロリーを運動で消費することがなかなかできませんでした。 結果、予定よりも5㎏以上、太ることになりました。

そんな体重管理に失敗した私でも妊娠線予防クリームを使って保湿ケアをしっかりしていたため、妊娠線はできませんでした。なので、私のように食べ過ぎて体重管理が思うようにできなくても、保湿ケアをしっかりしていけば妊娠線は予防できるということも覚えておいてください。

さて、1人目の妊娠では体重管理で失敗した私ですが、2人目の妊娠では、体重が増えすぎないために、バランスの良い食事と運動を心がけました バランスの良い食事には和食がおすすめ。 魚、大豆、野菜などを中心に食べるようにしました。 以下の写真は私が妊娠中によく作っていた和食です。

とはいえ、唐揚げ、ハンバーグ、とんかつなどのカロリーの高いものもガッツリ食べたくなるときもあります。 ずっと我慢しているのはストレスがたまってしまうので、3回に1回くらいは唐揚げ、ハンバーグなどの好きな物を食べていました。

次に運動についてです。 私はウォーキングをしていました。 もともと運動が苦手だったので、他の運動は続かないと思ったので、ウォーキングを選びました。 重いお腹をユサユサさせながら、家から東西南北すべての方面へウォーキングをしました。

道路にあるミラーや、マンションのドアなどにうつる自分の姿を見て、「大きなお腹だなあ~」と他人事のように思っていました。ちなみにウォーキングは妊娠線予防だけでなく安産にも良いのでおすすめです。 その結果、2人目の妊娠では体重は9㎏増加に抑えることができました。適正な体重増加でほっとしました。

妊娠線予防クリームの選び方と使い方

妊娠線予防クリームにはクリーム以外にオイルやローションもあります。 最も保湿効果が高いのがオイル。伸びが良く軽い使い心地なのがローション。その中間がクリームです。

まず、オイルは油なので塗った後にべタつくものが多いです。また、オイルには独特な香りがあるので、ニオイに敏感になるつわりの間は使いづらいのが難点。 私も妊娠中ずっとニオイに敏感になってしまったためオイルは使えませんでした。

次にローションは水分量が多いため塗りやすいのですがが、その分、保湿力が低いのが難点。

最後にクリームは、高保湿、低刺激、無香料のものがほとんどなので、つわりのときでも安心して使えます。迷ったらクリームを選びましょう。

尚、「保湿が目的なら妊娠線予防のクリームでなくても、その辺で売っている普通の保湿クリームを使ってもいいのでは?」と思っている方もいるかもしれません。

実は、1人目の妊娠のとき、妊娠線予防のためにどんなクリームを使ったらいいのかわからず、普通の保湿クリームを使っていました。 その普通の保湿クリームを使い始めて1ヶ月ほどはよかったのですが、2ヶ月目に入ったあたりから、入浴後、気持ち多めに塗ったはずなのに、翌朝には肌が乾燥気味になったり、かゆみが出るようになりました。

それでママ友に相談したら妊娠線予防専用のクリームを教えてもらい、それを使い始めたら、乾燥もかゆみもなくなりました。 なので、妊娠線予防が目的なら最初から妊娠線専用のクリームを使うのが一番です。

次に、使い方ですが、まず適量を手に取り、両手に広げ、妊娠線のできやすいお腹、胸、お尻、太もも、ふくらはぎ、二の腕にマッサージしながら優しく塗り込んでいきます。 ここで注意が必要なのはお腹と胸。

強い力でお腹をマッサージすると子宮に刺激を与えてしまいます。また乳頭刺激によって子宮が収縮し、お腹が張ってしまうことがあるので、ゆっくり、優しく行うのがポイントです。

ジョンソンボディケアとアロベビーフォーマムの使用感

初めての妊娠。「出産してもビキニが着られる体型でいたい」というのが私の目指すところでした。そのために、お腹が膨れ始める妊娠中期から、妊娠線予防をしようとクリームを買うことにしました。

ただ、どのクリームを選べばわからないため、まずは保湿性の高いと評判だったジョンソンボディケア「ラスティングモイスチャー 長時間保湿ローション」を使ってみることにしました。こちらは200gで約600円とお手頃価格です。べたつかずなめらかな使い心地で、匂いもフルーティ。値段を気にせずたっぷり使えたのはよかったです。

ただ、お腹がグングン大きくなってきたら(24週目あたり)、皮膚がかゆいと感じたり、乾燥が気になるようになりました。 そこで、ママ友から教えてもらったアロベビーフォーマム ボディマーククリームを使ってみることにしました。

「アロベビーフォーマム ボディマーククリーム」は「ジョンソンボディケア」よりもお値段が高いだけあって、想像よりもいい匂いで、保湿性も高く、なめらかな使い心地にうっとり。 お風呂上り5分以内に500円玉くらいのクリームを手のひらにとり、お腹を中心にぐるぐる、そのあとにお尻、足の付け根、太ももの順に塗りました。

ボトルは洗面所に置き、お風呂から上がってタオルで体を拭いた後にすぐ塗るようにしていました。よく伸びるクリームだったので、お腹から太ももにかけてサーッと塗ることができ、ベタベタしないので肌触りも良かったです。

また、「アロベビーフォーマム ボディマーククリーム」はずっと使い続けても皮膚がかゆくなることが一度もなかったので妊婦の肌にも優しいと感じました。 尚、塗った後はヒートテックなどの肌着でお腹を覆い、その上から腹巻をして保湿力が長く続くようにしました。

「アロベビーフォーマム ボディマーククリーム」の使い方で一番大事なのは、たっぷり塗ること。乾燥やかゆみを感じたらその都度すぐに塗ることです。塗ったら肌に密着する肌着でうるおいを閉じ込めましょう。お風呂上りはもちろん、日中もお手洗いに行ったタイミングなどで塗ると良いです。

「アロベビーフォーマム ボディマーククリーム」は後期から臨月までお世話になりましたが、ホント使ってよかったです。

臨月のときのお腹

妊娠線なし

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