体はしっかり温める

冷え対策 その1

妊娠中の身体は、1ヶ月でも大きく変わっていくため、マタニティ用品を買うのはちょっともったいないように思っていました。 そのため、私は必要最小限のマタニティグッズしか購入せずに乗り切っています。

まず、ぜったい購入しなくてはならないものは「マタニティレギンス&タイツ」。 妊娠中は、下半身を冷すのは夏でも絶対にタブーです。 体が冷えると脂肪やセルライトが付いたり、むくみになったりと何かと大変です。 なので、まずは冷え対策として「マタニティレギンス&タイツ」の購入をおすすめします。

また、妊娠中、冬をまたぐなら「レッグウォーマー」「腹巻」も必須。 尚、レッグウォーマーの下は、靴下は二重履きにします。妊娠中はそこまでしても冷えてしまうから大変です。

レッグウォーマーと腹巻

他に、冷えとは直接関係がないですが便利だったのが、ボトムやスカートのウェスト部分だけを自在に広げられる「アジャスターバンド」です。 これがあれば、妊娠8ヶ月くらいまでは持っている自分の服だけで対応できるのがうれしいです。

そして、臨月まで大活躍なのが「タイパンツ」。「タイパンツ」は、もともと、片足に一人ずつ、大人2人がゆうに入れるサイズのデカボトムです。

タイパンツ

このタイパンツは、ウェスト部分をうしろから回して紐で留めるものなので、どれだけお腹が大きくなっても使用できるし、カラーバリエーションも豊富です。 しかも、動きやすいのでマタニティヨガをするときにも活躍します。

冷え対策 その2

妊娠してから、バスタイムの過ごし方が激変しました。 以前は、シャワーだけでしたが、今は身体を温めるために湯船に浸かっています。 特に身体を骨盤から温めるためにバスソルト「よもぎ骨盤浴(5個入・990円)」と肌にうるおいを与えてくれるサンナチュラルの「ホホババスソーク(250ml・4,410円)」を使うようになりました。

まず、よもぎ骨盤浴の成分には、韓国でも不妊の治療として子宮から温めると言われている「よもぎエキス」、冷えや血流改善に活躍する「高麗人参」、冷えを防いで貧血を改善する「当帰根エキス」が含まれるほか、身体を芯からあたためてくれる「レバゲルマニウム」も配合されています。

入浴剤の多くが人工的なものが多い中で、肌が敏感になっている妊婦さんでも安心の成分です。 半身浴なら1袋で2回分は使うことができ、香りは、よもぎならではの薬草の香り。 お風呂に黒いつぶつぶの中身を入れると、お湯が深緑色の薬膳湯のような感じになります。

そして、本当に身体が芯まであたたまるのを実感できます。 湯船から上がって20分たってもポカポカ。しかも、お湯自体も以前よりも冷めにくくなって、追い炊きしないで上がり湯に浸かることができるようになりました。

サンナチュラルの「ホホババスソーク」は、身体に潤いを与えるため、乾燥が気になりだしたら使うようにしています。 お湯の中にポンプで3~4プッシュしてあげます。最初は、なかなかお湯に溶けないのですが、次第にお湯が乳化していき、柔らかなお湯質になります。

肌あたりもやわらかいし、お湯に浸かっているだけで肌バリアができていくように感じます。 さすが、最高級のホホバオイルを高密度に配合したソークだと納得。

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冷え対策 その3

妊婦が最も冷してはいけない場所は、やっぱ足首のくるぶしでしょう。 ここを冷してしまうことで、初期なら流産、中期以降は逆子になるなど胎児に様々なトラブルが起こるといわれています。 これはくるぶしの周辺にたくさんの子宮と関連のツボがあるためなんです。

そのため、妊婦さんは、足首をレッグウォーマーなどで保温しなくてはいけません。 でも、特に冬場だと、何枚靴下などを履こうが、長時間座っているだけで氷のように足首から下が冷えてしまうこともあります。

そんなときは、その場で靴下をぬいで手でマッサージをしてあげ、血流を促すべきです。でも、いつもそれができるとは限りません。 そんな時は、帰ってから「足湯」をしてあげると良いでしょう。 「足湯」は、ふくらはぎまで温められる深底の樽があれば良いのですが、なければくるぶしが覆われる程度の洗面器でも大丈夫。

最初は、高めの温度(44℃くらい)で足を浸し、ぬるくなってきたら保温ポットなどに入れていたお湯を足してあげると、動かなくて良いので便利です(お湯が溢れないように注意)。 これを最低でも15分以上続けてあげることで、足の先まで血管が拡張していくのがわかります。 足湯をした後は、足を乾かしてから、あたたかい靴下を履くようにしてください。

また、全身を温めるには「大根干葉湯」も良いです。大根干葉湯は、マタニティになってからの血行促進・生理不順や子宮筋腫などにも効果があるといわれています。そして「腰湯」で入るととても効果的です。

腰湯とは腰から下だけをあたためる入浴法です。 「大根干葉」は、4~5株を3リットルの水に入れて40分煮出します。 そして、この煮出した水をお風呂に入れて、額に汗がでてくる程度、入ります(20分程度)。尚、上半身は冷えないようにタオルなどで温めておきます。

冷え対策 その4

体は外側からばかり温めても、内側から冷えていては意味がありません。 もし、足先を温めているのにお尻から太ももにかけて冷たかったり、腹巻きをしているのにお腹がひんやりしているなら、子宮が冷えている可能性があります。

こんな症状があるなら冷え性対策は食事からはじめしょう。 特に、朝は和食にするのがいいです。しかも、可能であれば「玄米」や「分づき米」がよく、お味噌汁とともに昔ながらの質素な朝食が良いでしょう。

白パンは、妊娠中だと便秘の要因にもなるので、できれば「玄米パン」や「全粒粉パン」に変えて、白い食事からブラウンの食事に切り替えてあげることが大切。 また、乾ものを上手にメニューに取り入れてあげるのも効果的です。

切り干し大根や乾燥ひじき、乾燥わかめのほか、白菜から人参に至るまで今は乾燥させた野菜が手に入ります。 こうした「乾もの」は、栄養価が高く、体を温める効果があるので、妊婦さんの味方です。

また、妊娠中には生のサラダは控えて、できるだけ蒸した温野菜に変えてあげるのも良いです。 もし、どうしても生野菜が食べたいのなら、ひとつまみの塩でもんであげるだけで、体が冷えにくいサラダが完成します。

また、時期によっては手に入りにくいかもしれませんが、「根もの野菜」を多く摂るようにすると、より体が温まります。 ちなみに、妊婦検診では、毎回のように採尿が行われ、尿淡白や尿糖などをチェックされると思います。

そのとき、「尿糖が出ている」と診断されたときには、ごぼうなどの繊維質の多いものを食べると、尿糖が出なくなります。

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