長男はセノビックなら飲めました

長男が幼稚園のとき、子供の偏食がひどく、カレー、菓子パン、うどん、揚げ物しか食べないときがありました。 そんなある日、長男を幼稚園に迎えに行った帰りに近所のドラッグストアに寄ると、何やら入り口付近で試飲会をしているではありませんか!

長男は偏食はひどいため試飲や試食をしても残してしまう可能性が高く、普段は極力頂かないようにしていました。 でも、今回は店舗入り口の自動ドアの前で試飲会をしています。これは避けようがないですね。

苦い健康茶や健康食品のような子供とは無料の商品なら「食べられないね」「飲めないね」で納得させられるのですが、どうやら「成長期応援飲料」の試飲のようです。 店員さんが手際よく茶色い粉を牛乳に溶かすと、出来上がったのはココアのような色の飲み物。 実は偏食がひどい長男はココアは飲めます。 ココアなら飲みたがるに違いありません。

案の定、店員に駆け寄る長男。ちなみにこの店員さんは顔見知りの方だったのですっかり安心して手を伸ばしています。これは仕方がないな。 「もらって良いよ」と私が言うと、店員さんから紙コップを1つもらって嬉しそうな表情。

でも、ココアのように見えてもココアじゃない成長期応援飲料を、長男が飲めるのかしら…? 不安に思いつつコッソリ子供を見ていると、あっという間に完飲。さらに「おいしいー!ママ、これ買って!」というではありませんか!

「偏食がひどいので、大きくなった時に体が弱くなってしまうかも…」と心配していたので、「じゃあ買ってみよう」ということになりました。 ちなみに、いつも飲んでいる飲み物に比べて2倍以上の金額。思いがけないイタい出費になりました。

さて帰宅後、長男は「もう一回飲む」と訴えます。 「キミの成長のために買ったのだからしっかり飲んでくれたまえ」と1杯作ってあげました。 子供に出来上がった成長期応援飲料を渡すと、豪快に…ではなく、日本酒のようにチビチビと飲み始めました。

「あれ?」

さっきドラッグストアで飲んだ時のような勢いがまるでありません。 数分後、コップの飲料が1/3程度減った状態のまま、こっそりその場を去っていました。残っていることを忘れて遊び始めてしまったのか、それとも飲み切れなかったのか。 後者だとしたら、この袋いっぱいの茶色い粉はどうなるのでしょうか。このとき、私の予想は後者です。

さて次の日がやってきました。 この日、長男から「飲みたい」と自分から言うことはありませんでした。 やはり、ドラッグストアで買った成長期応援飲料はココアとは違って味に若干クセがあるようですね。

とはいえ、このままほぼ手つかずの状態で放置しておくのもシャクなので、ときどき、子供に作ってあげましたが、飲む時の表情はイマイチ。 結局半分以上を残した状態で賞味期限になってしまい終了。

それから3年。 幼稚園の子供も小学生になりました。 給食のおかげで偏食がひどかった子供も食べられるものが増え、月日の流れと共に身長も体重も増えました。 ただ、食べられる食材は増えても2歳下の弟よりも食事量が少ない。

「本当にこのままで大丈夫なのかしら?この調子で成長していくと、骨がスカスカになってしまいそうで心配…。」

というわけで、他の成長期応援飲料を飲ませることにしました ただ、なかなか子供が飲み続けられる成長期応援飲料を見つけることができず、とうとう5種類目のの成長期応援飲料になってしまいました。 これがダメなら成長期応援飲料を飲ませるのは諦めようと思っていましたが、やっと、5種類目で「子供が自分が飲みたい」と言ってくれる成長期応援飲料に出会いました。

それが「カルシウムとボーンヘップのセノビック♪」というCMでおなじみの「セノビック」 歌詞の中に「カルシウム」や「ボーン」という言葉が入っているくらいなので、きっと丈夫で強い骨を作ってくれるはず。 ついでにこのCMに出てくる子供たちのように軽やかにダンスできるようになったら言うことなし。

尚、「セノビック」の製造元はあのロート製薬。 味も、よくありがちなココア味の他にイチゴミルクとバナナ味が用意されており、これなら飽きずに続けられそうです。 何はともあれ重要なのは味。早速、ネットから注文。

目次

セノビックの注文から到着まで

セノビックは「ミルクココア味」「いちごミルク味」「バナナ味」「ヨーグルト味」「ポタージュ味」の全5種類。 5種類のうち「ミルクココア味」と「ポタージュ味」はアイスとホットのどちらでもOKとのことですが、それ以外はアイス専用。 我が家は「ミルクココア味」と「バナナ味」を購入しています。 ちなみに、1袋のみの注文だと送料がかかりますが、2袋以上を同時に注文すると送料無料になります。

あと、定期購入もありますが、味を知らずして定期購入するだなんて恐ろしくてできません。 まずは「味」を確かめるために「通常購入」の手続きに進みます。

初めにお客様情報の入力。 そして氏名、電話番号、郵便番号、住所、メールアドレス、パスワード、性別までが必須項目で、生年月日、セノビックを主に飲む人の情報(続柄・氏名・性別・生年月日)は任意での入力。 尚、私は「セノビックを飲む人の情報」を知らせることに抵抗があり、任意項目は空欄で次へ進みました。

続いてお届け日時指定をするのですが、赤字で「指定なしの方が早くお届けできる場合がございます」と書かれていたため今回は指定なしにしてみました。 支払いは「クレジットカード・代金引換・振込み」のいずれかで、全て手数料無料。しかも代引き手数料まで無料なんて、さすがロート製薬ですね!

その後、必須項目として「請求書(明細書)を商品と一緒に送る/商品とは別に送る」のどちらかをチョイスし、最後に購入のきっかけに関するアンケートに回答して終了。 さてさて、いつ届くかな?

セノビックを注文したのは朝なのですが、なんとその日の夕方に「商品発送完了」のお知らせがメールで届きました。これにはビックリ。仕事が早いですね。 ということは自宅へ到着するのは明後日くらいかな?ゆうパックで届くようです。

注文翌日、スーパーから帰ると自宅前にゆうパックの車が止まっています。 「セノビックが届くにしては早すぎるし、他に何か注文したんだっけ?誰かからお歳暮かな?」と思いながら家に入ってリビングに向かうと、「ROHTO」と書かれた小さめの段ボール箱が置いてありました。 「ROHTO」え?ロート?っていうことは「セノビック」?

あまりのスピードにビックリ。だって注文翌日の昼過ぎですよ? 「さすがだなー」と思いつつ箱をオープン。すると注文したセノビック2袋と書類がいくつか入っていました。1つずつ見ていきましょう。

まずはセノビックのミルクココア味とバナナ味。市販の粉末ココア(純ココアではなくミルクの入ったもの)と同じようなパッケージとサイズ感で、どちらも内容量は224g。 コップ約28杯分ということなので、単純計算で1回につき8g使って作るようです。

そして、何やら透明の青色のスプーンを発見。その外装ビニール袋に「すりきり1杯で約8g(1回分)!」と書かれています。 どうやらこれが「セノビック専用スプーン」のようです。プレゼントしていただけるなんて思っていなかったため嬉しさ倍増!これなら計量がラクにできます。

その他には挨拶状、お買い上げ明細書兼請求書、セノビックのことが詳しく書かれた「セノビックはじめてブック」、作り方が詳しく書かれた防水の説明書、「セノビック通信」という子ども新聞のような読み物、「お客様の声」がまとめられた用紙、定期コースの紹介チラシ、注文はがきが入っていました。

それでは飲んでみましょう。 どうか、我が家の長男が自分から「飲みたい」と言ってくれるような味でありますように!

ミルクココア味の感想

ミルクココア味はホットでもアイスでも飲むことができます。 ホットは、小スプーン中盛り2杯(セノビックスプーンならすりきり1杯(約8g))に30mlの温かい牛乳を加えて良くかき混ぜたあと、さらに120mlの温かい牛乳を加えてかき混ぜたら完成。

アイスはホットと作り方は同じ(温かい牛乳を冷たい牛乳に置き換えます)。 あと、ふとパッケージの表側を見ると、「ミルクココア味」という文字の下に「ポリフェノール in」と書かれています。 さらに、ビタミンC、鉄、たんぱく質もたくさん入っています。実は美容にも良いのです。

ちなみに、小学生がおでこニキビで悩んでいるにてニキビのケアの1つとして成長応援飲料を勧めています。 将来、お子さんがニキビで悩まないようにするためにも、成長応援飲料は役立つので早めに飲ませるといいです。

それでは、アイスとホットを作っていきます。

アイス

まずコップにセノビックを8g入れてから冷たい牛乳30mlを注いで混ぜてみたのですが、なかなかキレイに溶けてくれません。 15秒ほどしっかりとかき混ぜることでようやく溶けてくれました。 更に牛乳120mlを注いで軽く混ぜて完成。

まずは私(母)が試飲します。 ドキドキしながらゴクンとひと口。「ん?あれ?これ、普通のココアじゃん!」 見た目も香りも市販のミルクココアと同じで飲みやすい。 普通のココア味なので、ココア好きな子なら大喜びで飲んでくれるはずです。

早速、長男に出来上がったミルクココアをあげると、初めは若干警戒していましたが、ひと口飲んで「おいしい!」と笑顔に。 その後、あっという間に飲み干してしまいました。その後、長男の口から「これから毎日飲みたい」という言葉まで飛び出しました、5つ目の成長期飲料でやっと長男でも飲める成長期飲料を見つけました。

最後に、飲み終わったコップの底を見ると、溶け残った粉末が溜まっていませんでした。 アイスの場合、最初にしっかり混ぜればキレイに溶けることがわかりました。

ホット

ホットもアイスと作り方は同じ。 カップに8gの粉末と30mlの温かい牛乳で10秒ほど混ぜた後に、残りの120mlの温かい牛乳を注ぎ、軽く混ぜたら完成。 カップに顔を近づけると、甘いココアの香りがします。見るからに美味しそう。

やはり牛乳が温かいと粉末が溶けやすいようで、冷たい牛乳で作ったアイスの時に比べると短時間でダマが無くなりました。

早速、アツアツのセノビック(ホット)を口に含んだ途端、思わず「あー、美味しいね!」と声を上げてしまいました セノビック(ホット)は苦味が強くて濃厚な大人のココアとは違い、ミルク感が強く甘いので子供ウケしそうな味です。

「これ、本当に成長期応援飲料なのかしら?」と思わずと疑いたくなるくらいおいしいです。 ただ、飲んだ後に普通のココアでは感じないクセのようなものがちょっと残るような気がするものの、ゴクゴク飲んでしまえば分からないでしょう。

それでは長男にもホットを飲んでもらいます。 すると長男の感想は「アイスよりも甘いね」とのこと。 その後「ホットも飲めそう?」と長男に聞いてみると「うん」。

「あ~~よかった」 これからおやつには「セノビック」を出すのでしっかり飲んでね。

今月のキャンペーン内容を確認する

バナナ味の感想

バナナ味はアイス専用です。 ちなみにミルクココア味のパッケージには「ポリフェノール in」と記載されていましたが、バナナ味のパッケージには「プロテイン in」と書いてあります。 「プロテインって、あのプロテイン?飲むと筋肉がムキムキになってしまうの?」とドキドキした私。

でもプロテインを飲むだけで筋肉が付くわけではないのでご安心下さい。 プロテインの主成分はタンパク質なのですが、タンパク質はカラダ作りのもと。つまりグーンと成長する成長期にはプロテインなどのタンパク質を摂るのはとってもいいことなんです。

まず牛乳と混ぜる前に粉末をペロッと舐めてみたところ、甘味と渋みが一度に押し寄せました。甘いのは理解できるけれど、なぜ渋い? 原因が何にせよ「粉末をそのまま舐めるべきではない」ということがわかりました。 牛乳に混ぜて飲むことが前提ですからね。

ところが、セノビックに同梱されていた「セノビックはじめてブック」のQ&Aコーナーには「牛乳で飲む以外の飲み方は?」という質問に対して、「ヨーグルトやアイスクリームに混ぜたりシリアルにかける」という方法が紹介されていました。ヨーグルトとアイスクリームは美味しそうだけど、シリアル? 尚バナナ味はミルクココア味と同じ作り方なのでうっかり間違える心配がないのは嬉しいですね。

まず30mlの牛乳で溶くとミルクココアと同様によくかき混ぜる必要があります。15秒程度勢いよく混ぜるとダマが無くなり滑らかになりました。 その後、牛乳120mlを注ぎ、さらにかき混ぜて完成。白い牛乳が薄い黄色に変身しました。

さて、「セノビック バナナ味」はパッケージを開けたときでかなり強めにバナナが香っていたのですが、牛乳と混ぜるとさらにバナナの香りが広がります。 果物のバナナそのものの香りというよりはバナナ味のお菓子のような香り。

さて、まずは、私が出来上がった「セノビック バナナ味」を試飲。 コップを口に近づけたところ、顔周辺が「バナナ~」という甘い香りに包まれました。おー、これはかなりバナナだ。 ひと口飲むとまずガツンとした甘さを感じ、その後にわずかな渋さを感じました。 味自体は甘くて美味しいので、気にしなければ問題なく飲むことができるでしょう。

本物のバナナで作ったバナナジュースはトロっとしているイメージですが、「セノビック バナナ味」はトロミ無しでサラッとしています。牛乳の味もしっかりと残っているので「バナナミルク」といった感じです。 ちなみに、バナナが大好きなの夫に飲んでもらうと、案の定「うまい」と笑顔。予想通りの反応に笑いそうになりました。

夫が飲み切ったコップの底を見ると、溶け残った粉末はありません。冷たい牛乳で溶かしたのによく溶けたなーと感心。 「これなら長男も飲めそう」ということで長男に作ってあげました。 すると「バナナのニオイだ~~」と言いながらごくごく飲む長男。 その後「お!おいしいね~~」

「あ~~よかった」

最後に、「ミルクココア味とバナナ味どっちがおいしかった?」と長男に聞いてみると、「ミルクココア味のほうがおいしいけど、バナナ味も飲むから買ってよ」とのこと。 「はいはい、わかりました。あなたが飲むならミルクココア味とバナナ味を買っておきます。その代わり、残さずに飲んでよ」

セノビックの公式情報です

「セノビック飲ませたいけど、うちの子、牛乳飲めないんだよね・・・」

我が家には長男の他に次男がいるのですが、次男は牛乳が嫌い。 そこで、次男には牛乳ではなく豆乳でセノビックを飲んでもらいました。 詳しくは以下のページに書きました。

このページの先頭へ