子供が喜ぶ料理レシピ

我が家には2人の子供(男子)がいるのですが、長男は好き嫌いが多く、次男は食が細いので、子供がたくさん食べてもらうためにいろいろな料理を作りました。 でも、なかなか思うように子供は食べてくれません。

一度は「好きなものだけ食べれば・・・、もうお母さんはあなたたちが食べれるような料理を考えるのは止める」と自暴自棄になったときもあったのですが、諦めずに子供が食べられるメニューを考えていたら、徐々に子供たちが食べてくれるようになりました。 そこで、このページでは特に好き嫌いが多く、食が細い我が子でも食べてくれた野菜や魚を使ったメニューの作り方をご紹介します。

目次

ミックスベジタブル入りオムライス

ミックスベジタブルを食べてくれれば、子供が嫌いなにんじん、グリンピースが一度に克服できるだけでなく、いろいろなメニューに使えて便利。 そこで、ミックスベジタブルを入れたオムライスを作って、子供に食べさせました。 しかし、「オムライスのご飯が嫌い」と言われ食べてくれませんでした。 そこで、オムライスの味付けをケチャップから煮込みハンバーグソースに変えたら、これが大成功。お代わりを要求される程、気に入ってもらえました。

ミックスベジタブル入りオムライスの材料(2人分)
ご飯(冷やご飯でもOK)(茶碗2杯)、ミックスベジタブル(大さじ2)、ソーセージ(4本)、バター(少々)、卵(3個)、牛乳(小さじ1)、塩コショウ

煮込みハンバーグソースの材料
トマトケチャップ(大さじ1)、ウスターソース(大さじ1)、きび砂糖もしくはメープルシロップ(小さじ1)、バター(小さじ1)、コンソメの素(固形1個)、水(50cc)、インスタントコーヒー(少々)

作り方
1. 人数分の卵をボウルに割入れたら少量の牛乳を加えてかき混ぜる。

2. 煮込みハンバーグソースの材料を耐熱容器に全て入れ、軽く混ぜたらラップをふんわりかけてレンジで2分温める。そして一旦取り出してよく混ぜ合わせたら再びレンジで1分温める。

3. フライパンにバターを溶かし、細かく切ったソーセージを入れてサッと炒めたらミックスベジタブルも加えて更に炒める。

4. そこへご飯を一気に投入したら勢いよく炒めて塩コショウで味付けし、煮込みハンバーグソースを入れて更に底から返すようにしながらよく混ぜる。

5. 最後に皿に取り分けてオムライス型に整える。

6. フライパンにバターを溶かし、1の牛乳入り卵を1人分ずつ流し入れたら1回だけ菜ばしでぐるっと混ぜ、後はそのまましばらく放置して半熟程度になったら滑らせる様にして5の上にのせる。

7. 好みでスライスチーズをトッピングしてもよい

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えんどう豆入りドーナツ

うちの子供2人はどちらも豆類があまり好きではありません。 ただ、豆類は子供の成長に欠かせないカルシウム、たんぱく質、亜鉛が豊富に含まれているので、是非食べてもらいたい食材の1つ。そこで、豆類の中では食べやすいえんどう豆を使っておやつは作れないかあれこれ考えた末に、出来たのが「えんどう豆入りドーナツ」。

まずは、えんどう豆が入っていることを言わずに「今日のおやつはドーナツだよ」と言って出しました。 やはりおやつということで食べっぷりがよかったです。 あとで「このドーナツね・・・野菜のえんどう豆が入っているんだよ」というと子供たちは「え~~本当?でもこれなら食べれるからまた作ってね」とのこと。

ちなみに、このドーナツは牛乳と一緒に食べるとおいしさ倍増するのですが、次男は牛乳は飲めない。そこで次男には牛乳が嫌いな子供でも飲めたで紹介している豆乳入り飲み物を飲ませてます。 上のページで紹介している飲み物なら牛乳が嫌いな子供でも飲める可能性が高いので、もし牛乳の代わりになる栄養満点の飲み物をお探しなら飲ませてあげてください。

えんどう豆入りドーナツの材料(10個分)
えんどう豆(10本)、炊いたごはん(茶碗3杯)、薄力粉(小さじ1)、強力粉(小さじ半分)、ベーキングパウダー(小さじ半分)、砂糖(小さじ1)、卵(2個)、油(大さじ7)、きなこ(大さじ2)

作り方
1. えんどう豆をお皿にのせてからラップをして、レンジで1分温めます。

2. 温めたえんどう豆と炊いたごはんをボウルに入れてスプーンですりつぶします(多少粒が残ってもいいです)

3. さらにボウルに薄力粉、強力粉、ベーキングパウダー、砂糖、卵2個を入れてよく混ぜ合わせる。

4. フライパンに深さが1cm程度になる位の油を入れて中火にかけ、熱してから3のたねを2つのスプーンで形を整えながら油の中に落として揚げ焼きする。 火が強すぎると中まで火が通る前に表面が焦げてしまうので、できるだけ弱めの火加減で根気よく揚げるのがコツ。

5. 最後にきなこをまぶして完成

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ひよこ豆入りギョーザ

えんどう豆に続いてはひよこ豆。ひよこ豆は歯ごたえがよく、ピーナッツに似た風味なので私は好きなんですが、子供達にはあまり人気がありません。 ということで「ひよこ豆をギョーザの具にしたら子供の食べてくれるのでは・・・」と思い、早速、作って子供に食べさせてみるとひよこ豆が入っていることに気付かないだけでなく、「いつもより美味しいね」て言われてました(苦笑)。

ひよこ豆入りギョーザの材料(20個分)
鶏ひき肉(200g)、キャベツ(3分の1個)、ニンニク(3かけ)、生姜(1かけ)、ひよこ豆(200g)、シイタケ(4個)、ギョーザの皮(20枚)、ゴマ油(大さじ1)

作り方
1. キャベツ、にんにく、シイタケはみじん切り、生姜はおろして、ひよこ豆はミキサーやブレンダー等を使って細かく砕きます。ミキサーやブレンダーなどがない場合は、包丁でみじん切りにしてからスプーンですりつぶしてもOK)

2. ボウルに鶏肉と1を入れて軽く混ぜ合わせたら、ごま油(小さじ1)を入れ粘り気が出るまでよく混ぜる。

3. 2のギョーザのたねをギョーザの皮に包んでいく。

4. フライパンに油を引いてキッチンペーパーなどで余分な油を拭き取ったらギョーザを隙間なく綺麗に並べて、火にかける。

5. 最初は強火で焼き、焼き色が付いたのを確認したら、ギョーザの3分の1位まで水を入れて蓋をし、しばらく蒸し焼きにする。蒸し焼きにしているときは中火。

6. 水分がなくなったらゴマ油(大さじ1)を回しかけて強火に戻し、こんがりと焼き色が付くまで焼いたら完成。

ひじきチャーハンのレシピ

ひじきといえば、カルシウム、食物繊維、マグネシウムが豊富な食材なので、子供たちには是非食べてもらいたいのですが、ひじき料理の定番である煮物は食べてくれません。 そこで、「チャーハンにひじきを入れてみたら子供は食べてくれるかもしれない」ということで早速、子供にひじきチャーハンを食べさせてみたところ、「パサパサしてあんまりおいしくない」と言われがっかり。 でも諦めずに、チャーハンにコクと風味を出すためにシーチキンを入れてみて、再度食べてもらったら、「また食べたい」と言ってくれました。

ひじきチャーハンの材料(2人分)
乾燥ひじき(30g)、シーチキン(1/2缶)、卵(2個)、煎りゴマ(小さじ2)、しょうゆ(大さじ1)、塩(少々)、ご飯(茶碗2杯)、油(少々)

作り方
1. 乾燥ひじきは水で戻しておく。

2.フライパンに油を引いたら、シーチキンを入れてサッと炒め、そこへ水で戻して水切りしたひじきを入れ更に炒める。

3.そこへご飯を入れてほぐしながら炒めたら、煎りゴマを加えて更に炒める。ここで一旦塩を加えて味を調える。

4.炒めたご飯をフライパンの端に寄せて、余白を作りそこへ溶いた卵を流し入れ、半熟位になったらご飯と混ぜ合わせる。

5.最後にしょうゆを回し入れて全体を混ぜ合わせるようにに炒めたら完成。

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子供も喜ぶ塩キャベツ

「どうすれば子供が野菜をたくさん食べれるかな?」と考えたときに作ったのが塩キャベツ。 塩キャベツは、これ以上なく簡単に作れる上に、子供が食べ過ぎるぐらい食べてくれました。 キャベツには子供の身長を伸ばすために必要なビタミンKとビタミンCが豊富。 しかも食物繊維も豊富に含まれているので子供のお腹の調子も整えてくれます。 塩キャベツなら一度にたくさんのキャベツを食べることができるので、是非、作ってあげてください。

塩キャベツの材料(2人分)
キャベツ(4/1個)、酢(大さじ1)、ゴマ油(大さじ3)、塩(小さじ2)、粗挽き黒胡椒(適量)

作り方
1. キャベツを千切りして、ざるに入れ、勢いよく水を流しながら、手でギュッギュッと握るようにしながら良く洗います。 繊維を敢えて壊すようにする事で、しんなりして、食べ易くなります。

2. 次に、塩ダレを作ります。

大きめのボウルに酢、ゴマ油、塩、黒胡椒を加えて、泡立て器で勢いよく混ぜます。 塩がしっかり溶けて、全体的にとろみが出て来るまで良く混ぜたら、塩ダレの完成。

3. 2のボウルの中に、軽く水切りした千切りキャベツをいれ、よく混ぜます。 全体に塩ダレがしっかり行きわたるまで、丁寧に混ぜたら完成です。

魚の缶詰を使った和風パスタ

子供達にはできるだけ魚を沢山食べて欲しいけど、毎日焼き魚だと飽きるだろうし、かと言って手が込んだ魚メニューを作るとと、「気持ちが悪い」と言って食べてもらえない!? そこで、今まで使うことがなかった魚の缶詰を使ってパスタを作ってみたら、子供達には思いの外大好評でした。しかも、簡単に作れて栄養価は抜群。それ以降、我が家の食卓には魚の缶詰を使ったメニューがたくさん並ぶようになりました。

魚の缶詰を使った和風パスタの材料(2人分)
魚の缶詰(サバでもサンマでもOK)(ひと缶)、スパゲッティ(200g)、オクラ(3本)、しめじ(1/4パック)、塩コンブ(適量)、にんにく(3かけ)、マヨネーズ(小さじ1)

作り方
1. オクラは洗って適当な大きさにカット。にんにくは潰してからみじん切りにしておきます。

2. スパゲッティを茹でている間、フライパンに油を入れし、にんにくを香り立つまで炒めたら、しめじとオクラを投入して炒める。

3. そこへ魚の缶詰を汁ごと全部投入し、魚の身を崩しながら炒める。

4.茹であがったスパゲッティを3のフライパンへ入れ全体をザッと絡ませたら塩コンブとマヨネーズを入れ、更に全体を混ぜたら完成。

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魚の缶詰を使った煮物

子供に沢山魚を食べて欲しいということで魚の缶詰を使って煮物を作ってみました。 今回の魚の缶詰の煮物のポイントは高野豆腐。 高野豆腐を入れることでまろやかな味になります。 魚の缶詰と高野豆腐の相性は抜群なので、お子さんがあまり魚を食べてくれなくてお困りなら、是非作ってみてください。

魚の缶詰を使った煮物(2人分)
魚の缶詰(サンマ)ひと缶、高野豆腐(6個)、卵(2個)、しめじ(1/3パック)、しょうゆ(小さじ1)、だしの素(少々)、だし昆布(1枚)

作り方
1. 鍋に水(500ml)を入れてだしの素、だし昆布を入れて煮る。

2. 水で戻した高野豆腐を耐熱容器に入れてレンジで1分半温めたら、食べ易い大きさにカットする。

3. 沸騰した1の中からだし昆布を取り出し、しょうゆを少々加えて、魚の缶詰(汁ごと)、カットした高野豆腐、しめじを入れて、さらに20分、中火でコトコト煮る。時々かき混ぜて上下を変えたりしながら均等に味が染み込むようにします。魚にはできるだけ崩さないようにしてください。

4. 全体的に味が染みたら溶き卵を回し入れ、2分間煮てから火を止め、最後に蓋をして5分程蒸らして卵がいい具合に固まったら完成。

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