食事制限はしてはいけない

【産後1ヵ月】戻り始める兆しが見えた?

産後3日目、私の体重は55.9㎏。あれ?4㎏しか減っていません。生まれた子どもが約3㎏、胎盤・羊水などが合わせて1㎏程度だったのでしょう。 妊娠前から10㎏増えたので、残る6㎏はまだ体のどこがに付いているということになりそうです。

元々筋肉質だった私にとって、ブヨブヨの腹筋は許しがたいもの。今すぐにでもジョギングや腹筋をしたいところですが、産後に無理をすると更年期に影響が出てくるそうなので、まだまだ激しい運動はできません。

それでも入院中はかなり暇。母子同室であったとしても新生児は1日のほとんどの時間を寝て過ごしますから、眠っている時間はやることがありませんし、いつ目を覚ますか分からないので眠っているからと言って放っておく訳にもいきません。

出産の疲れが抜けなかったり、帝王切開の傷跡が痛くてたまらない人にとっては、ゆっくり休める貴重な時間となるのでしょうが、私のように体力が有り余っている人間はとにかく暇でしかありません。

早く退院したくても、産院では初産婦は出産後6日間入院しなければならないので、おとなしく時間が過ぎるのを待たなくてはならないのです。 ちなみに、出産直後は産後の痛みで動く気にはなれませんでしたが、3日目には痛みもほとんど無くなっていたのでベッド上でこっそり腹筋をしてみました。

すると、約8ヵ月間激しい運動ができなかった割には筋肉が衰えていなかったようで、転がったまま起き上がれなということは一切ありませんでした。ああ、良かった。何だか妊娠前の体型に戻れそうな気がしてきました。

6日目にようやく退院し、完全母乳での育児がスタートしました。1ヵ月健診までは実家でお世話になる予定です。 入院中に助産師さんから「甘いものを食べ過ぎると乳腺炎になることがあるので注意してください」と指導を受けたので、チョコのおいしい誘惑に乗せられないように気を付けます。

ところが退院した時期がちょうど年末年始で家族が集まり、おいしそうなモノたちがテーブルに並びます。夕飯は1年に1度お目にかかれるかどうかの高級牛肉によるすき焼き、そしてデザートはケーキ! 「これは食べておかないと夢に出る!」と思い、やや控えめにではありますが、おいしく頂いてしまいました。

さて、その後、大後悔。高カロリーのものをあれこれ食べたおかげで、母乳が大量に作られ乳管に溜まりすぎてしまったのです。そのため、乳腺がパンパンになり痛いのです! 新生児は頻回授乳ですが、まだそれほどたくさんの量を飲めるわけではないので、授乳後もまだ乳腺がパンパン。良く見てみると、一部の乳腺のみがパンパンなのです。

そういえば産院で、「毎回同じ姿勢で飲ませていると、飲ませていない場所に母乳が残ることで痛くなることがあります。すべての乳腺から偏りなく飲んでもらえるように、授乳姿勢を変えてあげて下さい。」、と言われたことを思い出しました。「このことか」と納得し、溜まった場所を狙って搾乳をしました。

まだ母乳の需要と供給が釣り合わないこの時期、食生活に注意をしなければならないことを身をもって経験した私。もう痛いのは勘弁!と気を付けて生活していましたが、それでも乳腺がパンパンになってしまうことが度々あり、その都度搾乳が必要になりました。

おかげで産後1ヵ月はとても健康的な食生活。「食べる=痛い」なので、自然と間食は減りますよね。 産後1ヵ月の時、53.7㎏。まだお腹、太ももなどに脂肪が残っており、妊娠前と同じサイズのズボンが履けないため、履いているのは妊婦用のズボンです。

ただ日々腹筋をしていることもあり、触ってみるとブヨブヨの下にはしっかりと腹筋が戻ってきているようです。

【2ヶ月】少しずつ「私」を取り戻していく?

1ヵ月健診を終え、ついに自宅へ帰ります。 今までは母が用意してくれる栄養満点の料理によっておいしい母乳を飲ませることができていましたが、これからは自分で作らなくてはいけません。

食事だけでなく、家事・育児全般全てやらなければならないので一体どんな生活になってしまうのでしょう。想像もつきませんが、やるしかないという事実は変わりません。 自宅へ戻った初日、約1ヵ月主婦業をしなかったのにも関わらず体は軽快に動きます。

この日は夫が休みだったこともあり、子どもの監視は任せ、私は久々の家事に取り組みます。 掃除、洗濯、ご飯の準備、久しぶりにするということもあり楽しみながらできました。昨日もここで同じように暮らしていたかのような錯覚を覚え、実家にいた1ヵ月が夢であったかのように感じます。

しかし、今までと違うのが3時間おきの授乳タイム。何をするにしても時間を気にする必要があり、買い物へ出かけるタイミング、食事を摂るタイミング、お風呂に入るタイミングなど、授乳時間を中心にして考えなければなりません。

もちろん授乳以外でも泣けば抱っこ、少しでもサインが出ていたらおむつ交換、かわいい動きをしていれば写真撮影など、子どもの一挙手一投足に翻弄される新米ママ・パパ。夫が仕事の日も同じように子どものペースで生活するため、時間があっという間に過ぎてしまいます。

家事・育児に追われる生活でしたが、まだ生まれて間もない息子はよく眠ります。子どもが眠っている時間が私に唯一与えられた自由時間。とはいえ、家のことはやらなければならないので、実際はほとんど自分のためだけの時間は取れません。休憩しようと思うと、ウエーンと泣き始めます。

そんな生活の中、自覚はありませんでしたがストレスを感じていたようです。時々間食が止まらなくなってしまうことがありました。自宅に戻ってきてからというもの、食事をゆっくり摂ることができなくなり、「早飯」が特技になりました。慌ただしすぎて、味を感じる暇もなく、母乳を出すためにとりあえず食べる、といった感じです。

そんな食生活のストレスが、止まらない間食につながっていたのでしょう。しかし、食べ過ぎると当然ツケが回ってきます。乳腺がパンパンになり、痛い!搾乳してもなかなか改善しないことも何度かありました。 ただし、そんな生活を送っていても乳腺炎になったことはありません。

たぶん、このたんぽぽ茶それともハーブティーを飲んでいたおかげだと思います。 上で紹介しているハーブティーは先輩ママに教えてもらいました。 正直に言うと味はイマイチですが、母乳育児をするなら飲んでおくと安心できますよ。

ちなみにハンバーガーも甘いものも過剰に食べなけれは平気でした。その話をすると、乳腺が詰まりやすいという友人から羨ましがられました。 どれだけ食べたとしても食べたものが母乳に変わっていくような感覚で、間食が止まらなくなることがあっても体重は増えませんでした。

ただし、食べているだけあって減りもせず、53㎏前後を維持していました。 1ヵ月目と違うのはお腹のブヨブヨが無くなってきたこと。まだ下腹部は若干出ていますが、オヘソ周りは確実に締まってきました。

【3ヶ月】食生活のマイルール

息子を抱っこ紐で抱っこして散歩するのにはちょうど良い気候になってきました。 3ヶ月になると少し長めの散歩も楽しめるようになります。ずっと家にいると子どもも私も飽きてしまうので午前・午後と2回外出することもありました。

出かける先は、近所のスーパー、ドラッグストア、時々電車で20分で行ける実家くらいでしょうか。それでも何だかんだ毎日1時間くらいは歩き回っていました。 抱っこしながらの外出なので、当然走ることはできず、せいぜい早歩き。とはいえせっかく外に出たのですから景色を見たり、風を感じたりと、ゆったりした時間を過ごしたいものです。

目の前にいる息子に話しかけながらゆっくりと歩いていると、そのうちに眠ってしまうのが本当に可愛くて、今でもその光景をよく覚えています。これだから抱っこ紐はやめられません。 毎日1~2時間の散歩と時々自宅で腹筋。「この程度の運動では体重は減らないかな」と思うところですが、わずかながら減っています。

また、味を感じる間もなく早飯で済ませている食事ですが、きちっと3食摂り、毎日、間食もしているのにも関わらず、体重が0.5㎏程度減っているのです。これぞ母乳ダイエット! 私には母乳育児で激ヤセした知人がいます。

彼女はもともと中肉中背でしたが、出産し母乳育児をしていたら、「怖いくらいにどんどん体重が減ってしまった」そうです。体重の減り方が激しすぎて、どこまで痩せていってしまうのだろうと不安にさえなったと言っていました。

確かに出産前と比べると別人のようになり、第1子が小学生になった現在でもそのスリムな体型を維持しています。 そんな話を聞いていたので「完全母乳で育てたら私もガリガリになっちゃうかも!」と淡い期待をしていましたが、知人とは体質が違ったようで、もともと筋肉量の多い私にはガリガリになる要素はなかったようです。

それでも極端に減ることはありませんが、確実に少しずつ減っていく体重。このままいけば、あと半年もしないうちに元通りになりそうですが、もっと早く元に戻りたいのが女子心。 そんな気持ちから、夕食時の炭水化物をやや控えるようにしたある日の夕方、授乳を終えた直後に我が子が泣き出すのです

「あれ?もっと飲みたいのかな?」と、もう一度授乳体勢を取りますが、少し吸うと自分から口を離し、再び泣き出します。今までこんなことはありませんでした。初めての経験に戸惑う私。それでも尚泣き続ける子ども。「熱かな?」と思い体温を測るものの平熱。

試しにもう一度授乳してみると、一生懸命に吸おうとしています。ひょっとして、出てないのかな?不安に思い少し搾乳してみると、じわっと滲み出す母乳。 どうやら出てはいるようですが、いつもより張りがないような気がします。

そこでふとその日の食生活を思い出してみると、朝食・昼食ともにパン。そういえば産院の助産師さんが産後教育でこんなことを言っていました。 「しっかり料理をする時間が取れないときは、野菜たっぷりのスープとご飯(お米)で十分です」、それさえ食べていれば母乳が出るということでした。

「小麦粉じゃなくてお米を食べなくちゃ」と、泣き疲れて眠ってしまった息子をベビーラックに乗せ、慌てて冷凍ご飯を取り出すと、レンジで温め、味付けなしで食べました。「母乳よ、どうか出てくれー!」 その2時間後、目が覚めた息子に再度母乳チャレンジすると、今度はごくごく飲んでいます。よかったー!

この出来事で「母乳育児中は、食事制限によるダイエットを考えてはいけない」ということを学びました。 私は、1日に1回は必ずご飯を食べるというルールを作り、卒乳するまでしっかり続けました。 この時は52㎏前後、お腹のブヨブヨも太ももの脂肪も減ったきたせいか、妊娠前のズボンがピチピチではありますが履けるようになりました。

【4~5ヶ月】「私」本来の体型まであと少し

徐々に気温が上がり散歩に出やすくなりました。 毎日1~2時間程度の近所の散歩にも慣れてきたので、ちょっと遠くのショッピングセンターまで足をのばせるようになりました。

最近は夜長く眠ってくれるので、私も一緒にゆっくりと睡眠をとることができます。だからと言って全く目を覚まさないと言う訳ではなく夜中や明け方には必ず泣くので、そこで授乳にために起きることになります。

母乳の需要と供給のバランスが取れてきたので乳腺がパンパンになることがほとんどなくなり、ケーキやハンバーガーを食べても搾乳の必要は無くなりました。まさに快適な完全母乳ライフを送ることができています。

1日1回以上お米を食べる生活を続けているせいか、母乳不足で悩むことは無く、粉ミルク代がかからないので経済的。出かける時も哺乳瓶などのミルクグッズを用意する必要がないので、混合ママ、ミルクママよりは荷物が少なくて済みます。

産後5ヵ月の時点で51㎏後半。少しずつではありますが減っているようです。気候が良くなったので景色を見ながらジョギングでもしたいところですが、子どもを家に置いて運動に出かけるわけにはいきません。

この時期、主に行っていたのは腹筋運動で、その他には妊婦の時に購入したマタニティーヨガの中の気に入った項目をちょっとやっただけ。筋肉はついたとしても体重の激減にはつながっていないような感じです。

この頃、私を悩ませていたのが便秘。もともと便秘体質ではなかったのですが、妊娠をきっかけに便秘がちになり、産後も授乳をしているせいで体中の水分が吸い取られてしまい、3食しっかりと食べているのにも関わらず出るはずのものが出ません。

時にはお通じが来る気配を感じることがありますが、それが授乳の時間であったり、子どもが泣いている時であったりと、タイミングが合わないことがしばしば。ちなみに、お昼寝をしている隙にトイレにいこうとしても、ママがいなくなったことを察知し泣き出すこともあり、なかなかゆっくりとトイレにこもることができません。

しかし、便秘から頭痛や腰痛など体調を崩すことが良くある私。このまま体の中に溜めておくわけにはいかないので、泣き声が聞こえないふりをしてトイレに入ることもありましたが、全く集中できません。 こんなことを繰り返していた結果、慢性的な便秘になってしまったようです。

たまに自宅に実母が遊びに来ると、ここぞとばかりに息子を任せてトイレにこもりますが、しょっちゅう来てくれるわけではないので便秘問題は解決しません。 もしこの便秘がなかったら、もっと体重が減っていたのかもしれませんが、今となっては真実は闇の中です。

【6ヶ月】ほぼ戻る

少しづつ減っている体重ですが、実はあまり測らないようにしていました。 授乳期の食事制限は母乳不足に直結すると身をもって学んだこともあり、しっかり食べることが子どもの健やかな成長へとつながっていくと思うと、無理に体重を落とす必要性を感じなかったのです。

しっかり食べ、しっかり母乳を出すこと。母乳育児でないママさんは、しっかりと食べることで体力をつけ、子どもと向き合うこと。自分のスタイルアップより大事なことがたくさんあるのです。 しかし、気にしないようにしていてもテレビやインターネットから様々な情報が入ってきます。

私と同時期に出産したママタレントが「出産後に何キロ痩せた」とか、「何か月で体型が元通りになった」というような話をしていると、どうしても気になってしまいます。それを聞くと、「いいな、うらやましいな」と思ってしまいます。

私もママタレントのように体型を改善し、キレイなりたい。 そこで、外に出てジョギングをしたいのですが、乳飲み子を預けて自分だけ出かけてしまうのは気が引けるため、「自宅でできるエクササイズ」に大きな魅力を感じました。

しかし、家でコツコツやるタイプの運動は私には向いていないことが判明。妊娠前に購入したピラティスの本は1回見ただけで終了、妊婦用ヨガも本を購入したものの数回挑戦しただけで終わってしましました。 結果、運動といえば、産後から再開した腹筋しかしていませんでした。

このときの体重は51㎏台前半。母乳を出すために食べているのにも関わらずほぼ妊娠前の体重に戻ってきました。しかもウエストはくびれています。

【体型を戻すためには】

妊娠によりお腹の皮は最大限にまで引き伸ばされ、出産によってあっという間にプシューっと縮みます。出産直後のビロビロに伸びきったお腹の皮を見て、「これって戻るわけ?」と不安に思う人は少なくないでしょう。

もちろん私もその一人。産後入院中からこっそり腹筋をして過ごしたものの、そんなにすぐ結果が出るわけではなく、退院から数日後に会った弟に「お腹が出てる」と言われショックを受ける私。 「ここで人間を育てたのだから仕方がないでしょ!」と言い返すものの、若干ショックを引きずります。

母乳育児によって少しずつ減っていく体重でしたが、体重よりも気になったのが体型です。お腹、太ももを中心に脂肪が付いてしまったようで、産後1ヵ月目は妊娠前のズボンに足を通すと太ももがギリギリで、ストレッチパンツを履くとピチピチしてしまいます。

ウエストのボタンやホックは何とか留められるものの、その上にお腹の脂肪と伸びた皮がボヨーンと乗ってしまうため留めた部分が見えません。 このままでは妊娠前に着ていた洋服が着られなくなり、全て買い替えなければならないという事態になってしまいそうですが、育児は出費がかさむので、それは絶対に避けたいところです。

そんな体型を何とかするために、出産直後からウエスト~骨盤に巻くコルセットのようなもの(ウエストニッパー)を装着しましたが、最初は締め付けが気になって長時間の装用ができませんでした。それでも苦痛にならない程度に続けていると、2ヵ月目には留められるマジックテープの位置が最初と比べるときつめの位置に変わってきたので、多少なりとも効果はあったのでしょう。

本来はもっと長く装着するべきもののようですが、うっかり忘れてしまうことも多く、だんだん面倒になってこの時点で止めてしまいました。 また、産後すぐに腹筋を始め(本来は産後1ヵ月は安静にするべきです)、無理のない程度にほぼ毎日行いました。

産後6ヶ月の時点で51㎏。妊娠前より1㎏多かったものの、体型はしっかり戻り、ウエストに関しては前よりもいい感じに締まっていました。 ただし、椅子に座ると下腹部が若干ボヨンとたるんでしまうので、これから下腹部は引き締めなければいけません。。 出産直後は本当に体型が戻るか心配でしたが、6ヶ月時点でほぼ戻ったので一安心です。

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