頬と目元の濃いシミを何とかしたい

乾燥肌だと「肌に合わずに赤くなったらどうしよう」「痒くなったらどうしよう」 などの理由で新しい化粧品を使うのを躊躇してしまいがち。 私もそうでしたが、妊娠中にシミが一気に増えたときは「美白ケアしないとヤバイ」と感じました。 頬と目元に直径3~5mm程度の濃いシミがたくさん。 遠目から見るとホクロのように見えるのでかなり目立ちます。

「シミがある肌とない肌」では見た目が5歳は変わります。

「出来るなら消したい!」

そこで、思い切って、乾燥肌の人に評判がよかったディセンシア サエルとアンプルールを使い比べてみました。 尚、このページではディセンシア サエルとアンプルールのトライアルセットの各アイテムの使用感を検証していきます。 また、ディセンシア サエル(10日間)とアンプルール(7日間)を使い続けた感想は妊娠中にシミが増えた!今からスキンケアしても間に合うか検証をご覧ください。

目次

ディセンシア サエルで美白ケア

「ディセンシア サエル」のトライアルセット内容(10日分)は薬用美白化粧水・薬用美白美容液・薬用美白クリームの3点。 送料無料、30日間返品保証付きです。 化粧品のトライアルセットというと5日分・7日分といったものが多い中、サエルのトライアルセットは10日間、じっくり使えるのはうれしいですね。

さて、トライアルセットを購入する際の支払い方法はクレジットカード・郵便振替・コンビニ振替の3種類。どれも支払い手数料はかかりません。 あと、「ディセンシア サエル」のトライアルセットは最近よくある「定期購入の申し込みが必須のトライアルセット」ではないので、トライアルセットのみの1回限りの購入です。 そして、発送はポスト投函で金色ベースに白色の太い線が横に1本入ったデザインの箱(縦33㎝、横22㎝、高さ3㎝)が届きます

尚、私が注文したときは注文から3日後に届きました。 箱の中には、プラスチックの箱に入ったトライアルセット3種、「おまけ」としてCCクリームのパウチが1包入っていました。 あと、サエルの使用方法が分かりやすく書かれたお手入れガイドも付いていました。

トライアルセット3種、それぞれの使い方の基本は「たたかない」「こすらない」「引っぱらない」の3ステップで美白ケアをしていきます。3ステップ全てにおいて手のひらで温めてから顔に広げていきます。 それでは1点ずつ見ていきます。

【薬用美白化粧水(20mL)】

化粧水には美白有効成分である「ビタミンC誘導体」と「グリチルリチン酸2K」、メラニンの元になるチロシナーゼの生成を抑制する「エスクレシド」などが配合されています。

また、化粧水はトロミがなくシャバシャバしています。 無香料と書かれていますが無臭ではなく、どこかで嗅いだことのあるような香りがします。植物成分(ローズ、ローズマリー、ゼラニウム)が配合されているので、芳香剤の香りで覚えがあるのかもしれません。ただ、決して嫌な香りではなく、ツンとする強い香りでもないので、体調が悪い時でも使うことができると思います。

使い方はまず手に100円玉大の量を取り、両手のひらで温めてから頬などの顔の広い部分に優しくなじませます。次に再度同じように温め、今度は額とあごになじませ、仕上げに顔全体を両手でしっかりと包み込み、これで終了。次のステップに進みます。

実際に使ってみると、温めた化粧水がスーっと肌に吸い込まれていく感覚が分かります。特に刺激も無く、自然な感じで肌に入っていくので、使っていてとても気持ちが良いです。化粧水を使用した後に鏡を見ると、スッピンの肌がいつもよりきれいに見えるような気がします。この使い心地なら継続的に使いたい!と思いました。

【薬用美白美容液(10mL)】

美容液には美白有効成分の「アルブチン」、化粧液と同じ成分の「エスクレシド」などが配合されています。 若干トロミがあるものの、かなり水っぽい。「ややトロミのある化粧水」といった感じのテクスチャーです。 香りについては化粧水と同様に植物由来の優しい香りがします。

使い方は手に1円玉大の量を取り、化粧水と同じように手のひらで温め、頬などの広い部分から優しくなじませます。シミやくすみが気になる部分にはすり込まずに優しく重ね付けし、仕上げにシミが目立ちやすい目元を優しくおさえて終了。 水分量が多い美容液のため、化粧液と同じように肌なじみが良いのですが、一般的な「美容液」に慣れている私にとっては「これで平気なの?」といった感じ。 でも、使用後の肌はしっとり。このテクスチャーでこの保湿力の高さは驚きです。

尚、基本的な朝のお手入れはここまでの2ステップですが、乾燥肌の人は、この2ステップの後に美白クリームを使いましょう。

【薬用美白クリーム(9g)】

美白クリームには化粧水と同様の「ビタミンC誘導体」「グリチルリチン酸2K」などが配合されています。 手に取ってみると美白クリームでありながら、かなり水分量の多いテクスチャー。 使い方は大きめの真珠1粒程度の量を手に取り、化粧水と同様な手順で肌になじませます。特に、乾燥しやすい目元は親指以外の4本の指で優しくおさえながらなじませるといいです。最後に、顔全体を両手で包んでしっかりと密着させて終了。 水分量が多いので、力を入れずに顔全体になじませることができます。

アンプルールのトライアルセット内容

「アンプルール」のトライアルセット内容(7日分)は、化粧水、美容乳液ゲル、美容液(2種類)です。 支払い方法はクレジットカード、Yahoo!ウォレット、楽天ペイ、コンビニ振込の中から選べます(支払い手数料は無料)。あと送料も無料です。 また、「ディセンシア サエル」と同様にトライアルセットのみ(定期購入を同時に申し込む必要なし)で申込みできます。 私の場合、注文して4日目に白い箱に入ったトライアルセットが届きました。

箱の中にはスポット集中美容液「コンセントレートHQ110」、化粧水「ローションAOⅡ」、薬用美白美容液「薬用アクティブフォーミュラ」、そして美容乳液ゲル「エマルジョンゲルEX」、そして、クレンジング「クレンジングミルクN」と洗顔料「ウォッシングフォームN」のパウチが各2包が入っていました。

【クレンジング】

使い方は一般的なクレンジングミルクと同じです(乾いた手に取り顔全体になじませた後、湿らせたコットンで拭き取るか、もしくは水またはぬるま湯で洗い流す)。 手に取ってみるとトロッとしたクリーム状で、なじませていくと肌にピタっとくっつくような感じがしました。それほど時間をかけずにしっかりと落とすことができました。クレンジングミルクらしく洗い上がりはしっとりしており、冬場などの乾燥が気になる時期にピッタリです。

【洗顔料】

使い方はパウチの裏面に「適量を手に取り、水またはぬるま湯を加えながら泡立て、泡で顔全体を包み込むように洗った後、十分にすすぎ流す」と書かれていましたが、手の平で泡立てるのが苦手なので洗顔ネットを使って泡立てたところ、かなり濃密な泡が出来ました。顔に押し付けると押し戻されるほど弾力があり、これならスッキリと汚れを落とすことができます。 また、洗い上がりはしっとりしており、慌てて化粧水を付ける必要はありません。

【スポット集中美容液(3mL)】

スポット集中美容液には今回のアイテムの中で最高濃度のハイドロキノンが配合されています。 尚、アンプルールに配合されているハイドロキノンは通常のハイドロキノンのデメリット(「肌に刺激を与えやすい」「熱や光で偏食しやすい」)を改良した「新安定型ハイドロキノン」になります。この「新安定型ハイドロキノン」はシミの原因である肌の中に沈着してしまったメラニンを減らす効果があります。

1回の使用量はシミ1つにつき米粒大で、夜の美白ケアでのみ使用します。指先に乗せても垂れないくらいしっかりとした固さのある半透明のクリーム状。夜の洗顔後、化粧水よりも先に付けます。シミが気になる部分に乗せ、指の腹でトントンとなじませます。 実際に使ってみると、なかなかベトつきがなくならず、なじませるのに時間がかかりました。 そのため、なじませているのを待っている間、肌がどんどん乾燥していくのが気になりました。

【化粧水(20mL)】

化粧水には新安定型ハイドロキノン、ビタミンC誘導体の他に、保湿成分であるセラミドも配合されています。 説明書には「トロミのある一滴」と書かれているものの、手に取ってみるとそれほどトロッとしている訳ではありません。シャバシャバしたさっぱりタイプの化粧水に比べれば多少トロミはあっても、しっとりタイプの化粧水ほどではないです。

500円玉サイズを手の平に取り、温めてから顔全体になじませ、その後もう一度同量を取り、手のひらを肌に5秒間密着させて浸透させます。 この「5秒間密着浸透」は、箱に同封されたお手入れガイドに記載されており、両頬・目の周辺・額とあご・フェイスラインの4ヵ所×5秒、合計20秒でうるおいを肌の奥深くまで入れ込むことができるとのこと。

実際に使ってみた感想はサラッとした使用感なのでなじませるのにさほど時間がかかりませんでしたが、乾燥肌の私はもう少し保湿力があるといいなあと思いました。

【薬用美白美容液(8mL)】

薬用美白美容液にはメラニンの発生をブロックしてくれるハイドロキノン誘導体、ビタミンC誘導体、セラミドなどが配合されています。 スポット集中美容液に比べて水分量が多いです。 1回の量は直径1.5㎝程度で、顔の中心から外側へ優しく伸ばしていきます。頬などのシミができやすいと言われている箇所については重ね付けが推奨されています。

実際に使ってみると水分量が多いので伸ばしやすく肌にスッとなじんでいきます。また。重ね付けしてもベト付かず、さっぱりしています。 乾燥肌の私が使ってもちょうど良い使い心地でした。

【美容乳液ゲル(10mg)】

美容乳液ゲルには、ハイドロキノン誘導体、ビタミンA・B6・C・E、α-リポ酸、プラセンタエキス、コエンザイムQ10)が配合されています。 美肌になりたいなら外せない成分ばかり。 「ゲル」というだけあり、「クリーム」のようなしっとり感には欠けますが、ややさっぱりした水分量の多いハンドクリームのようなテクスチャーで、肌に乗せるとスッと伸びます。

1回あたりの使用量は大き目のパール大で、顔の中心から外側に向かって伸ばしていきます。 薬用美白美容液に比べると肌に伸ばしていくのに時間がかかりますが、使用後はしっとり。さっぱりした使い心地のものが多かったので最後が「しっとり」で安心しましたが、若干ベトつきが残るのが気になりました。

乾燥肌ならディセンシア サエルがよかった

「ディセンシア サエル」と「アンプルール」を使ってみて、「アンプルール」はすべてのアイテムが化粧品らしいよい香りがして、肌への刺激もありませんでしたが、私のような乾燥肌には潤いが足りないと感じました。

一方、「ディセンシア サエル」での3ステップ終えた肌はしっとり。 いわゆる「こっくりした」テクスチャーのものがないにもかかわらずこれだけ潤うことに驚きました。 化粧水、美容液、クリームどれも自然に肌になじむ感覚が心地良く、仕上がりに違和感を感じることはありませんでした。 香りもそれほど残らないので、化粧品のニオイが極端に苦手という方でなければ気にせず使うことができるでしょう。

というわけで乾燥肌の私の美白ケアには「ディセンシア サエル」を選びました。

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