次男に飲んでもらいました

我が家には2人の子供(長男、次男)がいますが、長男は偏食がひどく、「このままだと大きく成長できないかも?」と心配していたときに、成長期飲料という飲み物を試飲する機会がありました。

そのとき「成長期飲料を飲んでくれれば偏食でも大丈夫かも・・・」と思ったのですが、最初こそ飲んでくれましたが、すぐに飲んでくれなくなりました。 それから5種類の成長期飲料を試すことになったのですが、5種類目でやっと長男が飲める成長期飲料が見つかりました。 詳しくは子供の偏食による栄養素不足が心配に書きました。 もしお子さんの偏食がひどくて心配されているなら一度ご覧ください。

次に、次男は牛乳が嫌い。でも長男のように偏食はないので、成長期飲料を飲ませてはいませんでした。 ある日、長男が成長期飲料を飲んでいるのを見て、次男が「ぼくも飲みたい」というではありませんか!

母:「お兄ちゃんが飲んでいるのは牛乳が入っているんだよ。あんた、牛乳嫌いでしょ。飲めないよ」
次男:「でも飲む」
母:「ん~~ん。なら家にある豆乳で作ってあげるよ。飲めるかわからないけど、それを飲んでみな」

ということで、現在、長男が飲んでいる成長期飲料(セノビック)を豆乳に溶かして飲んでもらいました。 さて、次男は飲めるのでしょうか?

【追加情報】
セノビック以外の成長期飲料(「セノビー」と「ミロ」)も追加しました。

目次

セノビックを豆乳に混ぜてみた

セノビックには現在、5種類の味があるのですが、次男には「ミルクココア味」と「バナナ味」の2種類を豆乳に混ぜて飲んでもらいました。

ミルクココア味

アイス

豆乳には大豆と水だけで作られた「成分無調整」と、砂糖・塩・乳化剤・香料を入れて飲みやすいように調製された「調製」があります。 以前「成分無調整」で豆乳カフェオレを作ったところ、あまりの豆腐感にビックリして飲み切ることができなかったので、今回は飲みやすい「成分調製」を使います。

まず30mlの豆乳で粉末を溶かすと牛乳の時よりも若干溶けやすいような気がしました。 その後、残りの120mlを加えて更に混ぜると「ミルクココア豆乳」のできあがり。見た目は牛乳の時とほとんど変わりません。

まずは私(母)が飲んでみます。 まず香りを確かめてみると、完全にミルクココアの香り。豆腐っぽい香りは一切なく飲みやすそうな感じです。 ゴクッとひと口飲むと、牛乳で作った時に比べて滑らか。豆乳独特のトロッとしたような口当たりではあるものの、決して嫌な感じではなく美味しいココア。

粉っぽさもなく、甘さもちょうど良い加減でした。「これなら次男は問題なく飲めそうだぞー」と思ったところにタイミング良く次男が登場しました。 実は牛乳が嫌いな次男は、今まで豆乳そのものは飲んたことがありません。 敢えて豆乳で作ったことを言わずに飲ませてみました。

「どんな反応するのかな?」とドキドキしていると、はじめはチョビチョビ飲んでいたのですが、徐々に勢いよく飲み始めたではありませんか! これなら正体をバラしても平気そうです。

美味しそうに飲み続けている次男に「実はこれ、豆乳で作ったんだよ」と真実を明かすと「えー!いま、とうにゅうのんでるのー?」とビックリした様子。 それでも、飲み続けていたので本当に美味しかったのでしょう。

ホット

次はホット。 温めた豆乳150mlにセノビックの粉末8gを入れてみました。 やはり冷たい豆乳に溶かした時と比べて出来上がりが断然早く、スプーンで4~5回かき混ぜるだけで粉末は溶けてしまいました。

出来上がった豆乳入りセノビック(ホット)は、ココアの香りよりも豆乳の香りが強め。この感じだと、「もしかしたら味も豆乳かな…?」と緊張しつつひと口飲んでみると、初めはココアの風味を感じましたが、最後は豆乳が口の中に残りました。

温かい牛乳で作った時に比べるとまろやかな口当たりにはなっていますが、最後に口に残る豆乳の味が気になります。 もちろん「美味しくない」というワケではないのですが、豆乳入りセノビックを作るならアイスがいいかな・・・

それでは次男に飲んでもらいます。 豆乳入りセノビック(アイス)はグビグビ飲んでくれましたが、果たしてホットは飲んでくれるのでしょうか?

「今度はホットだよ」と言ってカップに入ったセノビックを次男に渡しました。 まずはニオイを確かめています。 その後、「これは飲める」と判断したようで、一気に飲みました。 すると次男は「もういらない」と言って、どっかに行ってしまいました。 予想通りです。 もう豆乳入りセノビック(ホット)は作りません(笑)

バナナ味

「バナナ味」も上の「ミルクココア味」と同じように作ります。 まず、粉末に30mlの豆乳を注いで混ぜてみると、「ミルクココア味」よりも溶けにくいようで15秒ほど集中して混ぜる必要がありました。 しっかり混ざるとトローっとしたバナナ豆乳に変身。

さらに120mlの豆乳を注いで5回ほど軽く混ぜたらバナナ豆乳セノビックの完成です。 牛乳で作った時に比べると若干モッタリとして重たい感じで、豆乳の香りはせずバナナ風の香りのみ。

早速、私(母)がバナナ豆乳セノビックを飲んでみると牛乳で作った時よりもクリーミーで、本物のバナナジュースっぽい感じです。豆乳のトロミで喉越しもいいです。 渋みや刺激は全く無く、甘さも控えになっていたので安心して飲むことが出来ました。牛乳の時と同じ粉末で作ったとは思えないくらいマイルドな味で、グビグビ飲めまいました。

これ、かなり飲みやすいので飲み過ぎに注意です(笑)。 実は私は夕食後に味見のつもりで飲んだところあまりの飲みやすさに止まらなくなり、就寝前まで満腹で苦しくなってしまいました。のちのち後悔しないためにも、飲む量や時間には気を付けましょう。

そんなバナナ豆乳セノビックを、豆乳で作ったことを言わずに夫に出してみると、「おー!うまいねー」と言いながらグビグビと一気飲み。 飲み切った後に豆乳で作ったことを白状すると、「そうだったの?」と驚いた様子。実はそうだったのよ。 その昔「豆乳は飲めないなー」と言っていた旦那ですが、豆乳セノビックをきっかけに食わず嫌いが1つ減ったようですね。

最後は次男。 「今度はバナナ味だよ」と言ってあげたところ、ひと口飲んだ後に顔の表情が暗い。もしかしてダメ? すると、「これなら飲めるかも・・・」という次男。 そこで、次男に「あんまりおいしくなかった?」と聞いてみると、「あんまり甘くないけどおいしいよ」という次男。 子供は豆乳で作った「セノビック ミルクココア味」のほうが好みなのかもしれませんが、バナナ豆乳セノビックもたまには作ってあげようと思います。

子供に豆乳入りセノビックを作ってあげる

セノビーを豆乳で飲んでみる

上記で牛乳嫌いの子供でも豆乳入りセノビック(ミルクココア味 アイス)なら飲めることがわかったので、今度は「セノビック」と同じぐらい評判のよかった「セノビー」を飲ませてみることにしました。

アイス

まず、コップに粉末のセノビーを12g入れてから、アイスの調整豆乳(200ml)を注ぎかき混ぜます。 最初はダマになるものの徐々に溶け始め、約20秒ほどで完成。 ここで、コップの底を確認しましたが粉末が沈殿していることはなかたので、完全に溶けていました

さてセノビーは一体どんな味なのでしょうか?

コップを傾け、ひと口飲んだ感想は「わっ!豆乳」。 調製豆乳をそのまま飲むよりは随分飲みやすくなっていますが、ココアを感じる前に豆乳がドーンとやってきました。 豆乳が強すぎる上にココアの味はあまりしません。

それでも、ココアらしきものが豆乳の味をマイルドにしてくれているのは確か。甘味もあって飲みやすくなっているので、牛乳が嫌いな次男でも飲めるかも? 早速、次男にも飲んでもらいました。

半分ほど飲んだところでコップをテーブルに置き、「これ何が入っているの?」と私に聞いてきました。 私は「前に飲んだセノビックと同じでココアと豆乳だよ」と答えると、子供は「全然味が違うね」と言いました。 次男にとってセノビーは微妙ということのようです。

ホット

上記のアイスのセノビーは「ココア味」というよりは「豆乳味」でした。豆乳で作っているので当然と言えば当然なのですが、ココアがこんなにも控えめになるとは思っていなかったのでビックリ。ホットにするともう少しココア味がするのでしょうか?

温めた豆乳に粉末のセノビーを入れて良くかき混ぜます(分量はアイスと同じ)。 ホットは5秒ほど混ぜれば出来上がり。 湯気が上がって美味しそうに見えますが、実際のところはどうでしょうか。

カップを口元に持っていくと漂ってきたのは豆乳の香り。ココアっぽさは今のところありません。 ひと口飲んでみるとアイスの時と同様に「わっ!豆乳!」という感じでココアらしき存在は見当たりませんが、豆乳に何かの味が混ざっていることは分かります。

ここまでココアの味がしないなんて思っていませんでした。 味についてはイマイチな味でした。 ちなみに、私はアイスの方がおいしかったです。

この味では次男は飲んでくれなさそうですが、果たして次男は飲んでくれるかな? すると「前と同じ(セノビー)でしょ。え~~~」と明らかにテンション低め。 そんな次男に「一口でいいから飲んでみて」と言って飲んでもらうことに・・・

すると、「お?こっちの方がおいしいね。これなら飲めるよ」

次男の意外な反応にびっくり。 飲ませてみないとわからないものですね。 それなら冬は「セノビー」で決定。

子供に豆乳入りセノビーを作ってあげる

ちなみにセノビーに入っているたんぱく質、ビタミンC、鉄分は子供のニキビ対策にもなります。 詳しくは小学生がおでこニキビで悩んでいるに書きました。

豆乳入りミロを作ってみた

最後は誰もが一度は聞いたことがある「ミロ」 私が子供のころからありましたから、ロングセラー商品です。 早速、飲んでみます。

アイス

まずは冷たい豆乳で作ります。 豆乳200mlにミロ15gを入れてかき混ぜます。 ミロはスプーンで混ぜてもなかなか溶けていかず、1分くらいクルクルとし続けるとようやくダマが無くなりました。

出来上がったアイスのミロを飲んでみます。 ひと口飲んだ瞬間は甘いココア味。 ただ、その後、一気に豆乳の味がやってきました。 ウワーっと大豆が追いかけてくる感じでちょっと面白いですね。 豆乳入りミロは「まあまあの味」でした。

次は牛乳嫌いの子供に飲んでもらいます。 成長期飲料に飲み慣れてきたせいで、今回は一気に飲み始めました。 すると「うわ~~。最初はおいしかったけど、なにこれ!苦くなったよ」とのこと。 こっちは私と同じ感想でした(苦笑)。

ホット

さて、ホットではどうでしょうか。 温めた豆乳にミロを入れます(分量はアイスと同じ)。粉末は5回ほど混ぜるだけでサーッと溶けていきました。 スプーンで底の方からすくい上げてみたところダマはほぼなし。ミロは温かいものに良く溶けるのですね。

気になるのは味。果たしてどうでしょうか。 カップに鼻を近付けると甘味がプラスされた豆乳の香りがしてきました。ココアの方が強く香るかと思いきや、豆乳がやや強めですね。

飲んでみると…、あれ?あまり美味しくない。 アイスの時はココアの味と豆乳の味が時間差でやってきたのでが、ホットは2つの味が同時にドンとやって来てしまい、何とも複雑な味になっています。もちろんこの味が好きな方もいらっしゃるでしょうが、残念ながら私はリピートしたいとは思えませんでした。

それでは牛乳嫌いの子供に飲んでもらいます。 すると、「甘いニオイがする」と言ってぐびぐび飲み始めました。 そして、半分くらい飲んだところで、「こっちは飲めるね」とのこと。 「じゃあ、明日から飲む?」っと聞いてみると「ぼくはいい(いらないという意味)」ということでした。 結論は「ミロは牛乳に混ぜて飲んでください」です。

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