赤ちゃんを出産するまでの悩みベスト10

メンタル
妊娠するとホルモンのバランスが崩れるのか、喜びよりもはるかに不安の方が大きかったです。無事に生まれてきてくれるか、障害はないか、そのことばかり毎日悶々と考えていました。そして、過去に化学流産を経験しているので、また流産するのではないかと安定期までずっと怯えていました。

そのため、健診の度に心拍が聞けるかビクビクしたり、胎動が少ないと不安になったりすることもありました。 そして、妊娠中期に出血がありパニックになったこともありました。 幸い何事もなかったのですが、妊娠中は常に流産と向かい合わせだということを改めて感じました。

さらに、私はギリギリ高齢出産(35歳以上)ではなかったのですが、「出生前検査」を受けるかどうか悩みました。もし自分の子が障害を持っていたら…これは妊婦さんなら誰しもぶち当たる壁です。

私たち夫婦は不妊治療をしての待望の赤ちゃんだったので、もし障害があっても我が子なら可愛いだろうという結論になり、検査は受けませんでした。妊娠中は人生で経験したことがないくらい無数に悩みます。

そしていっぱい泣きます。今思えば、こうして少しずつメンタルが鍛えられて母親になっていくのかなと思います。今思えば、あまり悩んでばかりいないでもう少しマタニティライフを楽しんだり、産後の生活をきちんと考えておけば良かったと後悔しています。

眠気
妊娠するととてつもなく体がだるくて眠くなります。これは赤ちゃんからのシグナルで「ママ、休んで~」と言っているのだそうです。当時私は仕事をしていたのですが、妊娠初期はまだ誰にも言えなかったので、こっそり抜け出してトイレや食堂で休んでいました。大事なのは仕事よりもお腹のなかの赤ちゃん。そう割り切って、眠気が襲ってきた時は無理せず休憩をとるようにしました。

つわり

妊娠中に困ったことナンバー3は、何と言っても「つわり」です。私は8週目あたりから徐々に気分が悪くなり、はじめのうちは「わ!これが噂のつわりか~♪」なんて喜んでいたのですが、すぐに地獄の底の底をみることになりました。

たまにドラマなどで見かける、口に手をあてて「ウッ!」…これは事実です。人と話していて「ウッ!」、揚げ物の匂いに「ウッ!」、人混みに「ウッ!」、炊飯ジャーの湯気に「ウッ!」、食べ物に「ウッ!」、横になっても「ウッ!」、とにかく毎日何度も「ウッ!」「ウッ!」「ウッ!」なのです。

食べられないので体重も5キロ近く落ちました。何とか食べられたのが冷えたおにぎりとみかんでした。世の中にはつわりがなかったという人もいるので本当に羨ましいです。便器に何度も顔を突っ込むあの生活を思い出すだけで辛くなります。

また、私はつわりのピークが冬だったので、出産後の初めての冬は、冬物の服を見ただけで辛い記憶が蘇り吐きそうになったくらいです。けれど安心してください。ほとんどの人は安定期までにつわりがおさまるので、そのあとは天国。ごはんがウソみたいに美味しくなるので食べ過ぎに注意です。

頭痛
妊娠中はまさかの頭痛に悩まされました。妊娠前はそこまで頭痛になることがなかったのですが、ネットで検索して頭痛がつわりの一種であることを知り納得。薬も飲めずに朝から晩まで耐えるしかありませんでした。頭痛、吐き気、眠気、妊娠中は体の変化が目まぐるしくて、しっちゃかめっちゃかになります。体調がすぐれない時は無理せず休むように心がけましょう。

お風呂掃除
お腹が大きいとお風呂掃除がとにかく大変でした。できるだけ旦那にお願いしていましたが、自分で掃除するときは長い棒の付いたスポンジを買ってきて掃除していました。妊娠中は体を温めると良いので、なるべく毎日湯船に浸かるよう心掛けていました。

頻尿

妊娠すると笑えるくらい頻尿になります。さっき行ったのに「また!」の繰り返しで、行ってもたいして出ないので「何だい!(笑)」となります。どうやらお腹のなかの赤ちゃんがもぞもぞして、膀胱を刺激するのが原因だそうです。寝ている間も何度もトイレで起きました。妊娠したらトイレに通いづめになるので、できるだけ快適空間になるよう準備しておくと良いです。

胎動
妊娠後期、赤ちゃんが大きくなってくると胎動がぐんと激しくなります。お腹のなかでドジョウが暴れているかのごとく、ドルン!ドルン!動きます。元気なのはすごく良いことなのですが、あまりの激しさに「ううっ」と顔をしかめてしまうこともあります。

一番辛いのは仰向けの姿勢。私の赤ちゃんは夜型だったので夜になると暴れ始め、とても眠れませんでした。内臓をドンッ!と押し上げたり、手足でお腹の内側をぬるぅ~りとなぞったり、膀胱をゲシゲシして尿意を促したり、もう胎動は笑うしかないです。

名付け

できれば出産前に決めておきたいのが赤ちゃんの名前。新しい人間が生涯使う名前を決める…考えただけで荷が重くなります。はじめは旦那に任せるつもりでした。旦那も張り切って2000円近くする名付けの本を買ってきたのですが、まあいつまでたっても決まらない。

いくつか候補はあげるけれど、コレ!というのがなく、「まだ?もういつ生まれてもおかしくないよ!」と催促する日々。しまいには「生まれてから赤ちゃんの顔を見て決める」なんてアドベンチャーなことを言い出して少し喧嘩にもなりました。

そんな中、ある日私のところにコレだ!という名前が舞い降りてきました。旦那に告げると「おお!いいね!」と即答。結局しびれをきらした私が名付け親になりましたが、お互いに納得できる名前になって良かったです。ちなみに画数占いはイマイチ…。女の子なのでいずれ苗字が変わるだろうから良しとしました。

こむら返り
妊娠するまで「こむら返り」という意味すら知らなかったのですが、要するに足がつることです。妊婦になると頻繁に足がつります。原因はお腹が大きくなるにつれて骨盤に歪みが生じ、足の筋肉が引き伸ばされるからだそうです。私の場合は毎朝目覚める時に必ずつっていました。これが地味に苦痛なんです。こんなときは、足の親指を掴んでグルグル回すと、わりとすぐに痛みがおさまるので試してみてください。

食事

お腹のなかに赤ちゃんがいるので、自分が食べたものがダイレクトに赤ちゃんに通じると思うと変なものは食べられなくなります。生肉やマグロなど食べてはいけないものも多々あり、食事制限を強いられるのがストレスでした。

私の場合、大好きな「カップやきそば」を我慢するのがとても辛かったです。と言っても我慢できずに月に1回くらいは食べていました。さらに、もっと大好きなお酒は考えないようにして完全に断ちました。いちいちこれは食べてOKかNGか、ネットで検索していたのを覚えています。

マタハラ
いま話題のマタニティハラスメント。私の友人も職場のおばちゃんに明らかに冷たくされ、渋々辞めたそうです。私も仕事をしていたのですが、とても忙しい部署だったので安定期に入ってすぐに辞めることにしました。

妊娠して職場復帰をしたという前例があれば安心していられたかもしれないのですが、IT系だったので周りは20代の若い子だらけ。私のようなおばちゃんが身重の体で居座れる気配は全くありませんでした。

尚、仕事を辞めると保育園に入れるのは難しくなります。ほぼ無理です。幼稚園までの3年間は家庭保育になること、将来のこと、お金のこと、もう少し慎重に考えてから辞めれば良かったと少し後悔しています。

1歳までの育児で困ったこと

肌が弱い

育児を始める前、赤ちゃんのほっぺと言われて想像するのは、お餅のように白くてツルンとしたきれいな肌。しかし、我が家の場合は全く違ったのです。 生後2週間くらいで片方のほっぺたの辺りに湿疹が出てきたと思ったら、生後1ヵ月頃には両頬とおでこまで湿疹が広がってしまいました。

それ以降、時々良くなることはありましたが完治には至らず、湿疹ができる範囲が徐々に広がっていくという感じでした。 湿疹が治まる気配がなかったので、近所の産科メインの小児科へ行きました。

先生に見せるなり、「石鹸で顔洗ってあげてる?」とのこと。産院で入浴指導を受けた際、「新生児の顔は石鹸を付けずにお湯で洗ってください」と説明を受けたので「いいえ、お湯で洗っています」と答えると「石鹸で洗って、しっかり流してあげて」とのこと。

診察後、ステロイド剤の他に、ベビーローションやボディーソープの試供品をもらいました。 さっそくその日のお風呂から、しっかりと石鹸を使って顔を洗ってから、しっかりと洗い流し、お風呂上りにステロイド剤を薄く塗布するようにしました。すると数日で赤ちゃんらしいツルンとした肌になりました。

「良かった良かった」とステロイドを止めてしばらくこと。再び湿疹ができていました。今度は頬、おでこ、頭皮などの広範囲に湿疹が広がり、あちこちを掻き壊してしまいます。 仕方がなく子供が体を掻かないように赤ちゃんのミトンをさせますが、ミトンでこすりさらに悪化。

顔のいたるところから透明のリンパ液が出ていました。掻かないようにするため抱っこ紐で抱っこしていると、今度はおでこを私の体に擦り付けてくるため、また悪化。夜眠る時も顔をこすってしまうため、毎晩両手をつないで寝かせていました。

道ですれ違う赤ちゃんを見ると、みんなお肌がぷりぷり。「何でうちの子だけボロボロなんだろう」真っ赤になった我が子の顔を見て泣きそうになったことが育児をしている間、何回もありました。 そんなある日、「皮膚科に行けば治るかもしれない」と、ようやく気が付き、その日から週1回皮膚科に通う生活が始まりました。

通い始めた当初は、湿疹がひどかったので、塗り薬だけではどうにもならず、かゆみ止めの飲み薬も処方されました。痒みで泣き叫ぶ我が子を育児していると切なくなっていました。 ちなみに、初めての寝返りも、痒さで体をよじっている勢いでくるっと回ったくらいです。

それから症状は良くなったり悪くなったりを繰り返し、真っ赤になった顔を見るたびに何度も何度も涙が出そうになりましたが、痒いのは本人。私はサポートしかできません。 皮膚科に通い、薬を塗り、薬を飲ませ、両手を握る育児はその後もしばらく続き、1歳になるころ、ようやくきれいな肌になりました。

それ以降は、顔に症状が出ることはなくなりましたが、今でも乾燥する時期や季節に変わり目には関節の内側やお腹などに湿疹が出るために皮膚科の薬は欠かせません。 赤ちゃんの顔の湿疹、一番目につくところなので悲しくなります。でも根気よく皮膚科に通うことで結果が出るはずです。

授乳中に泣く

哺乳瓶でミルクを与える場合は、どれくらい飲んだかをきちんと目で見て確認することができます。 ところが、母乳はそうもいきません。実際にどのくらい出ているのかを把握することができません。

ちなみに、産後入院中には授乳指導があり、授乳の前後に毎回子どもの体重を量ることで飲んだ量をチェックしていましたが、退院後はそうもいきません。中には赤ちゃん用の体重計を自宅に用意し、入院中と同じように飲んだ量をチェックするママもいるのでしょうが、私はそういうタイプではありませんでした。

そんなある日の夕方、授乳後に子供が泣くのです。いつもなら「満腹、満腹」と満足そうに眠ってしまう子供が、授乳後に号泣しています。「ん?病気?」と思い熱を測ってもいつも通りの平熱です。 「おかしいな」と思いながらもう1度、授乳してみると、すぐに泣き出します。

「ひょっとして、母乳が足りていないのでは?」と思い、慌ててミルクを作ろうとしますが、何とそれまでミルクを作ったことがなく、慣れない手つきで作ってみました。 そんなことをしている最中も泣き続ける我が子。

やっと出来上がり「ごめんね、お待たせー」と哺乳瓶をミルクを与えるものの、全く飲まず。顔をプイッとそむけ、また泣き出します。 そりゃそうです、哺乳瓶なんて病院で薬を飲んだ時以降使っていないので、生まれてから3回目。

その上、哺乳瓶に入っているのは飲み慣れていない粉ミルク。 しばらくすると、疲れて眠ってしまいました。「うーん、困った、これからどうやって育児していけばいいのか」「そもそも号泣の原因は何だろう?」「本当に母乳不足?」

そこで、ちょっと搾乳してみると、ちゃんと出てきます。「なんでかなー」と首を傾げたその時、「あ!!」と育児書に書かれていたことを思い出しました。 「授乳中にごはんを食べないと、良質な母乳が出ないことがあります。なので、授乳中はごはんをしっかり食べるようにしましょう」

「そういえば今日、ごはんを食べていないな。朝とお昼、パンだったよ」「まさか、それが原因?」 泣き疲れた我が子が眠っている間に慌てて冷凍庫からごはんを取り出し、すぐさま電子レンジで温めて、ふりかけも、おかずも無しでひたすら食べました。

そのおかげか、次の授乳は泣くことなく無事に終了。 この日を境に、育児中の食生活は変わりました。「1日に必ず1回はお米を食べる」という決まりを作ったのです。私の場合はこのペースで食べていれば、しっかりと良質な母乳が出るようで、その後、哺乳瓶が登場することはありませんでした。

妊娠中はもちろんですが、「育児中も子供のために食生活を気を付けないといけない」ということがわかった出来事でした。

ベビーベッドで寝ない

赤ちゃんって、ベビーベッドですやすや眠るイメージでした。 しかし、我が家では違いました。 日中こそ、すやすや眠ってくれましたが、問題は夜です。

抱っこして、ベッドに下ろすとギャー。ベッドに寝かせてトントンしようかと思えば全く眠らず。ベビーベッドで眠ったら眠ったで、今度は「吐いていないかな?」「ちゃんと息してるかな?」と、気になって仕方がありません。

また、生まれたのが12月ということもあり、室温が低いため布団の中もなかなか温まらず、せっかく温まっても3時間おきの授乳で、温かい布団から出さなければなりません。すると、授乳が終わるころには布団の中、子供の体は冷え切っています。

本当は部屋をずっと温めておきたいところなのですが、空気の乾燥と電気代が気になってエアコンを付けっぱなしにはできません。 「うーん、どうしたものか」と色々試行錯誤してみます。

まずはベビーベッドを大人用のベッドにくっつけて、いつでも手が届くようにセッティング。「これなら横になったまま手を伸ばし、トントンできるぞ」と実践したものの、我が子までの距離が若干あるために電気を消してしまうと吐き戻しの確認ができません。この方法は我が家ではダメなようです。

また、吐き戻し防止策としてベビーベッドのベッドパッドの下に丸めたバスタオルを挟み、子供の上半身が高くなるようにしました。これで胃からの母乳の逆流を防ぐことができるはずです。 さて、セッティングはオッケー、授乳後にベッドで寝かせます。

「うん、大丈夫そう」と私も一緒に眠ろうとしますが、どうも気になって仕方がありません。 しばらくして横目で眠っている子供をチェックすると、ベッドの坂道からずり落ち、斜めに眠っています。「こりゃダメだ」この作戦も却下です。

「こうなったらベビーベッドを使わずに一緒のベッドで添い寝してみよう」と決意。吐き戻し防止のため枕を使いたいところですが、だんだん頭がずれてしまうので、代わりに腕枕をします。 今まではベビーベッドで2時間経つか経たないかのうちに目を覚ましていた子供。

ところが、添い寝をするようになってから、4時間以上眠ってくれることもありました。 密着していることによる安心感で、ぐっすり眠ることができるのでしょう。私もすぐそばで子供の顔を見ることができるので安心して育児ができます。

しかも、吐き戻しも呼吸音も、しっかりと確認できます。添い寝って素晴らしい。 ただ、添い寝によってママが赤ちゃんを窒息させてしまう事故もあるので、育児中に添い寝をする際は十分に注意してください。

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