豆腐、納豆、卵、煮干し、バナナを食べさせよう

「子供の成長を考えて何を食べさせたらいいかわからない」

上の子供が4歳半になったとき、近所の大型ショッピングモールにあるキッズスペースで、子供と一緒に遊んでいました。 そのとき、たまたま、隣で遊んでいた親子連れのお母さんと話す機会があったのですが、その親子連れの子供さんも4歳であることがわかり、話が弾みました。

ふとその子と我が子が遊んでいるところを見ると我が子がその子よりも5㎝程度低いです。 今まで子供の身長についてあまり気にすることはなかったのですが、このとき「もしかして我が子は普通よりも小さいかも・・・」と思うようになりました。

ちなみに、私の身長は153㎝。旦那は168㎝。 どちらも決して高いわけではありません。

「このままでは我が子の身長も低いかも・・・」

それから子供の身長を伸ばすためにはどんなものを食べさせればいいのかを考えるようになりました。

それから2年が経過。

現在、我が子は6歳半で身長は125.1㎝(平均身長は116.6cm)。
ちなみに、4歳半のときは、100.7㎝(平均は103.5cm)でした。

ではこの2年間、どんなものを食べさせていたのか?

我が家には5つの食材(豆腐、納豆、卵、煮干し、バナナ)を常備しています。 この5つの食材は近所のママ友から「5つの食材は食べさせたほうがいいよ」と聞いたものです。 もし、子供の身長が気になるなら、この5つの食材を是非、お子さんに食べさせてあげてください。

目次

身長を伸ばすために必要な5つの栄養素

子供の身長を伸ばすためには以下の5つの栄養素を摂るようにしましょう。

  • カルシウム
  • ビタミンD
  • マグネシウム
  • たんぱく質
  • 亜鉛

身長と言えばカルシウムを思い出す方が多いと思いますが、「カルシウム」は身長を伸ばす栄養素というよりも骨を丈夫にする栄養素です。 そして、カルシウムの吸収を高める栄養素が「ビタミンD」と「マグネシウム」です。

骨を伸ばす栄養素は「たんぱく質」です。 そして、たんぱく質の吸収を高めてくれるのが「亜鉛」です。 また、亜鉛には成長ホルモンの分泌を促進させる働きもあります。 成長ホルモンも身長を伸ばすには欠かせない物質なので、亜鉛が含まれる食材も積極的に食べさせるようにしましょう。

カルシウム(骨を強くする)
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ビタミンD、マグネシウム(カルシウムをサポート)

たんぱく質(骨を作る)
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亜鉛(たんぱく質をサポート)

それでは上で紹介した豆腐、納豆、卵、煮干し、バナナにはどんな栄養素が入っているかをお話しします。

豆腐にはたんぱく質、亜鉛、カルシウム、マグネシウムが豊富に含まれています。
納豆も豆腐と同様にたんぱく質、亜鉛、カルシウム、マグネシウムがたくさん入っています。
卵にはたんぱく質、ビタミンD、カルシウム、亜鉛を摂ることができます。
煮干しにはカルシウム、マグネシウム、ビタミンDが非常に多く含まれています。
バナナからはたんぱく質、マグネシウムを摂ることができます。

このように上で紹介した5つの食材をバランスよく食べることで、身長を伸ばすために必要な栄養素を摂ることができます。 理想は毎日、豆腐、納豆、卵、煮干し、バナナを食べるのがいいですが、それが難しいようでしたら、毎日、ローテーションで5つの食材から3つ程度を選んで食べさせるようにしましょう。

あと、1日に豆腐は4分の1丁。納豆は1パック。卵は2個。煮干しはひとつまみ。バナナは1本を食べるといいです。

ちなみに5つの栄養素を摂ることができる食材は豆腐、納豆、卵、煮干し、バナナ以外にもありますが、これらの食材のいいところはそのままでも食べられるということです。 これなら、調理する手間なしで子供にすぐに食べさせられますね。

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おやつの上手な与え方

子供がおやつを食べれるようになったとき、一度は「どんなおやつをあげればいいか?」悩むと思います。 子供の健康を考えたら、甘いお菓子はなるべくあげたくない。でも、まったく甘いお菓子をあげないのは子供にかわいそう。

私の場合は、おやつのときに甘いお菓子も与えますが、バナナなどのフルーツやなるべく添加物が入っていないお菓子も与えるようにしています。 我が家では主にヨーグルト、チーズ、小魚、みかん、りんご、ゆで卵、干し芋をおやつで食べさせています。 そして、1週間に1回程度だけ、シュークリーム、プリン、チーズケーキなどの甘いお菓子を食べさせています。 尚、甘いお菓子を食べさせるときはカロリーと砂糖が少ないシュークリーム、プリン、チーズケーキなどを選ぶといいです。

ちなみに、我が家では3年前から食材宅配パルシステムを利用しているのですが、パルシステムには食品添加物や化学調味料などが入っていない食品がたくさんあります。 その中でも子供はパルシステムの魚肉ソーセージ(魚肉ソーセージの味については食パン・牛乳・卵・魚肉ソーセージで朝食を作ってみたで詳しく書いています)が大好きで、おやつ用として常に冷蔵庫に常備しています。

このパルシステムの魚肉ソーセージは、化学調味料や着色料が使われていないだけでなく、リン酸塩(加工食品をプリっとした歯ごたえやしっとり感を出すためによく使われている食品添加物)も使われていないので、安心して子供に食べさせることができます。

実は、このリン酸塩は成長期のお子さんをお持ちのお母さんは注意しなくてはいけない食品添加物なのです。 実は、リン酸塩を過剰に摂取すると骨の成長を妨げる恐れもあると言われています。 ということなので、子供に加工食品を食べさせるときは、なるべくリン酸塩が入っていないものを選ぶようにしてください。

ちなみに、子供には安心・安全なものを食べさせたいと思いならパルシステムはおすすめです。 上で紹介した「パルスステムの魚肉ソーセージ」以外のおすすめな食品について パルシステムの肉の中で特に美味しかった新鮮で安心して食べられる野菜 にてレポートしていますのでご覧ください。

あと、おやつのときのジュース選びもお菓子と同様に悩むものです。 清涼飲料水は思っている以上にたくさんの砂糖が入っています。 しかも、子供は清涼飲料水をがぶ飲みするので余計に心配です。 ちなみに清涼飲料水に含まれる砂糖はブドウ糖と果糖でできていますが、特にブドウ糖を摂りすぎると成長ホルモンの分泌が減ると言われています。

というわけで、おやつには水や麦茶がいいです。 ただ、おやつ以外で水や麦茶を飲んでいるなら、水や麦茶以外の飲み物をおやつで飲みたいと子供がいうかもしれません。 そんなときは成長応援飲料を飲ませるのもいいです。 成長応援飲料は、ココア味なので甘みもありますし、上で紹介した栄養素もしっかり摂ることができます。

尚、成長応援飲料を飲んだ感想は子供の偏食による栄養素不足が心配セノビーとミロを牛乳に溶いて9歳の子供に飲み比べてに書きました。

ただ、成長応援飲料は牛乳に混ぜて飲むものが多いので、牛乳が嫌いな子供は飲めません。 もし、牛乳嫌いなら牛乳が嫌いな子供でも飲めたで紹介している成長応援飲料を飲んでみてください。

上のページで紹介している成長応援飲料は牛乳嫌いな次男が飲むことができた成長応援飲料です。 ちなみに、次男には牛乳の代わりに豆乳を入れて飲んでもらいました。

成長期にやっておきたい運動

身長が高い子供はやはりよく食べています。 上記で紹介した食材を含めてたくさん食べるためには「体を動かす」習慣を身に付けさせることも大切です。 尚、外で体を動かすと太陽の光によって体内にカルシウムの吸収を高めるビタミンDが作られます。 「カルシウム」に「ビタミンD」に加わることで、身長は伸びやすくなります。

では具体的にどんなことをして体を動かせばいいのか?

私の周りでは「なわとびがいいよ」っていううわさが流れており、我が子を含めて近所の子供はぴょんぴょん飛んでます。 まず、「なわとび」はバスケットやバレーと同様にジャンプの運動です。

みなさんご存知のようにバスケットやバレーをしている人はみんな背が高いです。 実は地面を蹴って上にジャンプするとき、カルシウムの吸収がよくなりそうです。 というわけで、ジャンプは身長の伸ばすために有効な運動だと言えます。

また、「なわとび」は有酸素運動です。 有酸素運動は成長ホルモンを促進させる働きもありますので、身長を伸ばすためには是非してもらいたい運動になります。

まず、なわとびをさせるときは、最初になわとびを上手に飛ぶコツを教えてあげましょう。

具体的には「手首だけで縄を回すようにしなさい」と言うだけです。 ちなみに何もいわずになわとびをさせると、肘から手までを回しながらなわとびをします。 これではいつまでたっても縄を早く回すことができません。 なわとびの上達の秘訣は縄をいかに早く回すことができるかです。

最初、手首だけで縄を回すのは難しいと感じるかもしれませんが、3日ほどで慣れるはずです。 最初は親が肘から手までを使って縄を回していないかを確認してあげましょう。このポイントさえ押さえれば、どんどん上達します。

あと、「なわとび」を始めると、必ず、子供は「ママみて」と言うようになります。 そのときに「後ろ飛びもできるのすごいね」とか「20回も飛べるようになったんだね。すごいね」などと褒めてあげてください。そうすれば、子供は喜びます。それ以降は親が「なわとびをしなさい」と言わなくても、自分から「なわとび」をするようになりますので、「運動不足で身長が伸びないのでは?」と悩むこともなくなります。

なわとび以外では背伸びとストレッチも身長を伸ばすためにはいい運動になります。 成長期に背骨のズレや関節のゆがみがあると、身長がしっかり伸びないことがあるとのこと。 我が家では背伸びについては朝起床前、寝たままの状態で手を頭の上にグンと伸ばし、その状態を15秒キープ。 これを5回ほどさせています。 あと、学校から帰ってきたら、家の柱に後頭部、背中、足のかかとを付けた状態で30秒キープ。 これで頭から足の先までのストレッチが簡単にできます。

良質な睡眠を摂る

身長の伸ばすためには睡眠もとても大切です。 なぜなら、睡眠中は成長ホルモンが一番多く分泌されるからです。 この成長ホルモンは「骨を成長させなさい」という指示を出します。 すると、上で紹介したカルシウムやたんぱく質などの栄養素が骨を伸ばしたり、強くするために働きます。

というわけで、8~10時間の睡眠時間と良質な睡眠を取るように心掛ける必要があります。 そのためにまずは、ゲーム、スマホ、パソコン、マンガなどは決まった時間以外はさせないようにしましょう。 特に、寝る直前までゲームやスマホなどをしていると眠りが浅くなることもあるので、睡眠1時間前までにはゲーム、スマホなどはやめるようにしましょう。

次に良質な睡眠が取れるようにトリプトファン(アミノ酸の一種)が含まれた食材を摂るようにしましょう。 トリプトファンを摂ると脳内でメラトニンという睡眠ホルモンが分泌され、深い眠りへと導いてくれます。 尚、トリプトファンは上で紹介した納豆、豆腐、卵、バナナに多く含まれていますので、良質な睡眠を取るためにも上の5つの食材をしっかり食べさせるようにしてください。

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食べたら出すことも大切

折角、身長を伸ばすための栄養素を摂っていても、毎日、しっかり出ない(便秘)ではいけません。 食べたものをしっかり出さないと腸内で毒素が発生して、その毒素は血液を通って体全体に行き渡ります。 そうすると、食べ物から摂取した栄養素が体内に吸収されにくくなるので、当然、子供の成長にも影響があります。

では、子供が便秘にならないようにするにはどうすればいいのか?

原則、上記で解説した「たくさん食べる」「体を動かす」「よく寝る」の3つをしていれば、便秘になることはないでしょう。 ただ、それでも毎日、しっかり出ないようでしたら以下のことをさせてみてください。

まずは、腸内環境を整えるためにオリゴ糖を摂りましょう。 オリゴ糖は腸内に存在する善玉菌を育て便秘を改善してくれる働きがあります。 尚、オリゴ糖はココアに入れて飲むといいです。 ココアには便秘改善に役立つ食物繊維やマグネシウムが豊富に含まれています。 オリゴ糖と一緒に摂ることで便秘が解消しやすい環境が整います。 是非、おやつにはオリゴ糖入りココアを作ってあげてください。

そして、腸を活発化させるクエン酸も摂りましょう。 クエン酸は酢の物、オレンジ、みかん、グレープフルーツなどに多く含まれていますので、これらの果物などを食べるといいです。

尚、このページで紹介した食材は子供の身長だけでなく肌トラブルを予防するためにも役立ちます。最近は成長期になってニキビで悩んでいる子供が増えているそうなので気を付けましょう。 もし、お子さんがニキビができてしまったら小学生がおでこニキビで悩んでいるを参考にしてください。

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