おかゆからスタート

生まれて5ヶ月。 毎日が新しいことの連続です。 そんな頃、地元が主催していた離乳食講座に参加してきました。 もちろん育児書や雑誌で、離乳食についていろいろ勉強しましたが、「実際に話を聞いてみた方が分かりやすいかな」と思い、子供を連れて行ってみました。

参加人数は20人ぐらいだったでしょうか。 当たり前ですが、みんな赤ちゃん連れで参加なので、とてもにぎやかな。 そんな中での離乳食講座が始まりました。 まず、離乳食で与えていいもの、与えてはいけないもの、そして、作り方も教えてもらいました。

その中でも「赤ちゃんにはハチミツを食べさせてはいけない」という話にはビックリしました。 この講座で離乳食について初めて聞いた話もたくさんあったり、野菜のすりつぶしなども実演してくれたり、本当に参考になりました。離乳食講座、参加してみて良かったです。

さて、離乳食講座に参加してから、我が家でも離乳食をスタートしました。 初めての離乳食はおかゆ。 炊いたご飯を柔らかく煮て少しすりつぶしたものをあげてみました。 量はスプーンひとざじ。 つぶつぶ食感にビックリしたようですが、ごっくんと飲んでニッコリ。 それから毎日ひとさじずつ増やしていきました。

最初のうちはおかゆは鍋で作っていたのですが、途中からは「おかゆカップ」という便利グッズが活躍しました。 この「おかゆカップ」に洗ったお米と水を浸して、あとは炊飯器の真ん中に入れておけば、おかゆが炊き上がるという優れもの。 こし器も付いていたので、とっても便利でした。

私がよく作ったおかゆのメニューはミルクがゆ、しらすがゆ、かぼちゃがゆ、中華がゆです。ミルクがゆは、おかゆができあがったあとに、少し冷ましてから粉ミルクを入れます。しらすがゆは、普通のおかゆにしらすをいれてコトコト煮るだけ。しらすに塩分が含まれているので、その他の味付けはしなくても十分が味がでて、おいしそうに食べていました。

かぼちゃがゆは、かぼちゃをレンジで温め、すり鉢でつぶしてから、おかゆの中に混ぜました。おかゆの中にかぼちゃを入れるととろみがついて食べやすくなります。中華粥は、大人のおかずとして作った野菜を取り分けて、小さくきざんですりつぶし、冷凍していた出汁を入れて作りました。尚、すり鉢でつぶしたお豆腐を混ぜてもいいです。

目次

モグモグ期はお豆腐が大活躍

7ヶ月頃になると離乳食中期(モグモグ期)に入ります。それまで全てつぶしてとろとろにしていた離乳食ですが、モグモグ期になると柔らかいものなら、口の中で潰せるようになってきます。ただ、いきなり堅めのものを食べさせるのは避けたほうがいいので、まずはお豆腐からはじめるのがオススメです。

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お豆腐を小さく切って、形を残し、ゆっくりと食べさせてください。はじめは、ごっくんしてしまうことが多く、喉につまらせないのか心配になることもあるので、スプーンの先にちょっとずつのせて食べさせるといいです。

離乳食初期に比べてだいぶ時間がかかりましたが、口をもぐもぐ動かしている様子はなんだかおかしかったです。そして1日に与える離乳食の回数も1回から2回に増やしました。 ちなみに外出するときは、瓶詰めやレトルトの離乳食を持っていくのが便利です。

カミカミ期はうどんが大活躍

モグモグ期から2ヶ月でいよいよ離乳食後期(カミカミ期)に突入です。 カミカミ期は形を残しても、自分で噛んで食べられるようになります。 この頃になると歯もだいぶ生えそろってきます。

歯が生えてきたら虫歯にならないようにケアしてあげなければいけません。 特に、親の口の中のバイキンが赤ちゃんに移って虫歯になることもあるので、親の口の中で噛み砕いたり、同じスプーンを使わないように気を付けてください。

ちなみに、カミカミ期に入ってからの子供が好きだったのがうどん。 ご飯だとなかなか進まないのに、うどんだとパクパク食べてくれました。うどんだと「もっとほしい」とテーブルをバンバン叩いていました。

ということでカミカミ期はうどんをよく作っていました。 特におすすめなのがツナを入れたうどんです。

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ツナ入りうどんの材料
ゆでうどん(4分の1袋 50g)、キャベツ(1枚)、ツナ(大さじ1)、出汁(大さじ1)

作り方
沸騰した鍋にまず、うどんとキャベツを入れて、1分程度ゆでます。 その後、ツナと出汁を入れて軽くかき混ぜて15秒ほどしたら完成。 最後に、うどんとキャベツは鍋から取り出して、食べやすい大きさに切ります。 あとは容器に移して出来上がり。

尚、うどんを食べやすい大きさに切るときに以下のような「めん用カッター」があると便利です。

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「めん用カッター」は100均で見つけました。 これがあれば鍋から直接、容器に移してから切ることができて便利です。 また、専用のケースも付いていて持ち運ぶこともできるので、外出先でうどんやパスタなどの麺類を食べさせるときにも重宝します。

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3回食でよく作ったメニュー

バナナフレンチトースト

材料
食パン1枚、バナナ1本、牛乳か溶いた粉ミルク100cc

作り方

まず、食パンをひと口サイズに切る。次にバナナと牛乳をミキサーにかける。 ひと口サイズに切った食パンとミキサーにかけたバナナ牛乳をタッパーに入れる。 フライパンに薄く油をひき、そこにタッパーに入れていた食パンを並べて、弱火で焼く。

今回のバナナフレンチトーストは卵を使用していないので、卵アレルギーのお子さんでも安心食べられます。食感はもちもちふっくら。味は甘さ控えめ。 また、タッパーだけで作れるので後片付けがラクチン。 尚、今回はパンの耳も使いましたが、食感が気になる方は、あらかじめパンの耳は取り除いてから調理してください。

鶏ひき肉とかぼちゃのマカロニ和え

材料

マカロニ、鶏ひき肉、かぼちゃ、ミニアスパラ

作り方
まず、マカロニをゆでる。その後、かぼちゃ、ミニアスパラをやわらかくなるまでゆでる。 ゆでたかぼちゃは皮を取り軽くつぶす。ゆでたミニアスパラは細かく刻む。 鶏ひき肉はサッとゆでてから冷水に入れてアクを取る。 最後に、マカロニ、鶏ひき肉、かぼちゃ、ミニアスパラを混ぜて完成

今回の鶏ひき肉とかぼちゃのマカロニ和えはゆでて合わせるだけなので、お鍋ひとつで簡単に作れます。 やわらかくトロッとしたかぼちゃがマカロニによくからんでとてもおいしいです。 尚、今回はかぼちゃに甘味があるので特に味付けをしませんでしたが、お好みでコンソメや牛乳を少々入れてもいいです。

3回食のメニューを考えるのが大変なのとき利用していたサービス

離乳食後期の3回食になると1日朝、昼、夜の3回もメニューを考えなくてはいけません。 さらに、旦那の夕食のメニューも考えなくてはいけないので、本当に大変です。 最初は、ママ友に離乳食のメニューを聞いたり、市販のベビーフードを使っていましたが、それでも毎日の離乳食のメニューには困ってしまいました。

そんなときに、ママ友が使っていた食材宅配のことを思い出しました。 実は、私の周りのママ友のほとんどが食材宅配を利用しています。 「一度使ってみたいなあ」と思っていたのですが、実際に利用するまでには至りませんでした。

そこで、食材宅配で離乳食作りに役立つものがないかを調べていたら、大人の料理を作るのと同時に離乳食も作れるものがありました。 「これはは私にぴったりだわ」ということで早速申込みました。

今回は月曜日から金曜日までの5日間の夕食セット(今回利用したコースはヨシケイのプチママ)を注文しました。 注文すると、まず、5日分の献立のレシピが送られてきます。 そのレシピには、通常のレシピの下にその日に使う食材を取り分けて離乳食を作る方法が書かれています。

例えば、3日目と4日目の献立では、「白菜と玉葱のやわらか煮」と「鶏肉と野菜の小鍋風」の離乳食が作れます。 実際にレシピを元に作った離乳食はこちらです。

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今回は夕食セットなので夕食で食べる1回分ですが、1回でも離乳食や旦那の献立を考えなくてもいいと思うと、気が楽になりました。 あと、食材宅配を使ってよかったことがもう一つあります。 それは、子供が野菜を食べてくれたことです。

今まであまり野菜を食べてくれなくて困っていました。 それが、食材宅配で作った離乳食はおいしそうに食べてくれたのです。 今回はいろいろな味付けの離乳食を食べることができたため、野菜もおいしかったのかもしれません。

あと、調理時間は大人2人と子供(離乳食)で30~45分でした。 尚、注意してほしいことはどの家庭でもあるような調味料(合わせ調味料は付いてます)は付いていないので、事前に用意しておく必要があります。 ただ、食材が届く前にレシピは送られてくるので、そのレシピを確認の上、足りない調味料は用意しておけば大丈夫です。

また「食材宅配って高いんじゃないの?」ってお思いの人もいるでしょうが、私が利用した食材宅配は結構、頻繁にキャンペーンを実施しているので、そのキャンペーン狙いで利用すれば、スーパーで食材を買うよりも安く料理を作ることができます。 実は今回はキャンペーンを実施しており、通常の価格よりも1500円ほど安く利用することができました。

実は、私は普段の料理のレパートリーがあまり多くないので、今回作ったことがない料理がいくつもありました。 作っていて楽しかったです。

離乳食作りにあると便利な食材

離乳食初期から完了期へと進み、食べられる食材が増えると、離乳食のレパートリーも増えてきます。 でも、折角作った離乳食をあまり食べてくれないと、がっかりしてしまいます。 実は次男の離乳食作りはホント大変でした。 どんな離乳食を作ってもほとんど食べてくれないときがあり、そのときは「もう離乳食は作りたくない」と何度も思いました。

ただ、何も食べさせないわけにはいかないので、次男が食べられる食材を必死に探しました。 すると、「バナナ」「かぼちゃ」「人参」「豆腐」なら食べてくれることがわかりました。ちなみに子持ちの友達からも「バナナ、かぼちゃ、人参、豆腐はよく食べてくれた」という話をよく聞きましたので、もしお子さんが離乳食をあまり食べてくれないときは、上記の食材を使ってみてください。

また、バナナ、かぼちゃ、人参、豆腐なら離乳食初期から使えて、下ごしらえも簡単。しかも冷凍保存もできるので、離乳食作りがグンと楽になります。 ということで、バナナ、かぼちゃ、人参、豆腐は常備しておくといいです。

バナナ

とにかく何をあげても食べてくれない時には、決まってバナナの出番でした。 バナナの舌触りと味が好きだったようで、バナナを拒否された記憶はありません。 これは本当に助かりました。しかも栄養価も高いので、赤ちゃんにはもってこいの食材です。 尚、バナナは離乳食初期から中期は潰して食べさせましょう。 中期以降は半分に切って食べさせれば、手づかみ食べの練習にもなります

かぼちゃ

かぼちゃは、まず蒸します。それから蒸したかぼちゃを潰して冷凍保存しておくと便利です(食材の冷凍保存の方法は冷凍保存しておくと便利な調理済みおかずを参考にしてください)。 ちなみに、冷凍保存したかぼちゃは柔らかいご飯やお粥に混ぜてあげるといいです。

また、外出するとき、冷凍したままのかぼちゃを持っていき、出先でほんの少し熱湯を加えて混ぜてあげれば、簡単に離乳食が作れます。 ちなみに、かぼちゃは甘みがあるので、味付けをほとんどしていなくても、赤ちゃんはおいしく食べてくれますよ。

人参

人参は味付けしなくてもほんのり甘いので、赤ちゃんのおかずになるだけでなく、おやつにもなります。 我が家では買い物やお友達のお家に遊びに行く時には、必ず、人参スティックを小さなタッパーに入れて持ち歩くようにしています。 人参スティックなら市販のお菓子を与えるよりもいいですし、後片付けも楽。 人参スティックを作るときは、赤ちゃんが手で握り易い大きさにカットした上で、レンジで1分ほど温めてください。

豆腐

豆腐は柔らかくのど越しがよく、淡泊な味なので、赤ちゃん好みの食材です。 しかも、豆腐は他の食材との相性もいいので、もし、豆腐そのままでは食べてくれなくても、赤ちゃんの好きな食材に混ぜてあげれば、食べてくれることも多いです。 また、豆腐をつぶしてソース状にして、ほんのり甘く味付けをすればデザート感覚で食べさせることもできます。

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離乳食の卵の進め方

私が実際に行った離乳食での卵の進め方は以下の通りです。 そして、以下の手順で進めている途中で、赤ちゃんに異変(顔が真っ赤になるなど)があった場合は、かかりつけの小児科にて診てもらうようにしてください。

  1. ママが生卵を食べてから授乳
  2. たまごボーロを食べさせる
  3. ゆで卵の黄身だけをひとさじあげる
  4. 黄身に慣れさせる
  5. ゆで卵の白身だけひとさじあげる
  6. 白身に慣れさせる
  7. 卵焼きを食べさせる

離乳食が進み、そろそろ形のあるものを食べさせ始める産後7ヶ月頃(離乳食中期)。このとき、産後初めてすき焼にて生卵を食べることにしました。 その後、授乳してみると何の変化もなし。第一段階クリア。

次にトライしたのが「たまごボーロ」。「7ヶ月からOK」とパッケージに書いてあったので、食べさせてみるとこちらも問題なくクリア。

産後8ヶ月。ついに離乳食に卵を使ってみることにしました。はじめは固ゆでのゆで卵の黄身だけをスプーンひとさじあげます。私はお粥に混ぜてあげました。それから徐々に黄身の量を増やし、黄身半分くらい食べられるようになってから白身に進みます。

白身も同様に、固ゆでのゆで卵の白身をお粥に混ぜて少量あげました。白身も徐々に量を増やし、問題なかったのでゆで卵の黄身と白身を混ぜて、たまごサンドにしてあげるようになりました。

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産後9ヶ月。十分段階は踏んできたので、卵焼きにトライしてみることにしました。 さっそく卵1個を溶いて刻んだ玉ねぎとニンジン、そして牛乳を少々入れ、卵焼きにしました。尚、1歳までは必ず卵に火を通すようにしてください。 卵焼きができるようになると、一気に離乳食の幅が広がります。あと一品おかずが欲しいとき、手づかみ食べを練習させたいときなどに最適です。

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