出産後の肌トラブルがきっかけ
出産するまでは肌のトラブルで悩むことはほとんどなかったのですが、出産してからは肌が180度変わってしまい、どんなに保湿しても肌がカサカサ。 さらに授乳6ヶ月あたりからかゆみまで出てきました。
そこでママ友に相談したら、「石鹸を変えてみたらどう?石鹸を変えたら、出産後からできはじめた吹き出物や乾燥肌が目立たなくなったよ」とアドバイスをもらいました。 そこで私も今まで使っていた石鹸を見直し、ママ友に教えてもらった石鹸やネットで評判の良い石鹸を使ってみることにしました
そして、石鹸を変えたことで、授乳後の乾燥肌やかゆみはみるみる改善されました。 尚、このとき使った洗顔石鹸の体験レビューは以下のページでお伝えしていますので読んでみてください。
さて、このページでは出産後の肌トラブルがきっかけで使った8種類の洗顔石鹸を「泡立ちの良さ」「泡立てネットの使いやすさ」「肌への優しさ」で比較してそれぞれの洗顔石鹸ベスト3をご紹介したいと思います。
もくじ
参考:出産後に肌質が変わって、現在お使いの石鹸が合わなくなったママさんへ
「どろあわわ」の体験レポート
⇒ いちご鼻を綺麗にするため洗顔石鹸を試す
「二十年ほいっぷ」の体験レポート
⇒ 産後に一気に老けた原因は肌のくすみ?まずは洗顔から見直す
「よかせっけん」の体験レポート
⇒ 出産後に肌質が変わって肌がザラザラ
「VCOマイルドソープ」の体験レポート
⇒ 背中ニキビができたときの3つの対処法
泡立ちの良い洗顔石鹸ベスト3
泡立ち(泡のきめ細かさ、弾力、色、肌に付けたときの感触、泡立てるまでの時間)を基準に洗顔石鹸ベスト3をお伝えします。
ココラルムマイルドソープ
一般的な洗顔石鹸は、泡立てネットをこすり合わせて初めて泡ができ始めます。その後、泡立てネットをもみ込んだり、すり合わせたりしていくうちに泡が細かくなり、30秒ほどでモコモコの泡になり、洗顔できる泡が完成します。今まで使ってきた洗顔石鹸は全てはこんな感じでした。
ところが、ココラルムマイルドソープはちょっと違います。 なんと石鹸の表面に湿らせた泡立てネットを滑らせただけで細かい泡が出来始めたのです。「え?もう?」と驚きつつもさらに泡立てネットをもみ込むこと約10秒。
あっという間に弾力のあるモコモコの泡が完成しました。たった10秒でひっくり返してもボタっと落ちることのないしっかりとした泡ができました。 こんなに簡単に泡立てられた洗顔石鹸は初めてです。驚異の気泡力。
その高級生クリームのような泡を肌に乗せると、トロッと滑らかなのにしっかりと弾力があり、「この泡に全身を包み込まれたら気持ちが良いだろうなー」と感じるほどよかったです。
どろあわわ
「どろあわわ」はゼリー飲料のようなパッケージに入っているため、「中身はゼリーみたいに柔らかめ?」と思いきや実はそうでもなく、水気の抜けた歯磨き粉のようなテクスチャー。 触り心地は、子どもが幼稚園や公園で作る泥団子の「泥」と同じような感じ。 さすが「『どろ』あわわ」というだけあります。
湿らせた泡立てネットに2~3cmを取り空気を含ませながら泡立てていくと徐々にきめ細かい泡が出来始め、さらに続けると泡立てネット全体を覆うくらいのモコモコの泡が完成。 しかも、「ツン」とツノが立つくらいしっかりとした固い泡で、「これなら肌の汚れがキレイに落とせそう」と期待が高まります。
ただ、「どろあわわ」に付属の泡立てネットは少々使いづらかったです。 使いづらい理由が泡立てネットの形状。 「どろあわわ」の泡立てネットはよく見かけるヒラヒラのスカート状ではなく、長い筒状のネットをペタンコに潰して、両端を留めたような独特な形状。
この形状だと、ネット同士がピタッとくっついてしまい、上手に泡立てられないのです。 そこで、いろいろと試すうちに、ネットを軽く丸めて空気を含ませるようにすると簡単に泡立てることができるがわかりました。 ということで「どろあわわ」で洗顔するときは、ネットを擦り合わせながら泡立てるのではなく、ボールのように丸めてからクシュクシュすると最高の泡ができます。
二十年ほいっぷ
「二十年ほいっぷ」はよくある洗顔フォームと同じようなテクスチャーで、中身だけ見ると「洗顔石鹸」なのか「洗顔フォーム」なのか、ほとんど区別がつきませんが、きめ細かさや泡の弾力は全くの別次元。
まず、湿らせた泡立てネットに「二十年ほいっぷ」を適量出しクシュクシュと泡立てていくと徐々に細かい泡が出来始め、さらに、水を数滴足して30~40秒ほど続けるとモコモコ泡が完成。 もはや泡立てネットの姿が確認できないくらいの大量の泡です。 その後、ネットから絞り取った泡を肌にギュッと押し付けるとボヨンと押し戻される感触。 この感触は感動するほど気持ちよかったです。
しかも、このモコモコ泡は水に触れても、顔に乗せても全くへたらないので最初から最後まで同じコンディションで洗顔が可能。 洗顔中に「泡がなくなるー」と慌てる必要が無いので、顔の隅々までキッチリ洗い切ることができます。
泡立てネットで比較する
泡立てネット【素材(どんな素材か、ほどけないか、きめ細かさなど)、衛生面(カビは生えないかなど)、大きさ、何日程度使えるのか(丈夫さ、交換時期)】を基準に洗顔石鹸ベスト3をお伝えします。
ココラルムマイルドソープ
「ココラルムマイルドソープ」に付いてくる泡立てネットは一般的なものと同じ素材(ポリエチレン)ですが、他と比べると網目がかなり細かく柔らかい手触り。 公式ホームページで「最高級泡立てネット」と紹介されているのですが、これなら納得。「ウエディングドレスやヴェールの1部になっても見劣りしないんじゃない?」と思うくらいです。
この泡立てネットは上部1ヵ所で留められているタイプで、下から見るとスカートのようになっています。 また、「スカート」の裾は切りっぱなしではなく「輪」になっているためほつれることがないようになっています。
また、泡立てネットの網目が細かいため、出来上がった泡は時間が経ってもなかなかヘタりません。 さらに、素早く泡立つのでストレスを感じることなく洗顔をすることができるのも嬉しいです。
この泡立てネットを半年使ってみたのですが、カビも発生せず、傷みもせず、今でも新品同様の状態。なので、まだまだ問題なく使うことができそうです。 少なくともあと半年は平気かな。
あと、この泡立てネットには吸盤付きのフックが付いているので、これに引っかけて収納することでしっかりと乾燥させることができます。 我が家の場合はフックを洗面所の鏡に貼り付けているのですが、使う時はいつも細部までしっかりと乾いておりカビとは無縁です。
これまで使った泡立てネットの中で最もお気に入りなので、ネットだけでもお金を支払って手に入れたいと思うくらいおススメです。
二十年ほいっぷ
よく目にする泡立てネットは上部のみがギュッと留められていますが、「二十年ほいっぷ」に付いてくる泡立てネットは上下2ヵ所が留められている珍しい形で、上部に引っかけるための紐が付いています。 まるで巾着袋の口をギュッと絞ったような形です。
しかもスカートのようにヒラヒラしていないせいか頑丈で、ちょっと引っ張ったくらいでは壊れないような安心感があります。泡立てネット自体もやや厚めになっています。
尚、初回購入時には特典としてこの泡立てネットはプレゼントしてもらえますが、それ以降は286円(税別)で購入することができます。 無料じゃないのがちょっと残念ですが、ネットだけ購入できるのは嬉しいポイントです。
他の会社の洗顔石鹸に付いてくるネットは「非売品」となっていることがしばしば…。 つまり、ネットだけ欲しくても購入できないのです。 「他社も二十年ほいっぷと同じようにネットだけ販売してしてくれたらいいいのにな」と思います。
また、この巾着袋型の泡立てネットは手の平にポンっと乗せやすく、安定するので泡立てるのもラク。 さらに泡立てた泡をギュッと絞り取るのがラクなのです。 丈夫な作りなので躊躇せずにグーっと力を入れて絞り取ることができ、泡を取っている間にフワッと広がってしまうこともありません。
あと、耐久性も気になりますが、実際に1年ほど使用したところ、何となく全体的に黒っぽくはなりましたがカビに悩まされることはなく、ある程度清潔さは保つことができています。 また、ほつれたり留め具が外れるということもありません。
今や100円ショップにも洗顔ネットが置いてあるので、286円(税別)というのは決して安くはありません。 それでも「次も使いたい」と思う魅力がこのネットには詰まっていると私は思います。
よかせっけん
「よかせっけん」の泡立てネットはスカート状の中に直径2~3mmの水素玉が5~6個入っているのがポイント。 泡立てると水素を発生し、水素入りの濃密泡を作ることができます。 この水素は肌の老化の原因である活性酸素を除去して、ニキビや吹き出物、シワ・たるみ、そして美白効果まで期待できるとのことです。
尚、泡立てネットは注文するたびに無料でもらえます。 つまり、1個で約30日使えるので、最短で1ヵ月ごとに交換できます。これは衛生的。 それにしても「注文する度にネットがついてくる」というパターンはなかなか珍しいですね。 他社は初回の注文のときしか、ネットがついていないことが多いので、本当に助かります。
尚、「よかせっけん」の泡立てネットの手触りや泡立ちについては一般的なネットと大きく変わりませんが、ネット上部についている紐が「ヒモ」ではなく「リング」というのは珍しいかな。 プラスチック製のリングならヒモと違って水分を吸わないため乾くのに時間はかかりませんので、カビが生える心配もありません。
耐久性については公式ページで「推奨交換時期が2ヶ月」と書かれていますが、2ヶ月で壊れるような感じでは決してありませんので安心して泡立てることができます。
肌に優しい洗顔石鹸ベスト3
洗顔後の肌の状態(しっとり、カサカサ、ヒリヒリ、赤み、かゆみ、つっぱり感)を基準に洗顔石鹸ベスト3をご紹介します。
二十年ほいっぷ
二十年ほいっぷで洗顔してみると、洗顔直後に「うっ、乾燥が!」となることはなく、慌てて化粧水などで保湿ケアをする必要がないくらい潤いが持続しました。
また、洗顔後のヒリヒリ感も全くなかったので、敏感肌で悩んでいるママさんでも安心して使えると思います。 「キメが細かく泡立ちがよい」「肌に優しい」「洗顔後は潤いが持続する」の3拍子揃った二十年ほいっぷは一番おすすめの洗顔石鹸です。
よかせっけん
よかせっけんを泡立てていくと、何だか出来上がった泡がキューっと手に吸い付いてくるような感覚。その後、その泡を顔に乗せるとまさに「泡が吸着」している感じ。 ただ、泡を洗い流すと、肌の手触りが普段の肌と違います。スーッと指が滑らずに「キュッ」とブレーキがかかるような感じで慣れるまでは違和感がありました。 ただ、予想していた以上に潤いが持続してびっくり。 また、洗顔後、肌がカサカサしたり、ヒリヒリすることはありませんでした。
ココラルムマイルドソープ
ココラルムマイルドソープで洗顔してみると、汚れをガッツリ落とすというよりは肌をいたわりつつ優しく落とすような感じ。顔全体が泡に優しく包み込まれるこの感覚は癖になりそうです。 ただ私の場合、洗顔開始から約1分で若干ではありますが、鼻の下あたりにヒリヒリと刺激を感じることがありました。 尚、このヒリヒリと感じる刺激は毎回、必ずあるというワケではないので、個人差や肌の状態による差がありそうです。
洗い上がりは配合されたオイルが作用しているせいか肌が水を弾き、顔に付いた水滴がまん丸。このまん丸の水滴を見て若かりし日の潤った肌を思い出し嬉しかったです。 ただ、二十年ほいっぷやよかせっけんに比べて潤っている時間が少ないように感じました。