お腹に気を付けて実践してください
足つり対策
妊娠6ヶ月の頃から、特に過度な負担をかけなくても、足がつるようになってきました。 他の妊婦さんからは聞いていたのですが、いざなってみるとこれが辛い。 私の場合、もっぱら寝ている間に無意識に体を伸ばしたときに起こり、膝裏から太ももの裏側にかけて足つりが起こるというもの。
お腹が大きくなる前なら飛び起きてすぐにもみほぐすこともできたのですが、お腹が大きくなると腹筋で起き上がることもできず、ただただ足がつったままの状態。 しかも、連鎖的に左右の足がつりだすという地獄のような時間です。
当然ゆっくりと眠ることも出来ないし、やっと眠りについてもまた繰り返す始末。 つること以上に、眠れないストレスにも悩みました。 そんなときに教えてもらったのが「足つり防止のストレッチ」です。
ヨガでは「ダウンドッグのポーズ」ともいうのですが、両手と両かかとを床にぴったりとつけて、床を底辺にして、横から見ると三角の形をつくるものです。 手と足の幅は、自分がつらくない程度に調整して広げます。 私はだいたい自分の肩幅よりも少し広いくらいがちょうど良いです。
最初のうちは体がかたいので、なかなかかかとを床にぴたりとつけるのは大変。 ビーンと膝の裏の筋がつっぱったようになって辛いです。そのため、最初はきれいな三角形にならなくても良いので、膝を曲げてしゃがんだ状態から始め、だんだんと足と手の幅を三角形に近づけつつ、膝裏を伸ばすように意識します。
この運動を始めてから全く足がつらなくなりました。 しかも、足の血流までよくなるので、寝ている間も足が冷えず心地よく過ごせます。
首のこり対策
お腹が大きくなってくると、今まで意識しなかった部分までこってきたりします。 そこで、ストレッチをしたり、マッサージなど色々やってみますが、それでも8ヶ月を過ぎた頃からは、首や肩がこりはじめました。
そんな体のコリに活躍したのが、「サロンパス」と「マイコールのメディカルジーン」(素肌に貼る温熱シート)。 「妊娠中は医師の診断をあおいでください」との注意書きもありますが、問題はないようです。 実は、サロンパスを使用する前は、大協薬品工業株式会社の「新薬温膏D」という温感貼り薬も試しました。
「新薬温膏D」は、2.5cm角くらいの大きさでツボを刺激するものだったのですが、私には肌への刺激が強くて断念。 そこで「サロンパス」を試しました。 私は、あまり広範囲に貼らず、カットしてツボだけに貼れるようにしてペタペタと貼っていくのですが、とってもよく効きます。
寝る前に首から肩にかけてのツボと背中のわき腹あたりにペタペタと貼ります。 また、「マイコールのメディカルジーン」は、いつも痛い仙骨や尾骨のあたりに直接貼ります。温かさの持続時間は6時間とホッカイロよりも短いのですが、40度程度の温度を保ってくれ、急に熱くなったり固まってきたりしないので快適に使えます。
マタニティのときに体が痛くなったり、こってしまう原因は「冷え」のことが多いので、温めてあげるのは本当に効果的です。 この2つを試すようになってからは、体がコリで目が覚めるようなこともなくなり、朝までぐっすり眠れるようになりました。