子供のために安心な食材を使いたい

我が家はパルシステムを始めてから2年が経ちますが、これまで朝食の定番である食パン・卵・牛乳などを購入したことがありませんでした。 今までは「わざわざパルシステムで頼まなくても近所のスーパーで手に入る」「スーパーの商品と比べると値が張る」「届くまでに1週間かかるので在庫管理が難しい」「好みに合うか分からない」などの理由から購入してみようとは思いませんでした。

そんな私が、今回「頼んでみようかな?」と思ったのは、子供が大きくなり、多少値が張ったとしても子供に安心して食べさせられる食材を選びたいと思ったからです。

というわけで、今回はパルシステムで食パン・牛乳・卵・魚肉ソーセージ・ヨーグルト・キウイフルーツを注文することにしました。 果物以外は「palマーク」が付いているパルシステムのオリジナル商品を選びました。

それでは、これらの食材を使って朝食を作ったときの様子をお伝えします。

目次

パルシステムの食パンを食べてみた

食パンの種類について

パルシステムで取り扱っている食パンは、イーストを使わずパネトーネ種と湯ごねした生地を合わせた「食パンスライス(6枚切り・8枚切り)」各171円(税込)、ホシノ天然酵母種で発酵させた「こだわり酵母食パン(1斤5枚切り198円(税込)・ノンスライス1.5斤298円(税込))」の2種類。

どちらも「palマーク」が付いているのでパルシステムのオリジナル商品です。 さて、どちらにしようかと悩みましたが、今まで酵母の入ったパンを食べたことがなかったので、「こだわり酵母食パン」に決めました。

次に、「こだわり酵母食パン」には「1斤5枚切り」と「1.5斤」がありますが、どっちにしようかな?

スライスしてある方は切る手間が省けるので便利。でもスライスしていない食パンには好きな厚さで食べられるというメリットがあります。 また、スライスしていない食パンには食パンの中身をくり抜いてグラタンやシチューを入れたり、中にサンドイッチを詰めたりとアイデア次第で色々できそう。

考えた結果、「ノンスライス1.5斤」を選びました。 ちなみに、今回選んだ「ノンスライス1.5斤」の賞味期限は「お届け日を含む3日間」。一方、「1斤5枚切り」の賞味期限は「お届け翌日」。添加物を使っていない分、スーパーで売られている食パンに比べて短いですね。

ちなみに、1.5斤のノンスライス食パンなんて近所のスーパーではなかなか見かけないので、実物を見るのが楽しみ。 カタログの写真は食パンがまな板の上に載ったショットになっているため、包装の仕方も気になるところ。もしかしてオシャレに紙袋に入っているとか? 考えるだけでワクワクします。

酵母食パンが届く

さて、注文から1週間が経過。待ちに待った酵母食パンが我が家に届けられました。 ドライバーさんから渡された白いビニール袋に入っていたのは、透明のビニール袋に入った食パン。市販の食パンのように袋の口をプラスチックのクリップで留める形ではなく、袋の上部も密封されています。角食パンではなく山型食パンなので、山1.5個分。確かに1.5斤ですね。うん、予想通り大きい。これは面白い。

酵母食パンはスーパーで売られている大手製パン会社の食パンと比べると断面のキメは荒め。 持ち上げてみると、パンなのに「フワフワ」ではなく、「ズッシリ」かつ「しっかり」しています。市販の食パン2斤分よりも重いのでは…?

袋から取り出してみるとスーパーの食パンを袋から出した時に感じるイースト臭さが一切ありません。 時々自宅でパンを焼く私はパン作りをしない人に比べるとイーストの香りに敏感なはずですが、この酵母食パンには全くその香りがありません。

さすが、こだわりの「ホシノ天然酵母」。しっかりと発酵させているようです。 原材料名を見てみると、「小麦粉、酵母、砂糖、食塩」としか書かれていません。私が作る時はバター(またはオイル)や牛乳などを入れますが、これには入っていないようですね。

つまり、「油脂や牛乳なども入っていないごくごくシンプルな小麦味の食パン」ということのようです。 たった4つの材料で作られているということは、味にごまかしがきかないということ。 きっと全ての食材にパルシステムのこだわりが詰まっているに違いありません。どんな味なのか、今すぐ食べましょう。

味と食感について

パン切り包丁でゆっくりとスライスしていきます。 切れ味の悪い我が家のパン切り包丁でもキレイに切ることができたのは、パンが「フワフワ」ではなく「しっかり」しているからでしょう。 キレイな断面にウットリするくらいです。

さて、問題は味と食感。 トーストせずに食べてみると、小麦の香りがフッと鼻に抜けて行きました。これはもう大手製パン会社の食パンとはベツモノですね。 ただ水分量が少ないのか若干モソモソしており、しっかりと噛まなければ飲み込めない感じで、水分片手に何度も咀嚼してようやくゴックンできました。 もしかしたらこれまでの人生で最も多くパンを噛んだかもしれません。

次にトーストして食べてみましょう。 パンの焼ける香りが室内に漂い、表面がきつね色になったところで取り出します。焼き上がったパンは表面がサクッとして美味しそう。 普段ならバターを乗せてしまうところですが、はじめは何も付けずにそのままかじってしまいましょう。

大きな口を開けてかじりつくと、表面はザクザクッ。でも中はシーットリ、そしてモッチリ。焼かずに食べた時はモソモソ感が気になりましたが、トーストすると全く気になりません。 トーストすると、小麦の香りとパンの甘さが更に引き立って、美味しさが何十倍にもなっています。

これはもう、「トーストすべきパン」と言っても過言ではないでしょう。 材料4つ(小麦粉、酵母、砂糖、食塩)でこの美味しさが出せるというのにビックリしました。 また、ズッシリと食べ応えのあるので、腹持ちもいいです。

ここまでは大人の私の感想。 子供はどうかな…?

食パンの耳まで食べられる長男(5歳)は「おいしい!」と食べてくれたのですが、ふんわりタイプの食パンが好みの次男(3歳)は見た目がダメで全く受け付けません。 酵母食パンは食感だけでなく味も市販の食パンとは異なりますから、子供にとってはハードルが高いかもしれませんね。

まとめ

パルシステムの「こだわり酵母食パン」はイーストで発酵させたパンのようにフワフワしていない上、そのままだとイマイチな味。 ただ、トーストにして食べてみると、濃厚な味でとてもおいしかったです。 好き嫌いが分かれそうな食パンですね。

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パルシステムの牛乳を飲んでみた感想

今までの我が家の冷蔵庫に常備していたのは約150円の低脂肪牛乳。私がサッパリした牛乳を飲みたいという理由から低脂肪を選んでいます。 でも、育ち盛りの子供がいるので「このまま低脂肪でもいいのかな?」と思い始めていた。 そこで、子供のために、美味しくて安全な牛乳をパルシステムで探そうを思いました。

パルシステムの牛乳には、「酪農家の牛乳(乳脂肪分3.5%以上)」、「酪農家の低脂肪牛乳(乳脂肪分のみ1%に調整)」、「こんせん72牛乳(乳脂肪分3.6%以上)」、「いわて奥中山高原の低温殺菌牛乳(乳脂肪分3.6%)」があり、どれにしようかと悩みましたが、「最初はベーシックな牛乳が良いかな?」ということで、パスシステムの牛のキャラクター(こんせんくん)が描かれた「こんせん72牛乳」を選びました。

「こんせん72牛乳」は1000mlで224円(税込)なので、市販の牛乳の価格と比べてもそこまで大きな違いはありません。 容器も一般的な牛乳と同じパック。リサイクルマークが付いているので飲み終わった後はパルシステムさんに回収してもらうことができます。

さっそく「こんせん72牛乳」を飲んでみます。

こんせん72牛乳の味について

パックの口を開けてコップに注ぐと、普段の牛乳と同じように見えます。まあ牛乳ですからね、見た目はそこまで大きく違わないでしょう。 「どれどれ?」と飲んでみると、ん?何だか牛乳が濃い!そして甘い!

普段、低脂肪牛乳を飲んでいるので乳脂肪分の高い牛乳を飲んで「濃い」と感じるのは当たり前なのですが、ただ「濃い」だけではなく、しっかりと味がすることにビックリ。 いつのも低脂肪乳を同じ「牛乳」というカテゴリーに分類しては失礼かも?と思ってしまうほどの甘みとコクがありました。

次は牛乳を温めてインスタントコーヒーとメープルシロップを入れてホットコーヒー牛乳にしてみました。 普段はこの「ホットコーヒー牛乳」を低脂肪牛乳で作るのですが、甘みとコクのある「こんせん72牛乳」で作るとどんな味になるのでしょうか?

ドキドキしながらひと口。あれ?美味しくない! どうやら甘くてコクがある牛乳は、「ホットコーヒー牛乳」に適さないようです。残念。

さらに「ホットミルク」にして飲んでみたところ、牛乳の甘さが引き立ってイマイチ。低脂肪のような薄い牛乳に慣れている私がこの牛乳の美味しさを理解するにはもう少し時間が必要のようです。

でも、冒頭でも言ったように冷たいままなら、明らかに今までに飲んできた牛乳とは違う味わい。 これは子供に飲ませたいと心から思いました。

産直の卵を食べてみた

今回、パルシステムで食パンや牛乳を注文したので、卵も一緒に注文してみました。 我が家では普段スーパーで10個で200円くらいの卵を購入することが多いです。 今回注文したパルシステムの産直たまご(赤玉またはピンク玉)は、収穫後農薬不使用、非遺伝子組み換えとうもろこし、遺伝子組み換えなしの大豆中心の飼料で育てた卵で10個(MS~LL)292円(税込)です。

さて、「いつもの卵」との違いが分かるでしょうか?

我が家に届いた「産直たまご」は紙製のパックに入っていました。フタにはかわいらしい鶏と卵のイラストが描かれていてホッコリします。 リサイクルマークが付いているので、空容器はパルシステムに回収してもらえます。

パックを開くと、ほんのりピンクで、色の濃さがちょっとずつ違う卵。 カタログには卵のサイズが「MS~LL」と書いていったので、どんなサイズの卵が届くのか気になっていましたが、表記通り「MS~LL」のサイズの卵が混ざって入っているようです。

今回は卵焼きにしてみました。 卵を割ってみると普段食べている卵の黄身よりも色が濃く、何だかとっても美味しそう。明らかに黄色よりもオレンジ色寄りの黄身です。

熱したプライパンに卵を落とし、フタをして待つこと数分。出来上がった目玉焼きは美味しそう。 まずは、卵料理が大好きな長男が食べました。 味について特にコメントすることなくペロリと完食。 黄身すらキレイになくなっているお皿が全てを物語っていますね。

次に私も食べてみたところ、黄身が甘くて食べやすい。 次に、ホットケーキに使ってみたら、生地がキレイな黄色になり、見た目から美味しそうです。 こんなにも見た目に違いが出るなんて思っていなかったのでビックリ。

「パルシステムの卵で焼き菓子を作ったら、いつもより黄色くなるのかしら?」 今度挑戦してみようと思います。

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魚肉ソーセージはいつも注文してます

パルシステムの「おさかなソーセージ」は、我が家がパルシステムを始めてからほぼ毎週頼んでいる商品の1つ。 子供も私も大好きなで、小腹が空いた時やちょっと一品足りない時にピッタリです。

パルシステムの「おさかなソーセージ」は「化学調味料不使用」「着色料不使用」のすり身を使用しており、魚の味がするソーセージです。着色料を使っていないので自然な色合いに仕上がっています。 4本入り(280g)298円(税抜)と、8本入り(172g)195円(税抜)の2種類がありますが、1本当たりのサイズが違うだけで味は同じです。

4本入りは1本あたり70gとかなり大きめなので、朝食は食パン1枚とこのソーセージ1本にすると、お腹いっぱいになります。 それに対して8本入りは1本あたり22gなので、小腹が空いた時やちょっと何かつまみたい時などにちょうど良いサイズ。

実は、パルシステムの魚肉ソーセージを食べてからは、市販の魚肉ソーセージを口にするとピリッと辛いような刺激と独特の香りが気になって、子どだけでなく私も市販の魚肉ソーセージを受け付けなくなってしまいました。 魚肉ソーセージでここまで味の違いがわかるなんてびっくりです。

パルシステムのヨーグルトは子供も大好き

パルシステムで取り扱っているヨーグルトは、約400g入りの大きなパックのヨーグルト、フルーツが入ったヨーグルトなどいろいろな種類があります。 我が家がいつも購入しているのは「ヨーグルト(生乳50%)75g×6(198円(税別))」。 市販のヨーグルトと変わらない値段なので、気軽に注文できるのもうれしいです。

また、無香料なので安心して食べられますし、生きて腸まで届くプロバイオティクスビフィズス菌「BB-12」も配合されているので腸内環境も整えることができます。

パルシステムの「ヨーグルト(生乳50%)」は、市販のカップ入りヨーグルトに比べると、マイルドな甘さで後味がさっぱりしているので、市販品のガツンとした甘さが苦手な方でも無理なく食べられると思います。 また、加糖タイプなので酸味が苦手な子供でも何も加えずそのまま食べることができます。

もし、コクのあるヨーグルトが好きという人は、「カップ入りのクリーミーヨーグルト」がいいです。 ちなみに、上の2つのヨーグルトを食べ比べてみると「同じヨーグルトでもこんなに違うのかー」と驚くことでしょう。

キウイフルーツは甘かった

パルシステムでは季節ごとに様々な果物が登場します。 品ぞろえはスーパーの青果コーナーと同じような感じですが、スーパーで時々見かけるような「ちょっと珍しい果物」は取り扱っていないようです。

尚、パルシステムでは時々「徳用」や「特別価格」での販売があるので、好きな果物がある季節は特にしっかりとチェックしています。 私がこれまでにイチゴ・ブドウ・桃を購入したことがあります。 購入した果物はどれも甘くて美味しく、いわゆる「ハズレ」を経験したことがありません。

例えば、最近、パルシステムで注文した桃(2玉)はどちらも文句なしに甘く、もちろん傷みもありません。もしかしたら糖度まで調べている?と思うくらい甘かったです。 パルシステムの果物はスーパーよりも多少値が張るかもしれませんが、安価でハズレの果物を引くよりも、少し高価でもハズレがない方が私は嬉しいです。

パルシステムの果物を信頼している私が今回注文したのはキウイフルーツ。グリーンキウイではなくゴールドキウイにしてみました。 こちらのキウイは有機栽培とのことなので、安心して口に入れることができますね。

今回注文するとき、4~7玉が入った「徳用」のキウイフルーツもありましたが、そんなにもたくさん消費する自信がなかったので、「2~3玉」の通常のキウイフルーツを選びました。 ちなみに、通常のキウイフルーツも特別価格で購入できてラッキーでした。

注文したキウイフルーツは、普段スーパーで見かけるものよりも一回り大きめ。 「何日か置いた方が甘くなるかな?」と思いましたが、すぐに食べたかったので届いた翌日の朝に食べることにしました。 「まだすっぱいかな?」とドキドキしながら口にすると、追熟しなくても十分すぎるほど甘くて美味しい。

そういえば桃を購入した時も届いた翌日に食べたのですが、かなり甘かったのを思い出しました。 パルシステムの果物はどれも確実に美味しいのでありがたいですね。

ちなみに、パルシステムのカタログには産地だけではなく味の特徴や食感などが書かれているものがチラホラ。 「酸味のあるさわやかな食感」「果肉が固めの品種です」「ホクホクとした食感が特徴」「栽培特性により、色の薄いものもお届けします」など、一言ではあるものの「実際に手に取って選べない」という宅配サービスの欠点を埋めるべく対応しているのも嬉しい気遣いですね。

まとめ

今回、パルシステムで頼んだ食材で朝食を作ってみました。 今回の食材の中で、「palマーク」が付いているのは「こだわり酵母食パン」「こんせん72牛乳」「産直たまご」「ヨーグルト」「おさかなソーセージ」の5品。 「palマーク」が付いている食材は、「国産」、「化学調味料や添加物不使用」、「遺伝子組み換えなし」ので安心して食べることができます。

さて、今回頼んだ食材の中で最も驚いたのは「こだわり酵母食パン」。 スーパーに売っているフワフワサクサクの食パンと違い、ズッシリと重い。 そのまま食べてみると若干ボソボソしているので、フワフワサクサクの食パンを食べ慣れている人にとって最初は食べづらいかもしれません。

でも、トーストするとガラッと変わります。 外はサクサク、中はモッチリ。香りはパン屋さんで嗅いだことがあるいい香り。 ただ、子供がこの味と食感に慣れるには時間が掛かるかもしれませんが、「余計なものを使わずに作っているこの味は知っておいてほしい」と思わせる食パンです。

次は「おさかなソーセージ」。 スーパーで売られている魚肉ソーセージはピンク色に着色されているものが多いですが、「おさかなソーセージ」はファンデーションのピンクベージュに近い色。 決して目を引く色ではありませんが、オキアミの自然な色(着色料は未使用)なのです。 あと、加工品で使われている化学調味料やリン酸塩も使われていないので、子を持つ母としては嬉しいです。 また、味に関してはお魚のうまみをしっかり堪能できるソーセージです。子供にも好評です。

尚、パルシステムで取り扱っている食品は、正直、市販のものより全体的にややお高め。 でも、パルシステムで取り扱っている食品は、食品添加物などを使用していないものも多いので、子供に「食品本来の味」も知ってもらうためには絶好のチャンスだと思っています。 というわけで、これからもパルシステムを利用していきたいと思っています。

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