体重増加で悩む

【1人目】

増え続ける体重

中期になると初期のつわりが収まり、間食をするようになりました。 すると体重は右肩上がり。つわりでも体重が減るどころか順調に増えてしまったので、これからの課題は体重管理です。

安定期に入ったので運動ができるようになりましたが、激しい運動はもちろんNG。妊娠前は定期的にジョギングや水泳をしていた私ですが、現状でジョギングはダメでしょう。 水泳は妊婦用の水着を持っていない上に買う予定もないのでできません。

ということで、仕事から帰ってきてから夫と共にウォーキング、 そして本屋さんで買ってきた「マタニティーヨガ」の本を見ながら時々体を動かしてみます。 ところが運動しても体重の増加は止まらず、体重計に乗るたびに増えていく数字。検診で「体重注意」を言われないか、毎回ドキドキしていました。

ちなみにこの頃の食生活は、外食に出かけても一人前ペロリです。妊娠前は一人前を食べきれず、残した分を夫に食べてもらっていたので、かなり食欲旺盛になっていました。 それでも一応気を付けていた食生活。

妊娠前は毎朝パン。それも糖分たっぷりの菓子パンをチョイスすることが多かったのですが、一応体を気遣って菓子パンより糖分の少ない食パンやご飯を食べるようにしました。 また、妊娠後に便秘がちになったこともあり、食物繊維や乳酸菌を摂るための納豆やヨーグルトも度々登場しましたが、やっぱり今まで通りの菓子パンはやめられず、週の半分は菓子パンで朝食です。

昼食はお弁当を作り、職場に持参していました。おにぎりと卵焼き、冷食のおかずを1~2品、それと妊娠初期から食べていた葉酸メニュー「ホウレンソウのめんつゆ炒め」がよく登場しました。 これらを小さめのお弁当箱に詰めて持っていきます。

周りから「足りないんじゃない?」と言われることもしばしばありましたが、体重がグングン増加してきていたので、足りないくらいでちょうどいいはずです。 夕食はパスタとサラダや、肉じゃがとごはんなど、主食と主菜を一品ずつ。

炭水化物は必ず摂っていましたが若干控えめにし、主菜も肉・魚などのたんぱく質をメインにするのではなく、できるだけ野菜を多めにして作るなどの工夫をしていました。それでも増える体重。 妊娠中期は、体重警告に怯えながら過ごしました。

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【2人目】

便秘解消に効果があった食べ物

中期になりようやくつわりも落着き、夕方には長男と公園に行けるくらいの体調に戻りました。 夏の間はほぼ家の中で過ごしたため、公園での砂遊びが嬉しくて仕方がない様子の息子。そんな姿を見ると、こちらも嬉しくなります。

この頃は、ようやくまともにキッチンに立てるようになり、まず作ったのがグラタン。息子も夫も大好きなメニューの1つ。グラタンを作って食べたいと思えるようになり幸せを感じていました。 ちなみに、今回の妊娠中期もつわりで体重が減らなかったのですでに1キロは増えました。

さらに2人目だからでしょうか?早くもお腹が出てきています。いつものズボンのウエストがきつくなり、もう妊婦用のズボンを履いています。すでにこんな状態なのでこの先どうなってしまうのかと不安を感じます。

実は中期から便秘がひどくなりました。そこで便秘予防のためにオリゴ糖を飲み始め、なんとすっきり快調に。この調子でいけば産後まで便秘で悩まずにいられそうです。

妊娠前から飲んでいた葉酸サプリは継続して飲んでいましたが、さらに、葉酸キャンディーを購入し、食べてみました。特に癖もなく、普通のキャンディーと同じ味でその値段。元気が子供を産むためにも葉酸をしっかり摂っていきます。

おやつがやめられません

1人目の中期では食事量が増え、後期では胃が圧迫されて食べられなくなるまでの間、非妊娠時の1.5倍程度食べていました。 今回は同じ失敗はするまいと誓い、外食はセーブ。毎日長男と散歩し、ケーキなどの甘いものも控えました。ところが、第2子妊娠ならではの問題が出てきます。

まず1つ目、適度な運動ができません。長男との散歩程度では大した運動にならず、かといって幼い長男を家に置いてウォーキングに出掛ける訳には行きません。そこで、家の中でできることをしようと決意し、掃除機をかけながら足踏みをするなど、少しでもカロリーを消費できるように工夫していました。

そして、2つ目は長男の食べ残し。ぐちゃぐちゃの離乳食を残されても食べる気にはなりませんが、2歳を目前にした子供の食べ残しは、なぜかとても魅力的なのです。 たとえ炭水化物を控えたとしても、目の前に残ったふりかけご飯があると、思わず手が伸びてしまいます。

また、10時と15時にやってくるおやつタイムも妊婦の天敵。食べなければいいのですが、どうしても子供と一緒に食べてしまうのです。1回のおやつタイムにおせんべい2枚だとすると、、結果的に1日4枚食べることになります。

さらに怖いのが専業主婦ならではの問題です。仕事をしていれば食べる時間は限られてきますが、専業主婦は常に食べ物と隣り合わせの生活。キッチンにお茶を飲みに行くついでにパクっ。 ジュースを取りに行くついでにパクっといった感じに、知らず知らずのうちに食べてしまうのです。

日々の積み重ねのせいか、健診で母子手帳の体重記入欄に書かる数字は「体重注意」を言い渡されるほどに順調に増えていきます。 この当時の食生活ですが、基本的には子供の好きなものが食卓に並びます。

朝食は「パンとウインナー」か「ご飯と卵焼き」。昼食は「パン屋さんのパンやチャーハンなど炭水化物」がメイン。夕食はご飯やうどん・スパゲティなどの麺類、子どもが食べられる煮物・炒め物・焼き物、そして、子供用にはんぺんやかまぼこ、大人用にサラダが並びます。

炭水化物、たんぱく質、ビタミンなど、できるだけたくさんの栄養が摂れるように用意しますが、栄養素を増やすことで体重も増え、さらに体重増加に拍車をかけたのが、趣味のお菓子作り。 作ったお菓子はおやつにおいしくいただいていました。

ちなみに、この頃、腰痛がひどくなり、妊婦用の骨盤ベルトの購入を検討し始めたのですが、サイズを決めるのに悩みます。妊娠前はSサイズ~Mサイズだった私ですが、ヒップを採寸してみると、なんとLサイズ。「L?何かの間違いでは?」と何度も何度も採寸し直しましたが結果は同じ。「Mに近いLだ!」と自分を落ち着かせ、Mサイズを購入しました。

中期に必要な3つの栄養素

妊娠中期とは妊娠4か月(16週)から7か月(27週)の安定期を指します。 この頃は流産の可能性もグッと少なくなり、つわりがひと段落する方も増えているのではないでしょうか?

お腹の赤ちゃんは胎盤が完成し、骨の形成を進め、人間らしい身体になる頃。 この頃には胎動が解るくらいお腹の赤ちゃんは力強くなりますので必要な栄養素も沢山あります。

骨を作るこの時期には「カルシウム」が必須です。赤ちゃんの骨を作る時に必要量の栄養素を摂取していないと、お母さんの骨のカルシウムを吸収してしまうので、お母さんの歯や骨がスカスカになってしまいます。

実際に私は3人の子宝に恵まれ、三度妊娠しましたが、回数を増すごとに虫歯が増えて治療に通っていますので、本当に積極的に摂取して欲しい栄養素の一つです。 妊娠中に必要なカルシウム量は非妊娠時の600mgよりも1.5倍の900mgと言われていますが、この量は牛乳に換算すると800mlもあります。

しかし、干しエビなら15g、煮干しなら30gで補えるので間食に摂れたら理想的です。 他にもひじきやチーズでも補う事が可能ですが、どれも苦手な方はサプリメントで摂取する事をお勧めします。

ちなみに、食品で必要量を補おうとしても体内への吸収率が低い食品もありますが、サプリメントなら効率良く吸収されるので栄養不足を心配する必要はありません。 尚、サプリメントを購入する場合、1日に必要な摂取量が摂取できるかを確認して購入しましょう。

その次に摂取する必要があるのが「カリウム」や「マグネシウム」という栄養素です。カリウムやマグネシウムを効率良く摂取すると血圧の上昇を抑える効果があり、妊娠高血圧症や妊娠中毒症の予防に繋がると言われています。

実はつわりが治ると暴飲暴食する方も増えるので、高血圧になる妊婦さんも多いんです。 なので、カリウムとマグネシウムが多く含まれているフルーツや野菜、アーモンドを摂取すると良いです。 そうすれば、検診での血圧指導にハラハラする事も無く、お腹の赤ちゃんへの負担も減らす事が出来ます。

尚、栄養のバランスの整った食事を考えるのが面倒な人は無添加の調理済み食材が結構よかったで紹介の冷凍おかずを利用するのもいいです。 ただ「冷凍おかずっておいしいの?」って思っている人もいるかと思います。 私も食べる前はそう思っていました(笑) でも実際食べてみると結構おいしくてびっくり。 上のページでは実際に食べた感想を1品づつレポートしています。

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