基礎化粧品の成分を確認しよう
産後、あごやおでこに吹き出物ができてしまったら、現在使っている基礎化粧品と毎日の食事を確認することからはじめしょう。
まず、今お使いの基礎化粧品には「グリチルリチン酸2k」または「アラントイン」という成分が入っていますか?
「グリチルリチン酸2k」と「アラントイン」はどちらも吹き出物の原因になる毛穴の炎症を鎮めてくれる成分です。
しかも、「グリチルリチン酸2k」と「アラントイン」は肌に優しい成分なので、産後のデリケートな肌のときでも安心して使えます。
従って、「グリチルリチン酸2k」「アラントイン」のうちいずれかまたは両方入った化粧品で、あごやおでこにできてしまった吹き出物を小さくするのが先決。
ちなみに、「アクネ菌」って聞いたことがありますか？ 「アクネ菌」は誰の肌にも常駐している菌なのですが、過剰に増えてしまうと毛穴を炎症させ、吹き出物ができる原因にもなります。
ということで、アクネ菌を殺菌しする成分（イオウ、エタノール、サリチル酸）で吹き出物を治す対処法もあるのですが、アクネ菌を殺菌する成分は肌への負担が大きいので、産後のデリケートな肌には使わないようにしましょう。 もし、現在、アクネ菌を殺菌するイオウ、エタノール、サリチル酸が入った基礎化粧品を使っていたら、吹き出物が悪化する可能性があるので、今すぐ使うのをやめましょう。
「グリチルリチン酸2k」「アラントイン」で毛穴の炎症を抑えたら、保湿ケアをしていきます。 アクネ菌は肌が乾燥しているときに増殖しやすいので、繰り返しあごやおでこに吹き出物ができないようにするためにしっかり保湿ケアする必要があります。
ここでもう一度今お使いの基礎化粧品を用意してください。
今使っている化粧品にBG、グリセリン、セラミド、トレハロース、ワセリン、ヒアルロン酸、スクワランは入っていますか？
BG、グリセリン、セラミド、トレハロース、ワセリン、スクワランはどれも保湿力が高いだけでなく、肌にやさしい成分です。
保湿成分も肌に負担を与えないことが大切。
尚、産後の吹き出物対策にはBG、グリセリン、セラミド、トレハロース、ワセリン、ヒアルロン酸、スクワランのうち3種類以上入っているのが好ましいです。
今お使いの化粧品には上記の成分は入っていましたでしょうか？
もし、上記の成分が入っていない化粧品を使っているようでしたら、「メディプラスゲル」を使ってみてください。 「メディプラスゲル」は産後にできたあごやおでこの吹き出物対策に最適な化粧品なのです。
「メディプラスゲル」に入っている成分をご覧ください。
メディプラスゲルの成分
まず、メディプラスゲルには毛穴の炎症を抑える「グリチルリチン酸2k」と「アラントイン」がどちらも入っています。 保湿成分についてはBG、グリセリン、セラミド、ヒアルロン酸、スクワランの5種類の成分が入っています。
尚、セラミドにはいろいろな種類のセラミドがあります。 産後の吹き出物対策には肌への浸透率が高いセラミドが入っているほうがいいです。 「メディプラスゲル」には肌への浸透率が高いヒト型セラミドが3種類も入っています。
ちなみに「メディプラスゲル」はオールインワンゲルですので、慣れれば2分程度でスキンケアができます。 例えば、お風呂上がりに赤ちゃんにおむつと服を着せてから、脱衣場に準備しておいたかごに寝かせておき、その間にスキンケアできます。
実際、「メディプラスゲル」を使った感想を知りたい方は 産後の肌荒れが治らない も参考にしてください。
たんぽぽ茶を飲んだことはありますか
産後にあごやおでこに吹き出物ができるもう一つの原因はホルモンバランスの乱れです。 ホルモンバランスが乱れると免疫力も低下します。 すると、肌が菌に過剰に反応して炎症を起こしやすくなります。 その結果、吹き出物ができてしまうのです。
では、ホルモンバランスを整えるにはどうすればいいのでしょうか? 一言で言えば「栄養のバランスを考えた食事をする」 ただ、現実問題として「赤ちゃんの世話をしながら、自分の食事にまで気を付けるなんてできない」というママさんが多いのではないでしょうか?
そこで、私は今までと同じ食事で、飲み物だけ変えることにしました。
「飲み物だけを変えるだけでホルモンバランスは整うの?」
もちろん、栄養のバランスのいい食事を摂るようにするのが理想です。 特に、野菜、大豆製品はたっぷり摂ったほうがいいです。
ただ、産後のホルモンバランスの乱れは、体内に溜まった毒素が正常に体外に排出されないことで起こりやすくなるので、デトックス効果が高い飲み物を飲めば、今までと同じ食事でも吹き出物対策はできます。
「ではどんな飲み物を飲めばいいのか?」
それは、妊娠、授乳中のママがよく飲んでいる「たんぽぽ茶」です。
「たんぽぽ茶」はデットクス効果が高く、ノンカフェインなので授乳中でも安心して飲めます。
ちなみに、妊娠、授乳中の飲み物でもう一つ人気があるのが「ルイボスティー」です。 「ルイボスティー」もデトックス効果が高い飲み物です。
では、「ルイボスティー」でもいいのでは?
もちろん、「ルイボスティー」でもいいのですが、「ルイボスティー」は「たんぽぽ茶」よりも独特な味とにおいがするものが多いです。
（もちろん、飲みやすい「ルイボスティー」もあります）
それに比べて「たんぽぽ茶」は飲みやすいです。 香ばしいにおいなので、においが原因で飲めないということもないでしょう。 毎日飲むものなので、味やにおいも大切です。
ということで私は「たんぽぽ茶」をおすすめします。 「たんぽぽ茶」は、朝食前と夕食の前にそれぞれ1杯ずつ飲むようにしましょう。
ちなみに、私が一番飲みやすいと感じた「ティーライフのたんぽぽ茶」については たんぽぽ茶ってどんな味 に詳しく書きました。
まとめ
1. 現在使っている化粧品に「グリチルリチン酸2kまたはアラントイン」そして「BG、グリセリン、セラミド、トレハロース、ワセリン、ヒアルロン酸、スクワランのうちいずれか」が入っているなら、現在使っている基礎化粧品を変える必要はありません。
まずは、体内に溜まった毒素を体外に排出しやすくしましょう。
体内に溜まった毒素を手っ取り早く排出したいなら飲み物（例えば、ティーライフのたんぽぽ茶ブレンド）を飲むようにしましょう。
毒素が排出されれば、吹き出物が気にならなくなるはずです。
2. 上の1の条件に当てはまる成分が入っていない化粧品を使っているなら、上記の1を満たした化粧品（例えば、メディプラスゲル）に変えましょう。
3. もし、すでに吹き出物跡（ニキビ跡）ができているなら、メディプラスゲルを使った後に、吹き出物跡をケアできる化粧品を塗るのも忘れないようにしてください。 尚、実際に使ってよかった化粧品は以下の２つです。
ケシミンクリーム
「ケシミンクリーム」はシミやそばかすにアプローチするものですが、友達から「ニキビ跡にも効果がある」ということを聞いて、早速、購入。 いつもの洗顔の後、化粧水でお肌に潤い与えて整えた後、ニキビ跡のあるところになじませるように塗ることにしました。
40日間程度（1本半使用）塗り続けたら、近くで見ないとわからない程度に薄くなりました。 しかも、ずっと悩んでいた小鼻の黒ずみまでも目立たなくなりました。 今は、寝る前に肌荒れが気になるところを集中的に塗っています。
そのおかげで、翌朝、肌がふっくらするようになりました。 とにかくニキビ跡のケアだけでなく、肌の調子がイマイチなときに使うと、ビックリするほど肌がイキイキするようになりますので、1本常備しておくといいクリームです。
ケシミンクリームがニキビ跡に有効な理由
赤く炎症した吹き出物は次第に色素沈着（肌の中でメラニンの色素が溜まった状態）が起こります。
すると、吹き出物が薄い茶色に変わり、吹き出物跡ができます。
さらに、色素沈着が続き、肌の中のメラニンが肌から排出されないとシミになってしまいます。
つまり、吹き出物跡はシミになる一歩手前の状態ということです。 だから、色素沈着が原因で起こる吹き出物跡やシミにケシミンクリームが有効なのです。 尚、ケシミンクリームには色素沈着に有効なトコフェロール酢酸エステルやL-アスコルビン酸 2-グルコシドが配合されています。
参考
産後、安心して使えるシミ専用の化粧品が知りたい方はサエルとアンプルールを使った！乾燥肌の美白ケアで詳しく解説しています。
クレアラシル オトナ肌対策
思春期の頃に「クレアラシル」を使ったことのある方は「硫黄くさい」「寝ている間に使うと布団や枕が汚れてしまう」なんてマイナスイメージが強いはずです。私もその1人でしたが、「オトナ肌対策」は肌にスーッと馴染み、使い心地サラサラ。透明のテクスチャなので心配いりません。
これならメイク前に使えるので、1日中しっかり吹き出物跡のケアができます。 尚、「クレアラシル オトナ肌対策」にはビタミンC誘導体が配合されているので、色素沈着が原因でできるニキビ跡だけでなくシミも防いでくれます。
実際に「クレアラシル オトナ肌対策」を使ってみたところ「ケシミンクリーム」よりも吹き出物跡が薄くなるまで時間がかかりました。 ただ、規則な生活が続いたときにポコっと出てきたニキビに塗ってみたところ、3日程度で赤く炎症していたところが小さくなり、6日目あたりですっかりきれいになり、できたばかりのニキビに関しては即効性があると感じました。
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