1歳からの離乳食

1歳の誕生日をきっかけに手づかみ食べの練習をさせることにしました。 ただ、手づかみ食べの練習をさせる前にママ友から「手づかみ食べ練習は子供の顔、手、洋服だけでなく、イスや床もぐちゃぐちゃになるので後片付けがホント大変だよ」と聞いていたので、かなり不安でした。

そこで、まずは子供の手や床などをなるべく汚さずに手づかみ食べの練習ができる離乳食メニューを考えることにしました。 このページでは特に初めての手づかみ食べの練習に最適なおにぎりと食パンのメニューをご紹介します。

手づかみ食べの練習をストレスなく進めたい方は、是非、以下で紹介しているおにぎりや食パンを離乳食にしてみてください。

目次

離乳食のおにぎらずの作り方

以前、流行った握らないおにぎり、通称「おにぎらず」をご存知でしょうか?海苔とごはんと具をパタンと挟んで、はい、完成。時間も手間もかかりません。実は、このおにぎらずは離乳食に応用できるのです。離乳食にアレンジしたおにぎらずの作り方も超簡単。おにぎらずなら手や服は汚れないので手づかみ食べの練習にもってこいです。

材料
おにぎり用の海苔、やわらかいごはん

作り方

↓↓↓↓↓

1. 海苔を半分に切る
2. 片方の海苔にごはんを敷き詰める
3. もう片方の海苔で挟む
4. キッチンバサミでおにぎらずをひと口サイズに切る

ポイントは、キッチンバサミでチョキチョキするところです。包丁だとくっついてうまく切れません。ハサミで子供が食べるサイズに合わせてカットします。 このおにぎらずは、海苔で手がベタベタになることはありません。

尚、上のおにぎらずには具を入れませんでしたが、しらす、おかか、チーズなどを混ぜると栄養がアップして良いです。我が家では週に1~2回ペースでこの離乳食用おにぎらずで手づかみ食べの練習をしています。今ではかなり上手に手づかみ食べができるようになりました。

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離乳食のおにぎりの進め方

食べさせるタイミング

おにぎりデビューは軟飯にステップアップする離乳食後期からになります。 ただ「後期に突入したぞ!よし、おにぎりを食べさせよう」と焦る必要はなく、子供が自分から食べ物に手を伸ばすようになったタイミングで始めるのがいいです。 尚、離乳食後期は軟飯のおにぎりにして、1歳を過ぎてからは大人と同じ固さのおにぎりを食べさせることができます。

最初に与える量

上で書いたようにおにぎりを食べることができるのは離乳食後期。後期に入ったら大人と同じく1日3回の食事になっているはずなので、1回の食事で与えるご飯の量はベビー茶碗の7~8割(80g程度)になります。

尚、離乳食用のおにぎりを大人のおにぎりのように大きめに作ってしまうと食べている最中にボロボロとこぼれてしまいます。 というわけで、上で紹介した離乳食用のおにぎらずのように手で掴みやすく、かつ、ひと口でパックっと口に入るサイズにするといいです。

おにぎりを与えるときの注意点はどんどん口に詰め込んでしまわないようにしっかりと見守るようにしてください。 また、海苔で包む場合も注意する必要があります。 海苔は噛み切りにくく、丸飲みしてしまうおそれもあるので、下で紹介しているように刻み海苔や細かくちぎった海苔を使うようにしてください。

味付けで気を付けること

大人用のおにぎりを作る時は手の平に塩を付けてから握りますが、離乳食のおにぎりに「手塩」は必要ありません。 離乳食は薄味が基本。尚、後期になると消化器官が発達してくるため調味料を使うことができるようになりますが、味付けせずにそのままで食べられるのであれば無理におにぎりに味を付け加える必要はありません。 また、おにぎりに使う海苔は味付けされていない板海苔かあおさのりを使うようにしましょう。

おにぎりに適した具

野菜ならキャベツ、ほうれん草、青菜、人参を茹でて刻んだものを具にするといいです。 魚ならしらす、シーチキン、鮭フレークがいいです。 その他では、コーン、チーズ、おかか、きなこ、そぼろなどもいいです。

尚、離乳食のおにぎりの具は入れるよりも、混ぜたほうが食べやすいです。 あと、具は1種類だけでなく、数種類入れると赤ちゃんがたくさん食べてくれることもあるので、いろいろな具を組み合わせて使ってみるのもいいです。 ちなみに、私が一番、離乳食におすすめのおにぎりの具はこちらで紹介していますので、合わせてご覧ください。

手を汚さずにおにぎりが作れるグッズ

離乳食用のおにぎりって小さく作らないといけないし、1回につき最低でも5個は作らないといけないので結構大変。 そんなときママ友から「手を汚さずにおにぎりが作れるグッズがあるよ」と教えてもらい、早速購入。 今では離乳食作りでなくてはならないグッズになりました。 それではそのグッズの使い方をご紹介します。

離乳食に最適な小さなおにぎりサイズの穴が3つあり、そこにごはんを入れ、あとは、取っ手を持って10回程度振ればおにぎりが同時に3個出来上がり。 尚、手づかみ食べ練習させるときは上のように刻み海苔を付けてあげれば、ごはんつぶが手につかなくていいです。

離乳食におすすめのおにぎりの具

離乳食用のおにぎりの具で一番おすすめなのが「チーズ」と「かつお節」(チーズとかつお節は相性が良くカルシウムも満点)です。 実は、子供が離乳食用のおにぎりをあまり食べてくれないときがあったのですが、そのときにチーズとかつお節を入れた「チーズおかかのおにぎり」を作ったら、パクパク食べてくれたのです。それから「チーズおかかのおにぎり」はよく作るようになりました。 ちなみに、大人が食べてもおいしいので、是非お子さんと一緒に食べてみてください。

材料
チーズ、ごはん、かつおぶし、醤油、海苔

作り方

↓↓↓↓↓

1. チーズを細かく切る
2. ボウルにごはん、チーズ、かつおぶし、醤油を入れて混ぜる
3. ラップでひと口サイズに握り海苔をちぎって貼りつける

おにぎりのサイズは子どもの食べ具合によって違いますが、うちの子はかなり小さめがお好みのようでした。尚、海苔は大きくちぎると噛み切れないので、小さくちぎってペタペタ貼り付ければ完成。

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ほうれん草とツナの焼きおにぎり

今回は離乳食後期から与えることができる軟飯(2倍粥)を使った焼きおにぎりの作り方をご紹介します。

材料
軟飯80g、ほうれん草適量、ツナ適量

作り方

↓↓↓↓↓

1. ほうれん草は沸騰した鍋にひとつかみの塩を入れて、1分間茹でる
2. ツナは油を切っておく
3. 軟飯に細かく切ったほうれん草とツナを混ぜ合わせる
4. 薄く油をしいたフライパンに、1で作った軟飯をスプーンですくって弱火で焼く
5. 表面に少し焦げ目がついたら完成

今回は焼きおにぎりの具にほうれん草とツナを使いましたが、しらす、キャベツ、にんじん、ハム、チーズなどでもいいです。 ちなみに、子供にこの焼きおにぎりを食べさせてみると、いつもと違った食感に「なんじゃこりゃ!」という顏をしながら、パクパク食べてくれました。

ひとくちロールサンドの作り方

手づかみ食べの練習に最適な食パンを使ったひとくちロールサンド(3種類)の作り方をご紹介します。

材料
◆ハムサンド・・・ハム1枚、マヨネーズ
◆チーズサンド・・・チーズ、ケチャップ
◆ジャムサンド・・・ベビーフードのジャム
サンドイッチ用の食パン

作り方

↓↓↓↓↓

1.ラップにパンをのせる
2.
◆ハムサンドは、マヨネーズを薄く塗ってハムをのせる
◆チーズサンドは、ケチャップを薄く塗ってチーズをのせ軽くトーストする
◆ジャムサンドはジャムを薄く塗る
3.パンの端からくるくる巻く
4.キャンディー状にしてはしっこをクリップでとめる
5.10分程度放置してひとくちサイズに切り出来上がり

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