鶏の照り焼きを作ってみました

私は、食材宅配のパルシステム(食パン・牛乳・卵・魚肉ソーセージで朝食を作ってみたパルシステムの肉の中で特に美味しかった)を利用して5年になります(注意:パルシステムは東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、山梨、静岡、新潟にお住いの人のみ利用することができます。 その他の地域にお住まいで時短料理キットを利用したい人は「わんまいる(無添加の調理済み食材が結構よかった)」がよかったです。 わんまいるの時短キットは解凍するだけで食べられるので、5~10分で作ることができます。 実際に食べた感想も詳細に書きましたので参考にしてください)。

でも、パルシステムの「お料理セット(料理キットともいう)」については、毎月送られてくるカタログを見て気になってはいたものの、これまで注文したことはありませんでした。

そんなある日、元々野菜嫌いだった子供が、これまで食べることができた野菜まで食べなくなってしまったのです。 「これではすべての野菜を食べなくなってしまうかも!何とかしなくては」と思い、初めてパルシステムの料理キットを注文することにしました。 これをきっかけに子供が野菜を食べれるようになったらホントうれしいです。

料理キット「鶏の照り焼き」の下準備

今回、注文した料理キットは「鶏の照り焼き」。 子供は肉類の中でも鶏肉が大好き。 「ひょっとしたら鶏肉と一緒に付け合わせの野菜も食べてくれるかも?」と淡い期待を抱きつつ選びました。 そして翌週、ビニールで梱包された料理キットが届きました。

早速、届いた料理キットを見てビックリ!何と消費期限が明日と書いてあるではありませんか! 実はカタログにも「お届け翌日が消費期限」と記載されていたのですが、うっかり見落としていました。 考えてみたらカット野菜に下味付きの鶏肉ですから、そう日持ちしませんよね。 明日は夫の夕飯が必要ないので、作るなら今日。既に夕食を作り始めていましたが、追加で作ってしまいましょう。

まずは料理キットの中身を確認。トレーの上にはカット野菜(玉ねぎ100g、キャベツ100g、ニンジン15g、ピーマン15g)、さらに、密封された透明の袋には調味液に浸った産直鶏モモ肉150g、照り焼きのタレが1袋入っていました。

尚、レシピを見ると、自分で用意しなければいけない調味料もあるとのこと。 今回の「鶏の照り焼き」の場合、サラダ油、片栗粉、塩コショウを自分で準備する必要があると書かれています。 自分で用意しなければいけない調味料は、どの家庭にも常備されているものばかりなので、調理する前に慌てる必要はないと思いますが、念のため調理する前には準備しなければいけない調味料を確認するようにしましょう。

さて、今回注文した「鶏の照り焼き」は2~3人前と書かれていますが、これを夕食のメインと考えると足りないのではと思っていまいました。鶏モモ肉150gということは、1/2枚分程度。大人3人で分けるとしたら、ちょっと寂しい食卓になりそうな予感がします。 若干の不安はありますが、何はともあれ調理を始めることにしましょう。

まずは下準備。鶏肉を袋から出し、片栗粉をまぶします。鶏肉と野菜はひと口大にカットされているので包丁要らず。 どんな味付けになっているのがが気になって原材料を見てみると、おろししょうが主な下味になっているようですが、袋を開けた時点ではしょうがのニオイはあまりしませんでした。 ニオイ消し程度に使っているのかもしれません。 下準備完了。それでは調理開始。

料理キット「鶏の照り焼き」の調理

まずはフライパンに油を引き、フライパンが熱したところで、玉ねぎ以外の野菜を炒めるのですが、うっかり玉ねぎも一緒にフライパンに入れていましました。 慌てて玉ねぎを拾い集め、再びトレーへ戻しました。 後で気づいたのですが、先に炒める野菜と玉ねぎはビニールで仕切られており、使う順番に取り出しやすいように工夫されていたようです。

それから野菜は塩コショウをして中火で2分炒め、完成!お皿に移します。 割と細かく切ってあるので火の通りも早い。

再びフライパンに油を入れて熱してから鶏肉を入れ、色が変わるまで焼きます。その後に玉ねぎを加えて1分ほど炒め、フタをして弱火で3分。 最後に中火にしてタレを投入!絡めながら約1分炒めたら完成。 先ほど炒めた野菜の隣に鶏の照り焼きを盛りつけます。

出来上がった「鶏の照り焼き」は照りがあっておいしそう。ただ、この量で2~3人前となるとやはり少な目かな。 今回の調理時間は約12分。調理途中で調理方法を間違えるハプニングもあったので、レシピに書かれていた調理時間10分よりも2分ほど余分に掛かってしまいましたが、何もハプニングがなければレシピに書かれていたとおり10分以内に作ることができるはずです。

ふと料理キットの入っていたトレーを見ると、「このトレーは回収します」という文字。どうやら次回のお届け時にドライバーさんに渡せば引き取ってもらえるようです。 必ず回収してもらわなければならないという訳ではありませんが、リサイクルを大事にするパルシステムならではですね。

早速実食。 「鶏の照り焼き」は焼き鳥のような味で、これなら子供も喜んで食べてくれそうです。 野菜は味付けが塩コショウのみなので、それなりの味。野菜は普段自分で切る時よりも細かくカットされているので、食べやすいかもしれません。

子供に「食べてみる?」と尋ねると、まずは「鶏の照り焼き」を一口食べました。 すると、「おいしい」と言ってくれたので、一安心。 ここで、「隣の野菜も食べてみたら?」と言うと、野菜を「鶏の照り焼き」のタレに付けてひと口食べました。

数秒の沈黙の後、「これなら食べれるかも」と言うではありませんか! 「鶏の照り焼き」のタレがかなり気に入ったようです。 これをきっかけにどんどん野菜を食べてくれれば嬉しいのです。 子供も喜ぶ味でよかったです。

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