ヨシケイを利用することにしました
去年、長男が2歳3ヵ月の時に次男を出産し、、2歳差の子供の育児がスタート。 ママ友から「2歳差の育児は大変だよ」と聞いていたのですが、病院を退院した直後から2歳差の育児の大変さを実感することになるとは・・・。
病院を退院した日は夜9時に就寝。寝付いてから約2時間後、次男が泣き出しました。授乳タイムです。産院では、「就寝中の授乳はまず、おむつを交換してから授乳、その後、再度おむつをチェックし必要があれば交換、最後におやすみなさい」という手順で行うように言われました。
でも、教わった通りに次男のおむつを交換していると私の隣で寝ていた長男がムクッと起き上がってしまいました。授乳の準備でガサガサしていたので目が覚めてしまったようです。 長男に「大丈夫だから寝てな」というものの、次男はまだ泣き止まないので眠れないようです。
その後、授乳を開始すると、次男はようやく泣き止みました。 でも、長男はまだ眠れないようなので、長男が寝るまでは私も寝れません。 そうこうしているうちにまた授乳タイム。 長男が目を覚まさないように気を使いながら次男に授乳。すごく疲れてしまいました。
そして、次の日、2人の子供の初めてのお風呂。 できれば私と2人の子供が一緒にお風呂に入って、1回で済ませたいと思っていました。 長男1人のときはまず、バスタオルを敷いたベビーバスをお風呂の蓋の上に乗せて長男をそのベビーバスに寝かせます。その間に私がパっと体を洗い、その後、長男を洗う、という手順でお風呂に入っていました。
さて、2人の子供をどうやってお風呂に入れようかな? あれこれ考えた結果、まずは脱衣所のバスマットの上に次男を置いておく方法を考えました。 バスマットの上にバスタオルを敷き、次男を洋服のまま寝転ばせます。その後、長男と私が体を洗った後に次男の服を脱がせ、体を洗い、一緒に浴槽に浸かろうと考えました。
早速、脱衣所に次男を寝転ばせ、私と長男が浴室に入りました。すると、次男が号泣。ママとお兄ちゃんの姿が見えなくなったことで不安を感じたのだと思います。 その後、号泣する次男をなだめながら、やっと2人の子供のお風呂が終了。
その後、家族のために食事の準備。 キッチンで食事の準備を始めると、長男が私の足にまとわりついてグズるようになりました。 次男にママを取られてしまい、長男は複雑な心境だったのでしょう。 長男の相手をしながらキッチンとリビングを何度も往復しながら料理を作ります。 料理を作り終えたころには、私はぐったり。 このままでは育児も家事もおろそかになってしまう・・・
そこでママ友に相談したら、「パパとママの食事は夕食宅配のヨシケイを使っているよ」と教えてもらいました。 「夕食宅配を使えば、買い物や料理を作る手間が半減するのでいいかも」と思い、早速、夫に相談です。でも今まで夕食宅配サービスを利用したことがなかったので渋~い顔。
「高いんでしょ?すぐやめられないんでしょ?入会金は?」などいろいろ聞かれましたが、2人の子供の育児が想像以上に大変でこのままだと私がダメになるということを必死に訴えたらなんとか納得してくれました。 ちなみにヨシケイは入会金も配達料もかかりません。
早速、夫の気持ちが変わらないうちに、ネットから申し込み。 申込みが完了すると、「食材を届ける前にポストにメニューを入れておきます」という返信がありました。 それから3日後、3週間分のメニューが載った分厚い冊子が届きました。
私はその冊子からレシピの部分だけを切り離して、冷蔵庫に貼り付けました。 尚、だし汁や味噌などの調味料は自分で準備しておかなければいけません。 用意しなければいけない調味料はレシピ内に赤字で書かれています。
今回頼んだのは「プチママ」。 「プチママ」は私のような育児中の家族のためのサービスで離乳食も一緒に作ることができます。 離乳食の作り方はメニュー欄の「とりわけレシピ」に書かれています。 離乳食真っ只中の私にとって離乳食も一緒に作れるのはうれしいです。
さて、申し込みは済みましたが、「いつ支払いをすればいいのかな?」という疑問が沸きました。ネットで注文したときには支払方法に関する説明はどこにもなかったはず。 そこで、電話で聞いてみることにしました。
すると「月~金の毎日13時~14時にお届けしますので、水曜までに宅配スタッフに直接現金で支払ってください。不在のときは玄関先に箱を置いておきますので、その箱に現金を入れておいてください」とのこと。 これでひと安心。
尚、ヨシケイは配達ルートが決まっているので、時間指定はできません。 私のエリアは毎日13時~14時に届くようです。 もし配送時間に自宅にいない場合は玄関などに置いてもらうお願いします。 それでは、実際に届けてもらった夕食宅配ヨシケイの献立をご紹介したいと思います。
ヨシケイの献立
豚肉とキャベツのごまソースとペンネのサラダ
1日目のメニューは「豚肉とキャベツのごまソース」「ブロッコリーとペンネのサラダ」。ごまのドレッシングがついてくるので簡単に作れそうです。 箱を開けると1日目に使う食材が入っています。お肉には保冷剤がついているので、帰りが遅くなったとしても安心です。また、食材と一緒に青果の産地一覧と商品情報が付いてきます。さっそく食材をすべて並べ、調理に取りかかることにしました。
作り方は驚くほど簡単。包丁を使ったのは、トマト、ブロッコリー、にらの3品だけです。今回は無料でカット野菜を選択できたので、人参、キャベツ、玉ねぎは切る手間が省けました。 その後、ペンネとコーン、ブロッコリーと人参をそれぞれ茹でました。
続いてフライパンでキャベツ、玉ねぎ、にらを炒めます。炒め終わったらお皿に移して、同じフライパンで豚肉を焼きます。尚、豚肉は凍っていたので、焼く前にレンジで5分程度解凍しました。焦げ目がつくくらい豚肉を焼いたら、先ほど炒めた野菜の上にのせ、金ごまドレッシングをかけて完成。先ほど茹でたペンネと野菜は、レシピ通りに作ったドレッシングに和えれば完成。
調理時間は45分。ちなみに今回は豚肉の解凍に時間がかかってしまいましたが、本来であれば30分以内には作れると思います。 完成した料理は彩りが良くてとても美味しそう。ごまの風味が食欲をそそります。
まずはペンネのサラダから試食。お酢の酸味とオリーブオイルが合わさって、ピクルスのような味わい。夫も「おしゃれなカフェバーの前菜みたいだね」と絶賛していました。豚肉とキャベツのごまソースは、金ごまドレッシングが美味しくて思わず、このドレッシングだけ欲しくなりました。 ただ、成人男性には少し物足りないかもしれません。
ちなみに、2歳3ヵ月の子供には豚肉とキャベツを細かく刻み、ごま昆布を足しておにぎりにしてあげたらよく食べてくれました。 ヨシケイの献立は栄養士が考えているのでバランスも良いです。
あと、1日目のレシピの中に、「ブロッコリーの茎を薄切りにして使う」というのが書かれていました。 実は今までブロッコリーの茎は捨てていたので、どんな味がするのかなと思ったのですが、食べてみてびっくり。すごくおいしかったです。 料理の勉強にもなりました。
まぐろの二色丼と舞茸汁とおさつきんぴら
2日目です。今日は配達スタッフへ一週間分を現金で払いました。 もし配達の時間に不在になるなら、食材箱の中にに入れておくのもOK。 ただ、これは最終手段だそうです。 尚、継続して利用するようになったら、NICOSカード・口座引き落としでも支払いができます。
今日のメニューは『まぐろの二色丼』『舞茸汁』『おさつきんぴら』。2日目は3品。まぐろ丼は具をのせるだけなので我が家でもよく作りますが、2種類のまぐろを楽しめるのはヨシケイならではだと思います。まぐろの上に載せる「しその葉」も付いていました。
今回包丁を使ったのは、さつまいもと油揚げだけ。舞茸としそは手でちぎりました。いつもは包丁で切っているけれど、レシピに書かれている通り、手でちぎると、心なしか香りが立っているように思いました。
さつまいもは火が通りにくいので、いつも使っているルクエで蒸してから、フライパンで炒めました。 ルクエを使うと栄養が逃げにくく、短時間でやわらかく蒸すことができるのでおすすめです。
舞茸汁はカット野菜を使ったのですごく簡単。カット野菜は水洗いせずにそのまま使えます。カット野菜は見栄えよくていねいに切られていてボリュームもあります。普段のお味噌汁よりかなり具だくさんに仕上がりました。
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2日目は3品ありましたが、たったの30分で完成しました。ちなみに料理途中でヤイヤイ言う子供の相手もしているのに、スムーズに料理ができました。ヨシケイ、楽すぎです。3皿並べると見た目も華やか。彩りも良いから食欲がわいてきます。
さっそくアツアツの舞茸汁からいただきました。野菜たっぷりで舞茸のアクセントが効いていて、言う事なしの美味しさです。 おさつきんぴらは味がしっかり染ておりおいしかったです。 調味料は醤油とみりんとごま油だけなのに家では出せない味です。
解凍しただけのまぐろの切り落としはあまり期待していなかったけれど、筋張っているとかはなく、薄切りでとてもやわらかかったです。意外と枚数も多くてびっくりでした。
ちなみに2歳の子供には、まぐろをレンジで温め、細かく刻んでごはんの上にのせ、醤油を少しかけてあげました。海苔もいっしょにごはんの上にのせてあげたら、海苔だけつまんでパクパク食べていました。子供って海苔好きが多いですよね。舞茸汁も同様に細かく刻んであげたのですが、パクパク食べていました。
最後に、夫に感想を聞いたら、「今日のまぐろは別に普通だね」とそっけなく言っていた割りに、食べ終わった後に「は~、美味かった!」と言っていました。普段私が作る料理で「美味しかった」という言葉は聞いたことがので、それがすべてを物語っている気がしました。ヨシケイ、さすが。
デミグラスソースハンバーグとべーじゃが
3日目の献立は「デミグラスソースハンバーグ」と「べーじゃが」の2品。 じゃがいもは真空パックに入っていました。カット野菜は少し乾いた感はあるものの、煮てしまうので大丈夫でしょう。
早速調理開始。 「べーじゃが」はお鍋にガサッと野菜を入れて、コンソメで煮込むだけなので簡単。 「ハンバーグ」は湯煎するだけなのでもっと簡単(笑)。 あっという間に2品できあがり。
温かいうちに食べることにしました。「べーじゃが」に入っているじゃがいもは、やわらかくて美味しかったです。尚、バターが入っているので、普段じゃがいもを嫌がる子供もパクパク食べてくれました。ハンバーグのソースはほろにがで、コクがあり美味しかったです。ただ、ハンバーグのお肉自体はまあまあで、ぶ厚いハンバーガーのお肉のようでした。
夫は「ベーじゃが」をクリームシチューみたいだと言っていました。牛乳が入っていないけれど、確かにシチューっぽい味です。ちなみにグリンピースはよけて食べていました(悲)。子供がマネをするのでできればやめて欲しいです。
さばのコクうま煮と野菜炒めのたまご包み
4日目の献立は「さばのコクうま煮」と「野菜炒めのたまご包み」の2品です。さばは湯煎かと思ったらしっかり作るようです。しかもさばは味噌煮でははく、焼き肉のたれで作るという風変わりな一品。一体どんな味がするのか楽しみです。
まずはさばの水気をキッチンペーパーで取り、半分に切って切れ目を入れます。お鍋には付属の焼き肉のたれ、だし汁、酒、生姜を入れ、煮立ってからさばを並べます。ここまで料理している感はすごいけれど、作業としてはめちゃくちゃ簡単です。あとはコトコト煮るだけなので、その間にもう1品の「野菜炒めのたまご包み」を作ることにしました。
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切った野菜はほうれん草だけで、あとはすべてカット野菜です。フライパンでサッと炒めてお皿に取り、卵で包みます。卵は1人1個なので、分量がおかしくならないよう面倒でも1個ずつ溶くことにしました。ちなみに卵を折りたたむところで失敗してしまいましたが、フライパンにお皿をかぶせてひっくり返せば問題なし。最後にケチャップかけて、美味しそうに仕上がりました。具だくさんでボリューム満点。
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2品作るのに30分程度しかかかりませんでしたが、さばを調理したので頑張った感はあります。今回は特にカット野菜のありがたみを感じました。もしカット野菜でなければ、野菜の皮をむいたり、アクをとったり、刻んだりをしたら、もっと時間がかかっていたと思います。カット野菜は便利です。
早速「野菜炒めのたまご包み」からいただきました。もやしがシャキシャキ。しかも、あっさりしていて、夕食にぴったりでした。 次は焼き肉のたれで作ったさばのコクうま煮。魚の臭みは一切なく、やわらかく仕上がっていました。たれは本醸造醤油をベースに香味野菜の風味を効かせているため、甘いけれど少しピリッとしていました。付け合せの生姜は味が染みて、お酒のおつまみにも合いそうな味でした。
さばの身はそこそこ脂ものっていてふっくらしていました。夫は「さばの味噌煮と同じくらい美味しい」と言っていました。我が家には焼き肉のたれが2本もあるので、新しい使い道ができて良かったです。簡単なのでぜひまた作ってみたいと思います。
夫曰く、ヨシケイだと食事の予定が立つから嬉しいそうです。冷蔵庫に貼ってある献立を見て、「夜は魚だから、外で食べるお昼はお肉にしよう」となるそうです。しかもレシピの幅が広がり、マンネリもなくなるので良いことづくめです。
鶏肉の旨塩鍋
5日目は鶏肉のお鍋。 まず、届いた材料を見て、「これは少ないな」と思いました。いつも我が家で作っている鍋の3分の2程度の材料です。ちょっと残念。
今回の鶏肉の旨塩鍋は付属の「旨塩鍋のたれ」と野菜を入れるだけなのでとても簡単。カット野菜はすべて薄く切ってあるので、火が通りやすいです。白菜は思ったよりも葉の部分が多く、鶏肉もまあまあの分量でした。 グツグツと煮えてきたので、家族そろって食べることにしました。子供の分は具材を刻んであげます。
あっさりとしたスープなので、野菜の甘さが際立ってとても美味しかったです。2杯目はポン酢と柚子胡椒を足していただきました。間違いない美味しさ。普段は白菜かキャベツのどちらかしか入れないのですが、今回は両方入っているので夫が「いつも白菜とキャベツの両方にしてほしい」と言っていました。新しい発見ができて良かったです。
ちなみに、お試し期間中、配達スタッフの方に「次はどうするか?」聞かれると思うので、もし、やめたければそこで断ればOK。強引な勧誘は一切ありません。
まとめ
今回、試してみて「これは超便利だ!」と高揚しました。 最初はあまり良い顔をしていなかった夫も、栄養士が考えている美味しいメニューに大満足。「もうずっと続けちゃえば?ヨシケイ最高~!」とまで言うではありませんか。 本当に簡単に作れて、メニューのマンネリを打破できて、育児に余裕も生まれて、良いことづくめ。
ただ通常価格は5日間で約5500円。う~ん、悩ましい。 それを見透かしたのか宅配スタッフに「今月末のメニューは○○感謝祭でお得ですよ」と勧められ、頼むことにしました。価格は5日間で約4000円。カレンダーに「ヨシケイ」と書き込み、その日を待ちわびています。 ヨシケイを頼んでいる週は、買い物に行かなくてOK。献立を考えなくてOK。めいいっぱい子供と遊んであげたいと思います。
尚、今回注文したのは「プチママ」というコースですが、夕食宅配のヨシケイには「定番おかず倶楽部」「食彩おかず倶楽部」「簡!短!cook!」「Yデリ」というコースもあります。 「プチママ」は基本2品で1週間単位でしか申し込めません。 一方、「定番おかず倶楽部」「食彩おかず倶楽部」「簡!短!cook!」「Yデリ」は1日単位で申し込みできます。
「定番おかず倶楽部」はおなじみの家庭料理を中心です。2人分で1200円程度。1週間続けての利用だとちょっぴりお得です。
「食彩おかず倶楽部」は和食中心です。他のコースに比べてワンランク上という感じで、お値段も2人分1400円程度と若干お高めです。
「簡!短!cook!」はカット野菜や半調理済み食材が中心で、すべてのメニューが15分以内でできるようになっています。2人分1400円程度。忙しいママにはピッタリです。
「Yデリ」は湯煎やレンジでできるものばかりで、調理はほとんどありません。 唯一1人分から注文できます。
各コースのメニューや値段は、ポストに届けられるパンフレットで確認できます。
ヨシケイがある生活とない生活では大違い。育児は楽になるし、美味しい料理で食卓も華やかになります。なにより、最初はあまりいい顔をしていなかった夫が「続けても良い」と言ってくれたのが嬉しかったです。私にとってヨシケイは育児の救世主です。